ジェルネイルを長持ちさせる「サンディング」とは?正しいやり方や道具選び、ノンサンディングまで詳しく解説
ジェルネイルの仕上がりや持ちを左右する大切な工程のひとつに「サンディング」があります。爪表面を適度に削ることでジェルがしっかり密着し、浮きや剥がれが起こりにくくなります。
近年は爪を削らずに済むジェル製品も増えましたが、正しくサンディングを行うと、爪を傷めずに美しく長持ちさせることができます。
ここではジェルネイルの基本ともいえるサンディングについて、道具選びのポイントやサンディングの基礎、ノンサンディングジェルなどの関連情報について、くわしく解説します。
サンディングの基本!爪を傷めないための重要ポイント
サンディングは、爪表面に細かな溝を作ってジェルを定着させる基本作業です。爪を健康に保ちながらネイルの持ちを良くするには、力加減や道具の選び方など、いくつかのコツを押さえることが欠かせません。サンディングの仕上がりが適切だと、ネイルが浮きにくく剥がれにくいだけでなく、仕上がりの美しさも向上します。
サンディングで爪表面に溝を作る理由
ジェルとの密着度を高めるために、あえて爪表面をマットにして細かな溝をつくる工程です。溝が浅いとジェルが浮きやすく、深すぎると爪自体を傷める原因になるため、適度な粗さで全体を均一に削ることが大切です。
爪へのダメージを抑えつつジェルを定着させるには、ファイルを一定方向に動かして爪のツヤを消し、削り残しが出ないように注意します。
削りすぎを防ぐための注意点
力の入れ方やファイルの角度に気をつけると、爪が薄くなりすぎるのを回避できます。ファイルを寝かせすぎず、必要以上に強く押しつけないようにすると熱がこもりにくく、削りカスの飛散も抑えられます。
爪の状態が弱っていると感じるときは細かい目のファイルを使用するなど、状況に合わせて道具を切り替えると安心です。
サンディングに必要な道具と選び方|初心者必見のファイル・バッファとは?
ジェルネイルのサンディングには、ファイルとバッファ、それらを使い分ける知識が欠かせません。
ダストブラシや衛生管理のための消毒用品も重要で、道具を正しく管理すると仕上がりだけでなく、爪への負担も軽減できます。
初心者のうちは扱いやすい道具を選び、慣れてきたら目的別に使い分けると施術がスムーズになります。
サンディングに必要なネイル用品は?
基本となるのは爪を削るファイルやバッファと、削りカスを払うダストブラシです。ファイルには紙タイプやスポンジタイプなどがあり、目の粗さを示すグリット数が低いほど削りが強く、高いほどやさしく仕上げる特徴があります。
初心者は中間的な粗さから始めると、爪を必要以上に傷めず扱いやすいでしょう。ダストブラシは削ったあとの粉を取り除くために不可欠で、ファイルやバッファと同様に衛生的に管理する必要があります。
ファイル・バッファの目の粗さと爪への影響
粗めのファイルは短時間で削れる一方、爪を傷めやすい傾向があり、目が細かいバッファは削りすぎを防ぎやすく仕上がりも美しいですが、そのぶん時間や手間がかかります。
サロン経験者は爪の状態や施術工程に応じて、複数のグリット数を使い分けます。適切な道具選びによってサンディング作業がスムーズになり、爪にも余分な負荷がかかりにくくなります。
ファイルやバッファのグリット数はおおむね以下のように使い分けられています。
グリット数 | 特徴 | 用途の例 |
150G前後 | 削る力が強く早い | ジェルオフ時に硬いトップ層を落とすなど |
180G前後 | 標準的な粗さで初心者も使いやすい | 爪表面のツヤを消すサンディングや形づくりに便利 |
240G前後 | やや細かめで爪を傷めにくい | 表面の微調整や滑らかさを出す仕上げ向き |
280G以上 | 非常に細かく光沢を出しやすい | 爪磨きや最終仕上げに適している |
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道具を長持ちさせるメンテナンス方法
ファイルやバッファは、使い終わったあとのお手入れによって寿命や仕上がりが変わります。削りカスをブラシなどでしっかり落とし、衛生面を考慮してアルコールなどで消毒可能なタイプはこまめに消毒します。
