美容を通して人生を輝かせてほしい。スタッフの成長ファーストな企業「BRIDGE」大川正博さん

美容業界を支える企業の魅力を紹介する本企画。今回ご登場いただくのは、2013年に創業し、現在は美容室とネイルサロン、アイラッシュサロンを東京都内を中心に30店舗以上構える「BRIDGE」です。

前編では代表取締役を務める大川正博さんに、「BRIDGE」の成り立ちや企業理念、ここまで企業を成長させることができた秘訣について伺います。

創業から2年間で4店舗と順調に店舗展開していった「BRIDGE」。その背景には、積極的にスタッフからの意見を吸い上げ、働き方や労働環境の改善に力を入れてきたことがあるといいます。

今回、お話を伺ったのは…

「BRIDGE」代表取締役

大川正博さん

茨城県出身。美容学校を卒業後、都内ヘアサロンに入社。その後、転職した2社目でマネージャーまでキャリアアップ。2013年、企業に在籍しながら「BRIDGE」を個人開業し、2015年には法人化。代表取締役を務めている。

時代性に沿った働き方をスタッフに届けたい

順調に店舗展開できたのはスタッフ1人ひとりに寄り添ってきたからだと話す大川さん

――まずはBRIDGEの成り立ちをお聞かせください。

弊社は2013年に、私が企業に在籍しながら個人開業したところからスタートしました。新宿に1店舗目をオープンし、4店舗ほどまで展開できたため2015年に法人化。そこからも着実に店舗数を増やしていき、現在は都内を中心に美容室、ネイルサロン、アイラッシュサロンを30店舗以上構えています。

――創業期から順調に成長されていますが、その秘訣は?

時代によって異なりますが、創業期の秘訣としてはスタッフに寄り添ってきたことが大きいと思います。現在は店舗数が多いため店長などに任せていますが、当時は僕自身も店舗を訪れて頻繁にスタッフとミーティングしていました。そこで、スタッフ1人ひとりの意見を吸い上げ、働き方や労働環境の改善に努めていたんです。

――実際にスタッフの方の意見で改善したことを教えてください。

いくつもありますが、ひとつ挙げるなら商材のラインナップです。商材の種類が豊富だとお客様に提供するメニューの幅が広がるだけでなく、スタッフのモチベーションにもつながるという意見から、最新の商材を取り入れることを意識するようになりました。

美容業界はトレンドの移り変わりが激しいため負担もありますが、常にスタッフが時代性に合ったスタイルを打ち出せることを優先しています。

――トレンドのキャッチはどのように?

マーケティングは僕が中心となって行っています。キャッチした情報をもとに、リブランディングという形で既存のサロンをコンセプトから内装、メニューまで大きく変えることもありますね。過去にはナチュラルから韓国風にテイストが変わったサロンがありました。またこれらの情報は新しいサロンを作る際にも役立っています。

トレンドを常にキャッチし、魅力的なメニューを打ち出すことは集客にもつながっていると思いますね。

講習はすべて企業負担。スタッフの人生を輝かせるための成長サポート

スタッフが理想の働き方をできるように地方出店をしたという大川さん

――スタッフの方を常に優先されているのですね。

そうですね。弊社では「美容を通して人生の輝ける場所を作り続ける」を理念に掲げていて、ここまでお話した出店もスタッフの輝き、つまり成長を目的として取り組んでいます。実際、過去には地元で働きたいというスタッフに合わせて愛知県の豊橋や、大阪府の堺東に出店しました。理想の働き方をするとスタッフは心が豊かになりますし、そのようなスタッフのもとには素敵なお客様が集まってきて、結果的に企業の成長にもつながるんです。

――なるほど。

また、成長のサポートとして自由参加型の外部講習を定期的に開催しています。都内の某有名サロンで働く方などが講師を務めるため、レベルの高いスキルを身につけることができるんです。ほかにもオンラインでカットなどの技術を学べる外部サービスを企業負担で利用できるようにしています。

――ほかにもスタッフが働きやすいように取り組んでいることはありますか。

産休・育休取得の徹底や、復帰後は保育園などの送り迎えができるように時短勤務が可能です。また、小学3年生までの子どもがいるスタッフには、1人当たり月1万円の手当も支給し、育児中の収入面の不安もできる限り取り除いています。

実際、弊社のスタッフは女性が8割を占めていて、子育てしながら働く方も多くいるのですが、直近5年間で育休復帰率はほぼ100%です。

悩みは小さいうちに摘みとる。モチベーションを下げない定期面談

成長しやすい環境をフル活用して努力し続けてほしいと話す大川さん

――スタッフのモチベーション維持のためにはどのような取り組みを?

先ほどお話しした働き方改善のためのスタッフミーティングとは別に、月に1回の個人面談をスタッフ1人ひとりに行っています。店舗スタッフには相談しづらい悩みもあると思うので、面談の担当者は第3者の立場をとれるマネージメント部の社員です。とくに新人のスタッフは挫折しやすいと思うので、悩みは小さいうちに摘みとることを心掛けています。

――スタッフに求めていることは何でしょうか。

日ごろから感謝を忘れず、現状に満足しないでほしいです。日ごろから熱心に働いてくれているスタッフのみんなには感謝しています。ただ人は慣れが起こると、徐々に衰退していきます。ここまでお話したように弊社には成長を目指せる環境が整っているので、それらを当たり前に思わずフル活用して常に努力し続けてほしいです。


後編では、研修内容や「BRIDGE」で働くことのやりがいについて伺います。入社後はアシスタントとしてサロンワークに取り組みながら社内アカデミーで接客や基礎技術を学ぶことができる「BRIDGE」。アカデミーで効率的に身につけた技術から入客が可能になるため、顧客の獲得がスムーズになるといいます。

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株式会社BRIDGE
住所:東京都立川市柴崎町3-9-7
TEL:042-519-3589

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