イエスマンであり、挑戦者。素直さを武器に成長を続ける美容師人生「AMA TOKYO × AYUNCHE」吉野幸大さん
技術力の高さとクリエイティビティーで注目を集め、美容業界のミシュランガイドとも称される「カミカリスマ」を受賞しているサロン、「AMA TOKYO」。
今回登場いただくのは、「AMA TOKYO × AYUNCHE」の店長を務める吉野幸大さんです。
前編では1社目のサロンでの新人時代の葛藤や、成長のきっかけについて伺いました。
後編では、「AMA TOKYO」への転職後、オープニングスタッフとして新店舗の立ち上げに携わり、店長という立場を任されるなかでの経験、そして現在の働き方について伺います。吉野さんはキャパシティーを超えるほどの業務量に直面しながらも、諦めることなく、常にチャレンジャーの姿勢で1つひとつ乗り越えてきました。
また現在は、1.7万人のフォロワーを抱える吉野さんに、どのようにアカウントを成長させてきたかもお聞きします。発信が伸び悩んでいた時期に意識したのは、かつて新人時代にも転機となった「モチベーションの高い人と一緒に行動すること」でした。
お話を伺ったのは…
吉野幸大さん
「AMA TOKYO × AYUNCHE 」店長

2019年に山野美容専門学校を卒業後、都内の有名サロンに入社。6年間在籍し、店舗技術責任者を務めるなど、技術面で高い評価を得る。2024年にはさいたまスーパーアリーナで開催されたヘアショーに出演。雑誌で1ページの特集が組まれるなど、注目を集める存在に。
2025年には「AMA TOKYO」へ入社し、「AMA TOKYO × AYUNCHE 」の店長に就任。お客様1人ひとりの悩みに寄り添いながら、再現性の高いヘアスタイルを提供している。インスタグラムのフォロワー数は1.7万人を超える。
新天地で任された店長職。立ち上げメンバーならではの葛藤

――「AMA TOKYO」に入社してみて、いかがでしたか?
慣れ親しんだ銀座エリアから池袋へと拠点が移ったこともあり、ゼロからの再スタートを切るというチャレンジャーの気持ちで、自分を奮い立たせていました。
池袋のオープニングスタッフとして入社したのですが、僕と同じように前社で悔しい思いをしてきた人や、強い理想を持って集まったメンバーばかりで。美容に対する熱量が高く、結束力のあるチームだったと思います。
――入社後、すぐに店長に就任されたそうですね。
はい。前職でも上司だった方が人間性を理解してくれていたことや、実は前職を辞める直前にSNSで少しずつ成果が出始めていたこともあって、そこを評価してもらえたのかなと思います。
ただこの時期は、仕事がキャパオーバー気味でした。店長業務、数字の管理、後輩の育成、そしてプレイヤーとしての仕事が一気に重なっていて。
プロとしてはあってはならないことですが、お客様から「疲れ果てた顔をしているよ」と言われるほど追い詰められていましたね。
――なるほど。新店の管理職というのは確かに大変そうですね。
それぞれ異なる会社から集まったメンバーだったので、営業中の動きやアシスタントに入る方法など、細かな部分で混乱があって。
それに僕が決めていくのではなく、メンバー全員が納得するまで意見を出し合い、みんなで解決策を決める形にしたかったので、統一できるまでには半年ほどかかってしまいました。
課題は今もまだありますが、「池袋といえばAMA TOKYO × AYUNCHE」と認識してもらえる存在を目指し、これからも努力していきたいと思っています。
――今もその道の途中という感覚なのですね。
そうですね。僕は現状に満足することがなくて、常に「もっとできるはずだ」と思ってしまうタイプです。
だからこそ、今もチャレンジャーとして仕事を続けています。
「イエスマン」でつかんだSNSのコツ。フォロワーが1.7万人を超えるまで

――前職を辞める直前にSNSでも成果が出始めたとのことでしたが、きっかけは?
新人時代に、モチベーションの高い同期と行動を共にしたことで成果が出るようになったといいましたが、SNSでも同じようにある後輩と意識的に一緒に行動するようにしたんです。
その後輩は外部の勉強会に参加するなど積極的にSNSの勉強をしているタイプで、たくさんの刺激をもらいました。一緒に行動してお互いに情報共有するうちに、知識も増えて。
試行錯誤を繰り返すうちに、フォロワーが一気に5,000人ほど増えた時期がありました。
――具体的には、どんな発信をされたのですか?
有名な韓国アイドルに顔立ちが似ているお客様がいらして、そのアイドルを意識したカット動画を投稿したところ、それが大きな反応をいただいたんです。
そこからアルゴリズムの流れも変わり、投稿が届きやすくなっていきました。
さらに「AMA TOKYO」に入社してからは、社長や副社長から「投稿内容を変えたほうがいい」というアドバイスをもらい、発信を大きく見直しました。
韓国風スタイルや顔周りのカットに特化した内容に振り切ることで、池袋エリアで注目される美容師としてのポジションを築くことができたと思います。
――お話を伺っていると、吉野さんはアドバイスをもらうと素直に行動されていますよね。
そうですね、僕は自分をイエスマンだと思います。
やってみないと分からないことってたくさんあるので、一度アドバイスをもらったら必ず実行する。そのあとに自分なりに工夫をするのが僕のやり方です。
踏み出す一歩が、歯車を動かす

――新人時代の経験は、吉野さんにとってどんな学びになりましたか。
新人時代の学びは本当に貴重で、どんなに年齢を重ねても絶対に忘れないと思うんです。だからこそ、その時期にどれだけ吸収できるかが、将来を大きく左右すると感じています。
若いうちは遊ぶことも大事だという人もいますが、僕は練習を泥臭く続けることが何より大切だと思うんです。第一線で活躍している人たちを見ていても、みんな地道に努力を積み重ねてきた人ばかりです。
前社では、技術だけでなく接客や社会人としての基礎も学ぶことができ、本当にありがたい経験をさせてもらいました。振り返ると、これまでの人生を通してずっと、人に恵まれてきたと感じています。
――最後に美容師を目指す人にアドバイスをお願いします。
やはり素直に行動することが一番重要ではないかと思っています。僕が結果を出せたのもそれが理由だったのではないかと。
周りと歩幅を合わせることも大切ですが、勇気を出して一歩踏み出すことが、状況を変えるきっかけになることも多いです。僕の人生でもそうしているうちに歯車がまわりだして、人生が好転するということが何度か起きました。
たとえば、SNSをやってこなかった人が始めてみる、専門学校で発言が苦手な人が1日1回手を挙げてみる、職場で話しにくい先輩に声をかけてみるなど、小さなことからでいいと思います。
まずは一度やってみる。その姿勢を大切にしてもらえたらうれしいですね。
吉野さんを成功に導いた、新人時代の3つの選択
1.自分にいい影響を与えてくれる人と、行動を共にする
2.アドバイスはすべてイエスマンとして素直に受け止め、行動に移す
3.泥臭い努力を続けることから、逃げない
今の華々しい姿からは想像もできないほど、多くの壁を乗り越えてきた吉野さん。取材を通して印象的だったのは、「常に人に恵まれてきた」と何度も口にされていたことです。
その謙虚さと感謝の気持ちが、周囲との信頼関係を築き、次の成長へとつながっているように感じました。これから美容師を目指す方はぜひ参考にしてみてくださいね!
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AMA TOKYO×AYUNCHE
住所:東京都豊島区東池袋1-20-3 MAKIビルB1F
TEL:03-6903-1900
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