すぐに鍼が持てる!?実践的な授業が魅力! 東京医療福祉専門学校
鍼灸、あん摩や柔道整復などの技術を身につけながら、国家資格を取得できる東京医療福祉専門学校。創立67年という歴史あるこの学校は、ほかに類を見ないほどの高い国家資格合格率と就職率を誇っています。
今回はそんな東京医療福祉専門学校で学ぶ三人の生徒さん、そして学科長およびにキャリアセンター長でもある髙山先生に、学校の制度や魅力についてインタビュー!長い歴史を持つ学校ならではの魅力に迫ります。
中編では「はり・きゅう科」で学んでいる、1年生の島村さんにお話を伺いました。
授業外でも知識を深められる、ゼミが魅力的
――こちらに入学を決めたきっかけを教えてください。
「まずは設備が整っている点に魅力を感じました。他校のオープンキャンパスにも参加したのですが、ここが一番きれいで学びやすそうだったんです。それから、ゼミが多い点も魅力的でしたね。ゼミというのはいわゆるサークルみたいなもので、興味のある分野について深く学べるんです。私は中国独自の鍼治療を学ぶ“中国鍼”と、美容に効く鍼やオイルマッサージを学ぶ“美容”のサークルに参加しています」
――では、一番好きな授業はなんですか?
「鍼の実技が一番好きです。入学してから2ヵ月後には実際に鍼を打つんですよ。はじめは“鍼枕”というもので鍼を打つ練習をして、慣れてきたら自分に打ちます。それにも慣れてきたら先生に打たせてもらい、最終的には生徒同士で打つ練習をするんです。すぐに実践的な授業が受けられるのは、この学校の魅力だと思いますね」
学んだ技術を活かし、いつかは福祉に貢献したい
――そもそも鍼灸に興味を持ったのはなぜですか?
「以前腰を痛めた際、接骨院で治療したら逆に悪化したことがあったんです。そこで、試しに鍼を打ってもらったんですよ。そしたらあっという間に完治したんです。これはすごい!と思って。高校は福祉の学校に通っていたのもあり、実習先でお会いするお年寄りがよく体の痛みやダルさに悩んでいるのが気になっていたんです。鍼を学べばその悩みを解消してあげられるのではないかと思い、鍼灸を学ぶことを決めました」
――最後に、将来の夢を教えてください。
「訪問鍼灸、もしくは福祉施設で機能訓練士をしたいと考えています。先ほどもお話しした通り、高校では福祉を学んでいました。それに加えて鍼灸の知識を身につけることで、お年寄りの体調の不安を少しでもやわらげてあげたいですね」
次に、学校の魅力と特徴について髙山先生に伺いました。
「本校の特徴としましては、鍼灸、あん摩・マッサージに柔道整復、すべての学科が揃っている点にあります。私自身これらの資格にあわせて教員の資格も取っておりまして、すべて取得するには合計で11年もかかったんですよ。だけど本校の場合は鍼灸とあん摩が一緒に受けられる学科もありますし、ダブルスクールという制度があるので、鍼灸と柔道整復もあわせて最短で3年で取得することが可能なんです。さらに、新設校が増えているいま、67年の伝統がある当校にはほかにない魅力がありますよ。まず、ベテランの教員から確かな教育を受けられるので、国家試験の合格率が高いんです。さらに本校は、江戸時代から続く『吉田流あん摩術』を唯一継承している学校でもあります。古い歴史を持つあん摩術を学べるのも、本校ならではの魅力です」
後編の次回は、本科で学んでいる3年生の佐川さんにお話を伺います。
School Data
学校法人常陽学園 東京医療福祉専門学校
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