転職の抵抗感を乗り越えてたどり着いた、ハイレベルな技術を学べる毎日「D.I.E.V.A 錦糸町店」郡司真歩さん

髪に悩みを持つ方をはじめ、多くのお客様から評価を得ている髪質改善特化サロン「D.I.E.V.A」。関東エリアを中心に5店舗展開し、その錦糸町店でアシスタントとして働くのが、入社1年目の郡司真歩さんです。

前編では、転職を経験されてきた郡司さんに1社目の就職活動についてお話を伺いました。

後編では「D.I.E.V.A」の採用試験や転職活動を通して学んだことをお聞きします。面接に向けて自己分析を行なったという郡司さん。あえて面接の回答を考えたり、暗記したりはしないで、自分の考えをノートに書き出して整理していたそうです。

今回、お話を伺ったのは…

「D.I.E.V.A 錦糸町店」アシスタント

郡司真歩さん

茨城県出身。千葉ビューティ&ブライダル専門学校卒業後、静岡県内の美容室を挟み、2025年1月「D.I.V.E.A」に入社。現在は錦糸町店でアシスタントを務める。

自分の考えを整理して臨んだ採用試験

――採用試験に向けて準備したことはありましたか。

自分の考えをひたすらノートに書き出して、自己分析をしました。たとえば、将来どんな美容師になっていたいか、自分の長所と短所は何か、なぜ「D.I.E.V.A」に入りたいと思ったのか、どんなスタイルを打ち出していきたいかなど。あくまで考えを整理することを心掛け、面接の回答を考えたり、暗記したりはしませんでした。

――回答を考えなかった理由は？

回答を用意した場合、緊張感が増しますし、忘れてしまったときのリスクがとても高いからです。

――実際に受けた採用試験の流れを教えてください。

「D.I.E.V.A」の採用試験は、面接官2名と私1名で行われた個人面接のみでした。場所は店内の一角で、試験前にお客として何度も足を運んでいましたし、面接の雰囲気もカジュアルだったので緊張はほとんどしなかったです。

美容師は接客業。「元気よくハキハキと」を意識した面接

――面接で印象に残っている質問は？

「将来はどうなりたい？」です。そのときは「好きなスタイルと企業の強みを掛け合わせた施術ができる美容師として活躍してきたい」と答えました。具体的に好きなスタイルを伝えてもよかったんですが、カットやカラー、ブリーチなどすべてのジャンルを学んでから方向性を決めたかったのであえてぼやかして答えたんです。

――面接中はどのような意識を持っていましたか

元気よくハキハキと話すことを心掛けました。美容師は技術職であると同時に接客業でもあります。面接での挨拶や話し方で美容師としての素質もアピールできるのではないかと。さらに、個人的には元気であればあるほど「D.I.E.V.A」に入社したいという思いが強く伝わると思っていたんです。

――実際に入社してみて、どんなことを感じましたか？

自分の技術不足を実感しました。先輩を見ていると、カラーの塗布だけでもレベルの違いを感じるほど。それまで学んだ知識と技術が通用しないことにショックを受ける一方で、これからレベルの高い環境で学べることに喜びも感じました。

――望んでいた環境に恵まれたんですね。

はい。先輩はひとつ質問をしたら複数の回答を提示するくらい丁寧に教えてくれます。学ぶことばかりの毎日で着実に成長できていますし、とても楽しく、本当に入社してよかったです。

転職の先には充実した世界が待っている

――転職期間中に悩んだことは何ですか。

前社で入社してから客層にギャップを感じたように、入社してみないとわからない部分があるかもしれないと不安を抱いていました。次の環境も自分に合わなければまた転職。そして、またイチからのスタートになって美容師としての活躍が遠ざかる。この繰り返しだけは避けたいと思っていました。

――そんななかでモチベーションはどのように保っていたんですか？

好きなスタイリストのSNSを見たり、実際に会いに行ったりしていました。そうすると、将来は自分も同じくらい活躍したいとモチベーションが湧いてくるんです。

――郡司さんにとって、転職体験はどのような学びになりましたか。

環境を変えることの大切さを学びました。もともとはそれまでお世話になった人に申し訳ない気持ちもあって、環境を変えることに不安や抵抗があったんです。でも、1歩を踏み出してみたら、自分の理想的な環境にたどり着くことができたので、転職は前向きな選択肢のひとつだと思えるようになりました。

――転職を迷っている方にアドバイスをお願いします。

転職期間中は何をしたらいいのかわからなかったり、転職先に対する不安があったりしてとても大変かと思います。でも、それを乗り越えた先には今よりも充実した世界がきっと待っているはずです。ポジティブに考えることを忘れずに一歩踏み出してみるといいかもしれません。応援しています！

郡司さんが理想的な転職先にたどり着けた3つのポイント

1.幅広い技術と知識を高いレベルで学べることをサロン選びの条件にした

2.ギャップが生まれないように営業中のサロン見学を心掛けた

3.自分の考えをノートで整理してから採用試験に臨んだ

終始、笑顔を絶やさず明るくインタビューに応じてくださった郡司さん。その様子と転職活動中のエピソードから、郡司さんにとって「D.I.V.E.A」で働く日々はとても充実しているのだと伝わってきました。不安を乗り越え、理想の環境にたどり着いた郡司さんの行動やマインドは見習いたいですね。