「ミスインターナショナル」からヘアショーまで。1年目から叶えた二刀流の働き方「Ash 中目黒」坪内 沙月さん

1986年創業、首都圏を中心に120店舗以上を展開する「Ash」。縮毛矯正や髪質改善などさまざまな分野の技術力が高く、多くのお客様から人気を集めているヘアサロンです。今回はそんな「Ash」の東京・中目黒店で働く、入社6年目の坪内沙月さんにインタビューしました。

前編では、美容師を目指そうと思ったきっかけや専門学生時代の過ごし方、カリキュラムを進めるなかで意識したことなどについて伺います。坪内さんはサロンワークだけでなく、クリエイティブにも取り組めるサロンを中心に就職先を探していました。そして、たどり着いたのが「Ash」だといいます。

また、現在ではトップスタイリストを務めている坪内さん。アシスタント時代は不器用で、先輩に頼りながらとにかく数をこなして成長を目指していたそうです。

今回、お話を伺ったのは…

「Ash 中目黒」トップスタイリスト/副店長

坪内 沙月さん

岐阜県出身。名古屋ビューティアート専門学校を卒業後、「Ash」へ新卒入社。現在入社6年目でトップスタイリスト、副店長を務める。

インスタグラム

バイト生活に明け暮れた学生時代。接客力を磨いて美容師の仕事をスムーズに

母親からの言葉をきっかけに美容師を目指そうと決めたと話す坪内さん

――まずは美容師を目指したきっかけを教えてください。

小学生のころから、ヘアアレンジが好きでした。

ダンスを習っていた時期があって、発表会ではコーンロウや編み込みをしてもらっていたんです。そのときに「髪型を変えるって楽しい!」と感じて、学校にもほぼ毎日、髪を巻いて通うようになりました。それが、美容師を意識した最初のきっかけですね。

――それからの夢はずっと美容師?

いえ、服飾の高専に進学するほどファッションにも惹かれていました。やってみたいことがいろいろあったので進路を迷っていたんですが、母から「昔から髪を触るのが好きだったでしょ。美容師になってみてもいいんじゃない?」と背中を押されたんです。その言葉がきっかけで、美容師の道に進むことを決めました。

――専門学生時代はどんなふうに過ごしていましたか。

授業はしっかり受けつつも、コンテストのような活動はあまりしていませんでした。とにかくバイトに力を入れていたんです。

――何か理由があったんですか?

いくつかありますが、一番大きかったのは上京資金を貯めるためです。

「美容師をするなら東京で挑戦したい」と思っていましたし、親には負担をかけたくなかったので、就活、引っ越しにかかるお金もすべて自分で稼ごうと決めていました。

――自立した考え方だったのですね。

それと、人と関わる経験を増やしておきたかったのもあります。美容師は接客業なので、コミュニケーションスキルが重要だと考えました。飲食店やアパレルで働きながら接客に慣れておけば、サロンに入ったあと技術練習に集中しやすいと思ったんです。

サロン営業とクリエイティブが理想のバランスで叶う「Ash」

坪内さんは1年目からヘアショー「JUNIOR TOKYO」に参加するなど、多彩なクリエイティブ活動に挑んでいたそう

――就職活動では、どんな基準でサロン探しを?

先ほどの服飾の高専の話にもつながるんですが、私はいろんなことに興味を持つタイプなんです。なので、サロンワークだけでなく、ヘアメイクやコンテストなどクリエイティブな活動にも力を入れているサロンを中心に探していました。

――「Ash」を選んだ理由は?

気になるサロンにインターンとして入らせてもらったんですが、「インターン生は休んでいていいよ」と言われることが多くて。でも、「Ash」だけは学生というより、スタッフの一員として接してくれたんです。その誠実な姿勢や距離感の近さもあって、自分が働いている姿を一番イメージしやすかったのが決め手でした。

――入社してみて、どんなことを感じましたか。

ほとんどギャップはありませんでした。1年目からクリエイティブにも挑戦できたし、サロンワークとのバランスも理想通りです。

――1年目の実績としては、どんなものが?

「ミスインターナショナル」日本大会のメイクや、アシスタントが中心となって作るヘアショー「JUNIOR TOKYO」でのステージカットなど、1年目からたくさんの挑戦をする機会をいただきました。

「スタッフと目が合うくらい視野を広げて」。デビュー後にも活きた先輩の言葉

――カリキュラムをいち早く進めるため、どんなことに取り組んでいましたか。

私は不器用なタイプだったので、とにかく数をこなすことを意識していました。同期に負けたくないという思いもあって、全員の練習が終わるまでは絶対に帰らない。ときには、同期と一緒に帰るふりをしてからUターンして、こっそりサロンで練習していたこともあります(笑)。

――数を重ねるなかでも、何か工夫をされたんですか?

先輩に頼るようにしていました。みなさん、同じカリキュラムを乗り越えてきた方ばかり。練習を見てもらったり、食事に行って職場ではなかなか言いづらいような貴重なアドバイスを聞いたりしていました。

――とくに参考になったアドバイスをぜひ聞かせてください。

カリキュラムの進め方とは少し違うんですが、「営業中は、たくさんのスタッフと目が合うくらい周りを見ておきなさい」というアドバイスは、とても役に立ちました。

最初は難しいんですが、だんだんスタッフの表情や仕草を見るだけで「薬剤が欲しそうだな」などと、求められていることがわかるようになるんです。サロン全体の動きをスムーズにできますし、先輩スタイリストの動き方を知っておくと、デビュー後の自分の立ち回りにも活かせると思います。


後編では、坪内さんのデビュー後のキャリアについてお話を伺います。スタイリストになってから、自分で判断して動くことの難しさに直面したという坪内さん。とくに苦手だったカウンセリングは、クリエイティブ活動によってデザインの引き出しを広げることで、少しずつ成長を実感できるようになったそうです。後編もお楽しみに!


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Ash 中目黒店
住所:東京都目黒区上目黒3-3-14 アサヒ電機朝日生命中目黒ビル1F・2F
TEL:03-5704-8370

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