ジェルネイル用LEDライトのプロ用はどこが違うの? おすすめのLEDライトを紹介!
ジェルネイルは、さまざまなデザインを楽しむことができ、立体的で艶のあるネイルとして急速に普及し、女性を中心に人気となっています。ジェルネイルはご存じのとおり自然乾燥ではなく、専用のライトを照射することで硬化します。自宅でジェルネイルを楽しめるキットなども登場し、気軽にセルフでジェルネイルができるようになってきていますが、ジェルネイルをしっかりと固め仕上がりを左右するのが「ライト」です。
ライトにはプロ用とセルフ用がありますが、どんな違いがあるのか気になる人も多いことでしょう。ここではジェルネイルの仕上げにどんなライトが使われているのか、セルフ用やプロ用の違い、おすすめの商品についてご紹介していきたいと思います。
ジェルネイル用ライトのプロ用とセルフ用の違いはワット数
ジェルネイル用ライトには、いくつか種類があり、一般的に知られているのはUVライトとLEDライトです。最初に登場したのはUVライトのほうですが、近年急速にLEDライトが普及し、専門技術を習得したネイリストやサロンなどでの使用が主流になっています。
両方の特性を兼ね備え、さまざまなメーカーから登場しているのがハイブリットライトです。ハイブリットライトは、セルフでジェルネイルを楽しむ人の間でも人気になっています。
プロ用とセルフ用で使用されるものの違いは、ワット数です。ワット数とは光の強さを指し、ワット数が高いほど固まるスピードはアップします。サロンなどでは、お客様をできるだけ待たせないために、硬化時間を短縮させる目的でワット数が高いものを使用することが多いです。
しかし、ここで注意したいのが、LEDタイプのものではワット数は硬化速度にあまり影響しないということ。LEDで重要なのはワット数ではなく、光の波長です。LEDはUVに比べると光の波長が長く、半分ほどの時間で硬化します。そのため、消費電力が少ないのが特徴です。購入する際は、ワット数に加え、光の波長がどのくらいなのかについてもチェックしましょう。
硬化する仕組みを再確認|UVライトとLEDライト
UVライトとLEDライトはそれぞれ硬化する仕組みが異なります。ここでは、それぞれの違いについてみていきましょう。
UVライトで硬化する仕組み|UVライトの波長
UVライトでなぜジェルネイルが硬化するのだろうと疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。この仕組みは、ジェルネイルに含まれる成分が関係しています。まず、ジェルネイルには合成樹脂と光重合開始剤が含まれています。
この光重合開始剤がUVに当たると化学反応を起こし、固まるという仕組みになっているのです。自然乾燥するだけではジェルネイルは固まらないということを知っておくことが大切ですね。またLEDよりもUVのほうが、波長が短く、硬化する時間は1~2分とLEDよりも長めなのが特徴です。
LEDライトで硬化する仕組み|LEDライトの波長
ジェルネイルは、LED照射によっても化学反応を起こし硬化します。UVと波長が異なるのが特徴で、可視光線と呼ばれる光はUVよりも波長が長いです。そのため、30秒ほどですぐにジェルネイルは硬化します。
ジェルネイルがスピーディに仕上がる分、ハイパワーです。そのため、爪が薄い人や肌の弱い人は、照射による熱さを感じやすくなります。専用の手袋をしたり、時間を置いたりして照射を再開する場合もあるのです。
このようにジェルネイルは可視光線や紫外線などの光に反応しますが、光の波長に合うジェルを選ばなければ、きちんと硬化させることはできません。ジェルにもUV専用のものとLED専用のものがあります。硬化に失敗しないためにも事前にジェルの種類についても確認が必要です。
どんなLEDライトが人気? プロの方にもおすすめの商品をご紹介!
