香りのおしゃれで差をつける!仕事に生かす香水の使い方
「香り」は、女性にとっておしゃれに欠かせないアイテム。ファッションの仕上げでもあり、自分の魅力を引き立ててくれる武器でもあります。それを熟知していて、仕事・デート・遊び…などシーンによって上手に使い分けている人もいます。
でも、プライベートなシーンでは、好みの香水でもいいのですが、仕事場では香りの選び方はマナーやセンスを問われるもの。香りが場面に合っていないと逆効果を招くこともあるのです。
とくにサロンワークなど、接客業の場合はより注意が必要。香水を上手に使うにはどうしたらいいのか、アドバイスしていきます。
仕事場での「香り」のマナーとは
仕事場に香水をつけてくる人をどう思うか…に関してのアンケートでは、「好みの香りならいい」「汗臭いよりいい」という人が圧倒的に多いようです。ただし、「つけ過ぎはいや」「セクシー過ぎる香りは好きではない」という意見は男女ともに共通しています。仕事場に香水をつけていくときには、自分の好みだけで香りを選ぶのではなく、ほかの人に不快感を与えないように配慮するのが大人のマナーです。
とくに接客業の場合は、香りで好感をもってもらえるように繊細な注意と気配りが必要です。
仕事場に香水をつけていくときの注意点とは?
1.つける量は控えめに
プンプン香るほど香水をつけるのは、プライベートでもマナー違反です。仕事場につけていくときには、ほのかに香る程度にしてください。直接、首筋や手首に吹きかけず、空中にスプレーしてそこを通り抜け「身にまとう」くらいの感覚にしましょう。また、ハンカチにスプレーしてポケットに忍ばせるのもおすすめです。
香水は控えめにつけたつもりでも、上半身つけると意外と匂います。ふくらはぎや足首につける…など、下半身につけるほうがいいでしょう。
2.換気のない部屋でミーティングをするときにはつけない
換気が十分ではない狭い部屋でミーティングがあるときには、香水をつけるのはやめましょう。
3.セクシー系の強い香りはNG
オリエンタル系(動物性香料のミステリアスでセクシーな香り)の香水は、夜にドレスアップしたとき使うものです。昼間の仕事場にはふさわしくないのでやめてください。
仕事の場に向いている香水とは?
仕事の場にむいている香水といっても、シチュエーションによっても異なります。
サロンやオフィスでは…
セクシーで甘ったるい香りは、オフィスにはふさわしくありません。クールで知的な印象を与えるシトラス系や、さわやかなフレッシュな雰囲気のグリーン系がおすすめです。
接客業では…
お客さまとコミュニケーションする場面が多い接客の仕事では、とくに注意が必要です。淡いフローラル系やグリーン系など、清潔感のある香りをほのかに香らせるのもよいでしょう。
パーティーなど華やかな場に招かれたとき
昼間の仕事場では、ほんのわずかに香る程度に香水をつけている人でも、パーティーや結婚式など華やかな場に招かれたときには、いつもと違う香水のオシャレを楽しみましょう。普段はさわやかで知的な香りがほのかにしている人が、ちょっと女性らしい香りを漂わせていると「おっ!」と思わせることができます。とくに、お目当ての男性がいるときには、いつもと違った印象を与えることができるのでおすすめです。
とはいえ、セクシーなムスクやアンバーなど動物系の香りはNGです。仕事関係のパーティーの場合は、控えめな香りを選ぶのが安全です。
おすすめは、好感度No.1のフルーティー&フローラル系の香水。“かわいい印象”を与えたいなら甘い雰囲気のフルーティー系の香り、“大人の女性”の印象を与えたいなら、上品なフローラル系がおすすめです。
小粋な香り美人になるには?
香水は使い方次第で、あなたの印象をぐっと引き立てることができます。香りの選び方や注意点のほかにも、以下のようなことを意識すると、ぐっと「香り美人」になります。
それは、同じ系統の香りを使うこと。最近では、香水だけではなく、ボディーソープ・ボディシャンプー・ボディミルク・ボディミルクなど同じ香りの製品をラインで販売しているブランドも多くなりました。お風呂で使う香り、お風呂上がりに使う香り、そして出かけるときに仕上げでつける香水が同じ香りだと自然に身体になじみます。
寝具や下着などにも同じ香りがつくので、香水だけよりも、自然と肌からいい香りが漂うようになるのです。香りを味方にして、素敵な大人の女を上手に演出してみましょう。