お客様とスタッフに自分らしさを届けたい。よりよい職場環境を目指してリブランディング「阪南理美容株式会社」濱屋雄大さま

日本の美容業界を支える企業の魅力を紹介する本企画。今回登場いただくのは、理美容室を全国各地に直営618店舗（2025年7月時点）を展開する「プラージュ」です。この記事では、「プラージュ」を運営する阪南理美容株式会社の代表取締役社長である濱屋雄大さんに、企業の成り立ちや理念を伺います。

1960年創業の「プラージュ」は、大阪・富田林に前進となる1号店を出店。毎月通いやすい価格で施術を提供することで美容を大切にする人々の心をつかみ、現在まで成長してきました。

2024年にはリブランディングで、時代に合わせた企業アップデートを行ったといいます。「らしさを、はやく。」を新たな理念に掲げて、お客様にも、スタッフにも、自分らしさという自信をすばやく届けることを目指しているそうです。

お話を伺ったのは･･･

「阪南理美容株式会社」代表取締役社長

濱屋雄大さん

大阪府出身。2022年5月に「阪南理美容株式会社」の代表取締役社長に就任。スタッフ1人ひとりが志を持って挑み続けられる企業にしたいという思いを持つ。

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【代表インタビュー】お客様にも、スタッフにも自分らしさを届けたい

――「プラージュ」はこれまでどのように成長してきましたか？

「プラージュ」は1960年創業で、前身となる1号店を大阪府・富田林市に出店したところから始まりました。当時は理美容室が高価格帯のサービスを中心としていた時代でしたが、お客様に喜んでいただくために、現在まで変わらず毎月通いやすい価格でサービスを提供しています。そこから徐々に、お客様からのご支持をいただけるようになり、店舗を拡大することに成功。2025年7月現在は、理美容室を全国各地に直営で618店舗展開しています。

――お客様の喜びを優先したことが成長につながったのですね。

そうですね。さらに創立40周年を迎えた昨年にはリブランディングも行い、理念や仕組みなどのさまざまな点を時代に合わせてアップデートしています。

一例としては、よりよい職場環境を目指すため以前よりもスタッフの考えや提案を積極的に取り入れるようになりました。実際、スタッフの意見をもとに制服やお店の看板をリニューアルしており、現場のモチベーションにもつながっていると感じています。

――理念はどのようなものですか？

弊社が理念として掲げているのは「らしさを、はやく。」です。私たちは創業から施術スピードの早さを大切にしてきました。それを活かして、お客様に「自分らしさ」という自信をできる限り早くお届けしたいと考えています。もちろん、お客様だけでなく、現場で働くスタッフも自分らしくいられるように、職場環境を整えていきたいという思いもあります。

――素敵ですね！ 「プラージュ」にはどのような企業文化があるのでしょうか。

新しいことにチャレンジする文化が根付いていますね。この文化は数年前から私と各店舗のエリアマネージャーが現場で呼びかけを始め、ここ2、3年でプラージュに関わるすべての人の共通認識になったと思います。小さなことかもしれませんが、パソコン操作が苦手だった方がITに挑戦するなど、理美容師としても、人としても成長を目指す方が実際に多くいるんです。

――なるほど。理美容師としては、どのような目標を実現できますか？

アシスタントからスタイリスト、主任（店長）、エリアマネージャーまで幅広いキャリア形成を目指せます。スキルアップ研修を用意していますし、いつでも視聴できる動画マニュアルも配布しているので、着実にステップアップできるのではないかと。

また、成長を目指すうえでのモチベーションも保ちやすいです。人事評価制度と高水準の基本給+歩合給でがんばった分だけ報われる仕組みになっていますし、福利厚生も一般企業と遜色のないくらい充実しています。

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【採用Q&A】

Q1. 応募から採用までのプロセスは？
A1.応募、チャットでの日程調整、面接という流れです。面接は、マネージャーまたは各店舗の主任(店長)と１対1で行います。

Q2.求められる人物像は？
A2.技術力は入社後に磨けるため、内面が素敵な方だとうれしいです。具体的には、サロンワークにはチームワークが求められるので協調性のある方や、お客様に喜んでもらいたいという奉仕の心がある方です。年齢でいうと特に30代、40代の方は大歓迎です。

Q3.ブランクがあっても応募可能？
A3.ブランクのある方でも大丈夫です。「プラージュ」は分業制なので、特定の技術を提供できないと働けないということがありません。スタッフ1人ひとりが持つスキルに合った仕事を任せるので、ブランクのある方でも少しずつ現場に慣れていくことができます。

Q4.個人の都合による異動は相談できますか？
A4.「プラージュ」は2025年7月現在、全国各地に直営で618店舗展開しているため、ライフステージやご家族の変化に合わせて柔軟に対応します。全店舗のシステムが同じなので異動による仕事の変化がなく、不安も比較的少ないです。

古いものが必ずしもいいとは限らないという感覚を持ち、2024年のリブランディングなど時代に合わせたアップデートに取り組み続ける老舗「プラージュ」。濱屋さんのお話を聞くなかで、お客様も、スタッフも喜ばせたいという強い思いを感じました。よりよい環境作りに邁進していくであろう「プラージュ」の今後に注目です。