足元にトレンドを取り入れるのが小粋！【サロンで目を引くおしゃれワザ！ ＃2】

いよいよおしゃれが楽しい秋がもう目の前に。でも、まだまだ暑い日が多く、中途半端なこの時期は、いったい何を着たらいいのか本当に迷いますよね？

そこで、雑誌や書籍で活躍中の人気スタイリスト・大沢早苗さんにご登場いただき、シンプルな洋服をおしゃれに見せる、小物の使い方を教えてもらいました。

おしゃれをすると仕事に行くのが楽しくなるし、お客様とファッションの話で盛り上がるかもしれません。ぜひ、参考にしてくださいね。

まずは１足、トレンドの靴を買ってみよう

季節は秋でも、まだ暑いとなかなか秋物を着る気になれないものです。そんなときは、足元だけでも秋っぽいトレンドを取り入れるのがおすすめです。
「まずは気になる靴を、１足買ってみるのはどうでしょう。洋服が夏っぽくても、足元で秋を意識するとコーディネートが変わりますよ」と大沢さん。

大沢さんが購入した靴は、スタッズつきのペタンコのもの。「バッグにスタッズは定番になりましたが、靴にも増えてきました。これをはくだけで、コーディネート全体が秋っぽくなります」

スタッズつきの靴をはいたコーディネート。色の違うデニムのシャツとハイウエストのワイドパンツを合わせ、スタッズつきの靴をはきました。足元からチラリと見えるスタッズがおしゃれです。
「カットオフのデニムは、秋冬も引き続き注目のアイテム。ハイウエストもトレンドで、トップスの裾をインして着ます」

靴に靴下を合わせて、秋仕様に

夏は素足ではいていたサンダルは、靴下と合わせます。
「カジュアルなサンダルには、コットンの靴下よりはナイロン素材など光沢感があるものを合わせます。適度なラフさがおしゃれに見えます」と大沢さん。また、あえてカラフルな靴下をはいて、足元を目立たせるのも今の流行です。

「靴下の色は同色にして靴の存在感を抑えるのは、初心者さんでも挑戦しやすいコーディネート。靴が映える色の靴下を選んで、足元をコーディネートのアクセントにしてもいいでしょう」
靴下をカラータイツに替えると、さらに秋っぽくなります。

レースアップのメンズライクな靴は、あえて足元が印象的になるように、カラフルな靴下を合わせます。靴のテイストに合わせるように、靴下もメンズっぽく。幅広のパンツにコーディネートすると、歩くたびに裾からカラフルな靴下がチラリと見えておしゃれです。

ヒールにある靴にも、靴下を合わせて今っぽく

秋になると、女性っぽいヒールのある靴もはきたくなりますね。
「ヒールに靴下を合わせてカジュアルダウンするのが、今のトレンドです。手持ちのヒールのある靴も、今年っぽくなるので試してみてください」

ヒールにストライプの柄が入った靴下を合わせました。ミモレ丈のスカートとバランスを見て、靴下をラフにたるませます。

同じ靴下と靴ですが、靴下を折ってみました。あえて、裏地のグレーを見せてもおしゃれです。

＃３は、スカーフ使いのお話です。お楽しみに。

手づくりのシューキーパー

さらしで作ったシューキーパー。さらしを袋状に縫って、綿と乾燥させたローズマリーを入れ、口を縛ります。スタンプを押してかわいさアップ。
「安くてナチュラルな雰囲気のさらしは、手づくり小物に重宝します」と大沢さん。

取材・文／大橋史子（ペンギン企画室）
撮影／AJHAJHA

Information

大沢早苗さんの著書「大人女子のためのワードローブ改革」（主婦と生活社／￥1,188）

「洋服をたくさんもっているのに、明日着る服がない」「自分に似合う服がわからなくなった」など、おしゃれに悩む女性たちに声をたくさん聞いてきた大沢早苗さんが提案する、おしゃれアドバイス。悩める大人女子５名のクローゼットカウンセリング、ベーシックアイテムの選び方＆着回しテク、クローゼットの整理術など盛りだくさんの内容です。

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