ネイリストにもファン多し!マーブルネイルのアレンジ方法

多くの女性から注目を集めているマーブルネイル。マーブルネイルは、それほど手間がかからないのに美しい模様が魅力的で手がこんだように見えるデザインです。ネイリストのなかにもファンが多いのではないでしょうか。マーブルネイルはそれだけで完成されたデザインですが、フレンチネイルやグラデーションなどと組み合わせたりアートを施したりすることで、アレンジの方法が無限大に広がります。今回は、季節ごとにおすすめのマーブルデザインやアレンジの方法をまとめてみました。

アレンジ次第でどんなデザインにも!マーブルネイルの魅力

まずは、マーブルネイルについて。マーブルネイルはタイダイ風や大理石風など、一口にマーブルといっても似たようなネイルがいくつかあります。ネイリストのなかでも、違いをはっきり見せられる人は少ないようです。最大の違いは筆の動かし方。マーブルネイルはドラッグアートといって、二色以上のカラーを筆先で引っ張って混ぜるネイルのこと。実はこのマーブルネイル、アレンジの仕方でどんなデザインにもなってしまうすぐれものです。筆の動かし方や使用するカラー、量、カラーの置き方でまったく印象が変わるため、あまり経験のない人は悩むかもしれません。悩んだときは、同色系で濃淡をつけると失敗が少なく、カラフルにするなら同じトーンだとまとまりやすくなります。

一方向に全体を細かくぼかすのが一般的なマーブルアートの作り方ですが、カラーを残してふちだけしっかりぼかすとタイダイや大理石風になります。全体に大きくぼかすと、プッチ柄風に。マーブル柄がはっきりしすぎてしまったときや色が強すぎるときは、上からシアーホワイトをオンすると印象をやわらかくすることができます。マーブル柄が完成したらストーンやスタッズなどのビジューをのせてみましょう。ラメとの相性も抜群です。マーブルアートはそれだけでも十分に見映えのするアートですが、ワンポイントを加えるだけで華やかさがアップします。ぜひいろいろ試してお客様に提案してみてくださいね。次に、春夏秋冬、季節ごとのおすすめマーブルネイルについてご紹介していきます。

春はパステルカラー!ふんわりキュートを楽しもう

春はパステルカラーのマーブルデザインが人気です。パステルカラーのマルチカラーを混ぜれば、フランス菓子のマカロンのようなかわいらしいネイルに。ふんわりした、春を感じるやさしい雰囲気のネイルの完成です。パステルピンクとパープルのマーブルは、少しだけ幻想的な雰囲気になります。ヌーディーカラーが好きなお客様には、パステルカラーのマーブルはアクセントになるのでおすすめです。パステルカラーのマーブルに細筆でアートを施すと、繊細さとキュートさがアップします。ラメで囲みラインやホログラムできらめきをオンすると、やさしい雰囲気のなかにキリッとした要素が加わって違った表情が楽しめますね。

ベースは真っ白の単色塗りで、部分的にマーブルアートでフラワーモチーフのアートを施すというデザインもあります。全体のアートだけでなく、部分アートにマーブルアートを取り入れる方法だとアレンジの方法は広がります。フレンチネイルと組み合わせて、フレンチ部分にマーブルを取り入れる方法もありますよ。アートを前面に出すデザインが好きなお客様の場合は、ハンドネイルより面積が大きくアートそのものを楽しむことができるフットネイルをおすすめしましょう。

夏はカラフル!ちょっと派手めがイイ感じ

夏といえば、青い海、青い空、太陽、ひまわり、トロピカルカラーのイメージが強いですよね。夏は露出が多めですが、日焼けするとシンプルなカラーだと目立たずさみしい印象に。とはいえ、仕事の都合でハンドネイルは派手なカラーがNGというお客様も多いはずです。そんなときは、フットネイルで夏を楽しむことを提案しましょう。普段は靴で隠れているので、いつもはできないような大胆なカラーやデザインのネイルにも挑戦できます。