表面が削れすぎたり目詰まりが大きいと感じたら交換を考え、爪の状態に合わせて常に適切なファイルを使えるよう複数ストックしておくと便利です。
サンディングの正しい手順|ジェルネイルが長持ちする秘訣
サンディングで爪表面を削る前に、甘皮処理や爪の形を整えるなどの基本ケアを済ませておくと、ジェルが浮きにくくなり美しい仕上がりにつながります。
ファイルは一定方向にやさしく動かし、爪のツヤを均一に消すイメージで削ります。
最後にダストを丁寧に除去し、クリーナーで油分と水分をしっかり拭き取ることも長持ちの秘訣です。
細かなステップとコツを詳しく見ていきましょう。
下準備から削り方までの基本ステップ
キューティクル処理や爪の長さ・形の調整が終わったら、ファイルを用いて爪表面を軽くマットにします。角度をつけすぎたり力を込めすぎると爪が傷みやすいので、滑らせるように当てるのがコツです。
ツヤが消えたらダストブラシで削りカスを除去し、ジェルクリーナーなどで拭き取ると油分が除去され、ジェルの密着度が上がります。
削りムラや粉の取り残しがあると浮きの原因になりやすいので、爪全体を隅々まで確認してください。
①バッファでネイルの表面をけずる
バッファを爪に軽く当て、ツヤがなくなるまで少しずつ削ります。一気に力を入れるのではなく、面全体が均一にマットになるように動かすことがポイントです。
②ブラシなどでダストを取り除く
削り終わった爪表面や指まわりに残るダストを、ダストブラシなどで払い落とします。ダストが残っているとジェルと爪の間に隙間が生じ、定着しにくくなります。
③ジェルクリーナーで拭き取る
最終的にダストや油分を取り除くため、エタノールなどが含まれたジェルクリーナーで表面を拭き取ります。水分や汚れが残らないようにまんべんなく行います。
ダスト除去と仕上げのコツ
専用のダストブラシやエアダスターなどを用いて、微細な粉まできちんと落とすとジェルの密着度が高まります。
爪表面を触ってザラザラ感がないか、ツヤが残っていないかをチェックし、足りない部分があれば再度バッファを軽く当てます。
最後にジェルクリーナーをさっと塗布して爪を清潔にすると、ジェルの浮きやすさを大きく抑えられます。
ノンサンディングジェルも知っておこう|メリットと注意点
サンディング不要のベースジェルが近年増え、爪を削らずに施術したい人や爪が薄い人を中心に注目されています。
ただし爪質によっては浮きやすく、従来の方法よりも定着が安定しない場合もあるため、メリットだけでなく注意点も理解しておくことが必要です。
ノンサンディングジェルの特徴とメリット
爪表面をほとんど削らなくてもジェルがしっかり定着するよう設計されており、サンディングに時間をかけなくてすむ利点があります。
爪が薄くなりにくいことに加え、ダスト量を抑えられるため、衛生面でもメリットがあります。さらにサロンワークでも施術スピードを高められ、ネイル初心者でも爪を傷めにくい点が支持されています。
ノンサンディングジェルが合わないケースもある?
生活習慣や爪質によっては、ノンサンディングジェルだと浮きやすい傾向があります。特に水仕事が多かったり、爪が柔らかく曲がりやすかったりする場合は、従来のサンディングによる密着のほうが持ちが良いことがあります。
また、ノンサンディングジェルは酸性度が高く、爪のタンパク質(ケラチン)にダメージを与えてしまいます。
必ずしもサンディングしないことが爪の健康につながるとは限りません。正しいケアや栄養面を見直すことも忘れないようにしたいところです。
サンディングをマスターして素敵なネイルに仕上げよう!スキルに自信がないならサロンで学ぶ選択肢も!
サンディングを正しく行うかどうかでジェルネイルの美しさや持ちが変わるため、基礎をしっかり身につけると施術全体のクオリティが上がります。
ネイルスクールやサロン研修で先輩や講師から直接教わると、サンディングの感覚をつかみやすくなります。日本ネイリスト協会(JNA)が主催するジェルネイル検定では、最新の技術や理論を踏まえた実技試験が実施されるため、合格を目指して勉強する過程で基礎を身につける人も多数います。
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