いくつになっても美しくありたい女性のための一軒家サロン『クラン・シュプール表参道店』
サロンやショップはお客さまをお迎えする場であり、コンセプトを形にする場であり、スタッフにとっては職場でもあります。
「On Stage」では、お店づくりのアイデアがいっぱいのお店にとっての“表舞台”をご紹介します。
忙しい現実を離れてスイッチをオフにできる空間を
エステサロン「クラン・シュプール表参道店」は、オリジナルの「フランス式骨格矯正グランデ」や高性能機器を用いたアンチエイジング効果のある施術が人気の恵比寿のサロン「クラン・シュプール」の2号店です。2016年の6月にオープンしたばかりの同店で、代表の松本如央さんにお話を伺いました。
2号店の出店にあたり、1年以上探し続けてやっとこちらの一軒家に巡り会えたそうですが、なぜそこまで一軒家にこだわったのでしょう。
「広い空間で、現実を離れて別空間にいるような感覚でゆっくりと疲れを取っていただきたいと思ったんです。お客さまは30代から40代の女性がメインですが、お仕事などで頭が一杯になっている方が多いので、一旦そういうものを切り離してスイッチをオフにするために、あえてこういう空間を作りました。リラクゼーションには空間も大切な要素ですから」
また、広い空間のサロンを作ったのはそこで働くスタッフのためでもあるのだそう。
「空間が広いと、働くスタッフにとっても全然違うと思います。私もテナントの店舗で長く仕事をしてきたのでよくわかるんですが、天井が低かったり風通しがよくなかったりすると疲れやすくなってしまいます。スタッフが元気だとそれもお客さまにも伝わりますから、そういう意味でも一軒家にこだわりました」
年齢を重ねた女性の気持ちに応える「フランス式骨格矯正グランデ」
クラン・シュプール代表の松本如央さん。スキーのインストラクターを経てエステティシャンに。施術歴は22年。長年勤めたサロンから独立し、2011年、恵比寿に「クラン・シュプール」を、2016年に2号店の「クラン・シュプール表参道店」をオープン。取得資格はシデスコ認定インターナショナル国際ライセンス、AEA認定インターナショナルエステティシャン資格、協会認定トータルエステティックアドバイザー、CPE電気脱毛士国際認定資格、AEA認定講師資格など多数。著書に『大丈夫、きっとうまくいく—起業から成功までの秘訣をお裾分け』(七星出版)がある。
クラン・シュプールといえばオリジナルの施術法である「フランス式骨格矯正グランデ」が人気ですが、一体どういう施術なのでしょう。
「なぜ“フランス式”なのかとよく聞かれるんですが、フランスはリンパドレナージュの発祥の地なんです。そこからエステティックやボディマッサージが発展していったんですね。日本やアジアは“痛気持ちいい”のを好みますが、本来のリンパドレナージュは日本のものとは全然違ってどちらかというとやさしい感じです。欧米人は肩が凝らないといわれるように、私たちとは身体が違うので概念も違いますが、リンパを流す、老廃物を排出するということは同じです。そのリンパドレナージュと日本の整体やマッサージのいいところを融合したオリジナルの施術法です」
開発にあたり、松本さんと同年代の女性の気持ちを追求しました。
「やはり年齢を重ねるに連れてどん欲になるといいますか、私は46歳ですが、私がお客さまだったら、整体だけではもの足りないし、リンパドレナージュの気持ちよさだけでも満足できないと思うんです。自分と同年代の女性だったらきっと、老廃物を流してむくみを取りたいし身体のラインもきれいにしたい、リラクゼーションをしたいけれど施術後のすっきり感も得たい——。このような希望に応えられるよう、リンパや老廃物を流すことと骨格矯正を一緒にできるように開発したのがこの『フランス式骨格矯正グランデ』なんです。これをベースにマッサージやお手入れ、機械による施術などを組み合わせてコースをオーダーメイドなさるお客さまが多いですね」
——クラン・シュプール表参道店では別世界のような空間で、まさに“いいとこ取り”の施術が受けられるんですね。次回はその裏舞台をご紹介します。
Shop Data
クラン・シュプール表参道店
住所:東京都港区南青山4-17-51
TEL:03-6317-1622
営業時間:10:00~22:00 不定休
http://www.courant-spur.com
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