夏におすすめしたいマーブルは、まず明るめパープル。ピンクの色味が強いパープルにホワイトをミックスすると明るい印象になります。ブルーの天然石をオンすると、海が似合うネイルの完成です。ターコイズブルーを基調としたマーブルに、シェルをあしらうと砂浜をイメージしたネイルができます。足の指全部を同じマーブルにするのではなく、マーブルに使ったカラーを一本ずつ塗っていくと、それぞれはバラバラのカラーなのに全体としてまとまりが出るのが不思議です。

そして、夏といえばやっぱりビタミンカラーですね。オレンジやイエローを基調としたマーブルに、デザインが難しいところにはスタッズを付けるとおしゃれ度がアップします。淡いカラーが好きなお客様には、浴衣に似合うやさしい色味のマーブルと、たらしこみネイルの組み合わせがおすすめです。

秋はオータムカラー!シックで上品なべっ甲ネイルで秋の装い

秋といえば、紅葉や収穫を思い浮かべる人は多いでしょう。べっ甲ネイルは、その名のとおりべっ甲柄をネイルに取り入れたもので、べっ甲の持つ色合いとその大人の上品さは秋のイメージにぴったりです。全部の指を同じアートにしてしまうと地味な印象になってしまうので、ボルドーなどの色味の強いカラーと一緒に使うのがオーソドックス。反対に、同色系でまとめるとべっ甲の雰囲気と調和してとても上品な印象になります。シンプルなネイルの数本をべっ甲ネイルにすると、べっ甲がアクセントになります。

いつもヌーディーカラーのお客様には、数本だけべっ甲ネイルを取り入れるのをおすすめしてみましょう。ビジューをオンするならパールが秋のテーマに合います。フレンチネイルにもべっ甲は大活躍です。斜めフレンチやカーブフレンチにべっ甲を取り入れると、上級者見えです。個性的なものが好きなお客様には、グレーやネイビーなどのカラーとべっ甲の組み合わせもアリですね。べっ甲に深い色味が加わると、秋らしさが強調されるからです。べっ甲が地味だと感じている人には、べっ甲のゴールド装飾をおすすめしましょう。ホイルやゴールドのラインをあしらえば、一気にゴージャスな感じになります。べっ甲はもちろん、ポイント使いしてもおしゃれに見えますので、ぜひ提案してみてくださいね。

冬はホワイトカラー!モノトーンのコーデにはゴージャスな大理石ネイルを

冬といえば、雪。ネイルのデザインは冬の空をイメージした、マットな質感の大理石マーブルデザインがぴったりです。カラーとしては、色味の少ないホワイトやグレー、ベージュ、ネイビー、モスグリーンあたりがおすすめです。オフィス使いを希望するお客様なら、雪のようなホワイトを基調としたマーブルを提案してみてはどうでしょうか。クリアのホワイトカラーでも、マーブルであれば動きが出ます。ストーン使いしても派手になりません。アートに雪の結晶をワンポイントにあしらうと、冬のテーマに合ったアクセントになりますし、天使の羽や鳥の羽のモチーフをゴールドやシルバーで施してもすてきです。

大理石感を出したいお客様の場合は、シンプルカラーに黒を取り入れます。黒は重くなりがちなカラーですが、大理石ネイルであれば違和感なく取り入れられます。グレーやベージュのシンプルネイルのなかに、大理石ネイルが数本混じっているとシックでこなれた印象に。モノトーンのコーデが好きなお客様には、モスグリーンやネイビーの大理石ネイルに、ゴールドのラインやストーンをあしらって豪華にしてみましょう。洋服がシンプルでアクセサリーをつけなくても、ネイルだけで華やかな印象になります。マーブルデザインはカラーの選び方やビジューの選び方で、大理石風、タイダイ、べっ甲などいろんなアレンジが可能です。マーブルとフレンチやグラデーションなどのほかの技法とミックスして、お客様にサプライズと喜びを提供してくださいね。

 

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