仲が良すぎて困る!?erikonailは、やるときはやる女子の集まり『erikonail OMOTESANDO』
スタッフ、従業員が気持ちよく働くための環境づくりや取り組み、普段のスタッフの顔などが見られるのが、「Back Stage」です。
サロンやショップに入ってから、いろいろと分かることもありますが、今回は普段目にすることがない“裏舞台”を紹介します。みなさんの考えにマッチする取り組みなどが分かるかもしれませんので、要チェックですよ!
ネイリストとしての仕事はもちろん、スクールやイベント、商材の開発にも携わるerikonail OMOTESANDのスタッフたち。忙しい日々のなかでどのように働きやすい環境を築いているのでしょうか? erikonail OMOTESANDO店長/クリエイティブチーフの久米かおりさんにお聞きしました。
仕事への想いが同じなら自然と仲良しに
「表参道サロンの技術スタッフ(ネイリスト)は15名、受付や同じビルにあるスクールのスタッフと本社スタッフを含めると25名ほど。全員女性で、現在3名が産休中です。私自身も産休後に復職したように、働きやすい環境が整っていると思います。
よく、女性だけの職場はいろいろあるんじゃないかといわれますが、まったくその逆です。erikonailの主宰である黒崎を技術者として尊敬しているのはもちろんですが、彼女は裏表のないまっすぐな人柄なので、自然とこの会社にはそうした気質のスタッフが集まっています。女性ばかりの職場ですが、“まずはそれぞれに与えられた仕事をしっかりこなしてこそ”という体育会系なところがありますので、風通しがいいです。そして、なによりみんなネイルが大好きという気持ちでつながっています」
「サロンワークのほかにもスクールでの講師やイベント、商品開発などネイルにまつわる仕事がいろいろありますし、シフト制ですから毎日同じ時間に同じ人が揃うわけではないので、情報を共有して進めることも多い。仕事をうまく回すためにはみんなで連携して協力しなければなりません。逆をいえば人間関係がしっかりしていなければ仕事もうまく回らないということですね。うまく回っている背景には、たくさんのベテランスタッフの存在があると思います。先輩をお手本に若い人たちが育ってくれているので、いい流れができています」
仲良しでも仕事とプライベートのメリハリはきちんと
「スタッフ同士は本当に仲が良くて、逆に仲が良すぎて困るくらい(笑)。よく一緒に旅行したりしているので、『同時に休むのは3人までにしてね』とお願いをしています。ただ、どんなに仲良しでも仕事とプライベートのメリハリはしっかりしていて、仕事中はベテランスタッフがバシッと指導をしてくれるので、店長としてはとてもありがたいです。
今はサロンもスタッフも増えたので全員参加の社員旅行やレクリエーションは難しくなってしまいましたが、小さな単位でセミナーや勉強会をこまめに開催しています。技術や接客のスキルが上がるともっとネイルが楽しくなるし、もっと仕事がしやすくなります」
erikonailのスタッフになるには?
「応募条件としては黒崎えり子ネイルビューティカレッジを卒業することは必須ではありませんが、結果的に現在の技術スタッフは全員卒業生です。ネイリスト検定の1級が応募条件ですが、こちらもカリキュラムに含まれています。面接と技術の試験の後、4ヶ月間の研修があり、技術はもちろん、接客や事務などすべての業務を覚えていきます。
入社後は長く勤めて店長や幹部になる人もいますし、独立して開業する人もいます。退社した元スタッフにイベントなどで会う機会も多いので、その後もネイリストとして活躍していると聞くととても嬉しいです」
——黒崎さんの仕事を信頼し尊敬するスタッフなら、自分の仕事に対する考え方もきっと同じ。おのずと仲良くなるのもうなずけますね。次回はおすすめの商材をご紹介します。
Shop Data
erikonail OMOTESANDO
住所:東京都渋谷区神宮前5-1-3 Omotesando Keyaki Bldg. 8F
TEL:03-3409-5577
月~金11:00~21:00、土日・祝10:00~19:00 無休(年末年始を除く)
http://www.erikonail.com
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