お客さま本位のトータルビューティーを提供『資生堂ビューティーサロン新丸ビル店』
美容の世界的ブランドである資生堂が、全国で展開する資生堂美容室。60年という長い歴史を持ち、トータルビューティーを提供する場として、絶大な信頼を集めています。化粧品ブランドから派生した資生堂美容室の特徴とはどんなものなのでしょうか?新丸ビル店のスタイリストである猿田葉月さんにお話しを伺いました。
資生堂とお客さまをつなぐ役割
――資生堂美容室は長い歴史をお持ちのようですね。
「はい。1956年に開業されたので今年で61年目になります。さらに起源となっている資生堂美髪科は1922年に設立されていますので、そこから数えると90年近い歴史があることになります。現在は全国に32店舗を展開し、パートスタッフも含めますと約1,000名が在籍しています」
――特徴はどういったところでしょうか?
「全体の理念としては『お客さま本位』を掲げ、プロとしてお客さまの信頼を得ること、お客さまへの責任、お客さまへの満足度を高めるための努力を3つの約束としています。この新丸ビル店はヘアのみになりますが、ヘア、エステ、ブライダルの3つのサービスを行うトータルビューティーが大きな柱となっています。創業当時は日本で初めての総合美容室でした。また、サロンでは資生堂開発のサロン用ヘアケアを導入していますので、安心感を抱いていただけるのではないかと思います」
――サロンは奥行きがあってとても広いですし、洗練された印象がありますね。
「大きな窓から光が差しこむので、とても気持ちのいい空間だとお客さまからほめていただくことも多いですね。席数が多いですがゆとりがありますし、リラックスしていただけるかと。窓の外は冬になるとイルミネーションがついて本当に美しくなります。その景色を楽しみにしていらっしゃるお客さまも多いですね」
――他のサロンにはない特徴はどんなところでしょうか?
「まず、このサロンは全員がスパニストなんです。なので、ケアの観点から資生堂が開発した商品をお1人おひとりに提案できます。シャンプーなどの種類もすごくたくさん揃えているのも強味だと思っています。スタイリング剤も資生堂のクリエーターが担当しているパリコレやニューヨークコレクションなどでも使用しているスタイリング剤を取り入れているので、お客さまには特別感を持っていただいているのではないかと。また資生堂ならではというところでは、お越しいただいたすべてのお客さまに、メイクのタッチアップをさせていただいています。一箇所をお直ししてさしあげたり、普段メイクをあまりなさらないお客さまにはパウダーで押さえるだけでもさせていただいています。新丸ビル店はマルノウチボーテというビューティーフロアに入居しているので美意識の高いお客さまが多く、本社から新製品が届くと興味を示していただけることも多いですね。お客さまと資生堂をつなぐ場にもなっていると思います」
後輩をきちんと指導できる技術者でありたい
――猿田さんのご経歴について教えてください。
「私は入社12年目で、スタイリストをさせていただいています。元々は上野の資生堂美容室で働いていて、このサロンができるときに移ってきました」
――資生堂美容室で働き始めたきっかけは?
「私は資生堂美容技術専門学校出身で、学生時代にサロンで研修する機会があったんですね。実際にサロンで体験してみて働きやすさを感じました。資生堂グループなので学校で習った技術がそのまま活かせるのも魅力でした。また資生堂が母体の会社なので安心して働ける環境だということも決め手のひとつでした」
――資生堂の専門学校を選ばれたのにはどんな理由があったんですか?
「今は校舎も新しくなり、勉強できるコースも増えて学校の規模が大きくなったのですが、
私が学校を探していた時には、クラスが3クラスで先生との距離が近く、しっかりと指導をしてもらえると感じたので入学を決めました」
――猿田さんの今後の目標を教えてください。
「今、とても着付けをやりたいと思っているんです。このサロンには着付けのメニューがないので、他のサロンにヘルプでいったときに学ばせていただいて。いずれは着付けのメニューに対応できるようになりたいと思っています。あとは、セットとメイクの教育担当をしているので、後輩にもちゃんと教えられるような技術者になりたいですね」
業界トップクラスの働きやすさがあり、自分の時間をとることができているという猿田さん。後編では働きやすい環境についてお話しを伺います。
Salon Data
資生堂ビューティーサロン 新丸ビル店
住所:〒100-6503 千代田区丸の内1-5-1 新丸ビル3Fマルノウチボーテ
TEL:03-5224-5151
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