多数のメーカーからUVとLEDライト両方出力するものが販売されています。便利な機能が付いており、セルフネイラーの方も必見です。ここでは、プロのネイリストの方にもおすすめしたい商品をご紹介していきたいと思います。
SHAREYDVA|UVLEDライト LUNA
UVとLED両方のライトが出力するハイブリッドライトです。それぞれ別に専用のジェルネイルを選ぶというストレスがありません。白くて清潔感のあるシンプルなデザインが特徴で、操作も簡単です。
タイマーは10、30、60秒から選ぶことができ、ボタンを押してすぐに照射がスタートします。「ローヒートモード」によって、99秒の間に2段階に分けて照射力がアップする仕組みです。初期熱を和らげ、照射時に感じる熱さを軽減できます。爪が薄く、熱さを感じやすい人でも安心して使用することができるでしょう。
BEAUTY NAILER B.N. |UV&LED ミックスライト
UVとLED両方に対応した製品です。タイマーは5、30、60秒を選択できます。ワット数は24Wと48Wがあり、お客様の爪の状態や用途に応じて、切り替えが可能です。また、反射板がマグネット式になっており、簡単に取り外すことができます。万が一ジェルやレジンなどで汚れてしまっても、お手入れが簡単なので常に綺麗な状態を保つことができるでしょう。
Fleurir Gel |ハイブリッド LED ライト
UV・LEDジェル両方に対応した製品です。10、30、60秒でタイマー設定ができます。デジタル表示になっており、操作方法もシンプルです。内面反射板が付いており、全体に光を効率的に当てることができます。仕上がりのムラを抑えてジェルをしっかりと硬化させ、仕上がりの美しさもアップするでしょう。手を入れるとライトが点滅する自動点灯機能付きで、性能に優れたアイテムです。
PREGEL|レクシアEX 36W マルチLEDライト
丸いフォルムをしたこちらの製品は、LED・UV両出力タイプになります。タッチパネルで、操作は簡単です。10秒、30秒、60秒、90秒とタイマー設定ができ、硬化熱軽減パワー機能で初期熱を緩和し、照射時に熱さを感じにくくする効果があります。
底板はマグネット式になっており、取り外すことができるので、掃除もラクです。また開口部分は広々としており、ジェルが内部に付着して汚れたり、作業前にジェルが機械に当たってよれたりすることを防ぎます。
Jewelry jel|ジュエリージェル ムーンパールライトUV / LED36W
UV・LED両方出力のミックスライトです。タイマーは10秒、30秒、5分から選択できます。コンパクトで持ち運びに便利ですので、出張ネイルをする人にもおすすめです。この類の製品では珍しい美白ケア機能付きで、照射による日焼けなどを気にするお客様に安心して使用できるでしょう。底板は取り外すことができるため、清潔さを保つことができます。
サイズなどもチェックして目的に合ったライトを選ぼう!
LEDライトはランプが内部に点在し、一方的に光が指先に当たるようになっています。そのためセルフで使用する場合は親指などが隠れてしまい、光がうまく当たらずにムラができてしまうこともあるでしょう。プロのように熟練した技術を持つ人は別ですが、セルフでジェルネイルをする人は光が広範囲に行き渡るUVライトのほうがおすすめです。
最近はLEDライトが急速に普及してきており、LED対応のジェルネイルも多くなってきています。UVライトでは使用できるジェルネイルが限られてしまうこともあるため、幅広いジェルネイルを楽しみたいという方は、両方のライトが出力されるものを選ぶとよいでしょう。
商品を選ぶ際は値段やワット数、波長などを重視しますが、意外と忘れがちなのがサイズです。出張ネイルをする場合や場所を選ばず気軽にジェルネイルを楽しみたいという人は、コンパクトなサイズのライトを選ぶとよいでしょう。
このときに注意したいのが、手を入れる開口部分のサイズです。その部分が狭いと指先がライトに当たるなどして、ジェルがよれてしまい、仕上がりに影響します。そのため、開口部分のサイズについても購入前にチェックしておくことがポイントです。用途やシーンに合わせて、目的にマッチしたものを選びましょう。
出典元:
BEAUTYNAILER UV/LED ミックスライト
プリモール レクシアEX 36W マルチLEDライト
株式会社マーズデザイン ジュエリージェル ムーンパールライトUV・LED36W
ユーヴィックス株式会社 紫外線とは
ネイルショップTAT SHAREYDVA ハイブリッドライト LUNA
NES フルーリアジェル ハイブリッドLEDライト