オーガニックカラーとAujuaトリートメントで髪を健康的に美しく『Rue de Noel』
“お客様大好き主義”をコンセプトに掲げる『Rue de Noel』。インタビューの前半に続き、店長の天野 新さんに、“大好きなお客様”のためにとりそろえた、髪をより美しくきれいに保つことができる他にはない施術の詳細を語ってもらった。訪れた人に喜んでもらうため、そして安心して長く通ってもらうための努力を惜しまないスタッフたちの熱い想いが詰まっていた。
髪をケアしながら美しくなるメニューが豊富
――インタビューの前半では、サロンの考え方やスタッフとの関係についてお話しいただきました。今度は施術について伺いたいのですが、特に人気の施術は何ですか？
「特に喜んでいただけているのは、カラーとトリートメントですね。中でも僕たちがおすすめしているのは、オーガニック認定機関の認可も受けている「Villa Lodola（ヴィラロドラ）」というオーガニックカラーです。普通のカラーと違って92%が天然由来成分なので、髪や頭皮への刺激が格段に低い商品です。白髪染めのように、やりたくなくてもやらなくてはいけないカラーはどうしても頻度が上がってしまうので、髪の傷みを気にせず、安心してカラーを楽しんでいただけたらとおすすめしています。これを使うと傷むどころか、使えば使うほど手触りがよくなるので、一度試されるともう普通のカラーには戻れないほど気に入っていただけるはずです」
――トリートメントにはどんなこだわりがあるのでしょうか？
「トリートメントは、日本人女性の髪を研究して作られた『Aujua(オージュア)』を使っています。毛髪科学はヨーロッパが中心になっているので、どうしても西洋人の毛髪を研究して作られていることが多いんですよね。それに比べると、日本人女性の髪を研究して作られた『Aujua』は、日本人女性に起こりがちなダメージやありがちな悩みをケアできるだけでなく、日本の気候にも配慮して作られているので、季節に合わせた提案までできるんです」
――「Aujua」を取り入れられたきっかけは？
「お客様の要望にカットだけでなく、ケアという観点からもより応えることができたらなというのがきっかけです。当店のオープンからずっと取り入れてきたメニューで、当初は7ラインでしたが今は倍の14ラインにまで増え種類もたくさんあります。その中から髪に合ったものを選んで取り入れていくので、ここでもカウンセリングがとても重要になってきます。始めたころはあまり認知されてはいませんでしたが、年々『Aujua』目的で来られる方も増えてきていますね。メーカーが、最初はメディアに出さずにお客様の声だけで広がっていくような展開を考えてやってきた成果でもあると思います。因みに、『Aujua』の施術自体は認可されている店舗であれば使えるのですが、より精度の高いカウンセリングを豊富な知識からできるスタッフは『Aujuaソムリエ』という資格を持っています」
――日本全体ではどれぐらいの方が持っている資格なのでしょうか？
「最近は増えてきましたが、僕が取得した数年前は145番目でした。現在では全国に1800人ほどいるそうです。資格を取るには、まず朝から夕方まで24時間分講義を受ける期間が4日ほどあります。それを経てようやく知識試験が受けられるのですが、合格率が50%ぐらい。その試験を受けて初めて、今度は合宿に行く権利がもらえます。二泊三日の合宿に行って、帰ってきてから受ける最後の課題をクリアするともらえる資格なので、取得までに半年ぐらいかかるんです」
――よりその人に合った『Aujua』を提供するためには、そこまでの努力が必要なのですね。Rue de Noelでは、何人のスタッフがソムリエの資格を取得されてるのですか？
「スタッフが12人いるうち5人が持っていて、2人のスタッフが現在発行待ちなので半数以上ですね。正直、ここまでソムリエを持ったスタッフのいる店舗はないと思います！合宿ではカウンセリングのレッスンもあり、スタイリストとして大事なことが多く学べるので積極的に受けてもらうよう勧めています」
1人でも多くの人に『Noel』の魅力を届けるために
――なるほど。かなりケアの観点に力を入れてらっしゃるのですね。
「他にもまだ始めてから浅いのですが、ホリスティックビューティーという見た目の外側だけでなく健康面で内面から美しくしようというものもあります。原子を操作して髪の細胞を蘇らせるという仕組みで、それをカラーやトリートメントと組み合わせることで毛髪の中から美しくしていくというメニューで、ドライヤーも同じように毛髪の内部から美しくなる商材を使っています。あとは、インナービューティと繋げて、酵素ドリンクやサプリメントを提案できるように取り揃えていたり。オーガニックカラーと同じで、安心して安全なものを選択してもらいたいので、オシャレにする、可愛くするということだけじゃないメニューもお客様と一緒に実践しているのです。カウンセリングで悩みの背景を聞いていくと、髪の毛には関係ないなと思うわれるようなことも出てくるのですが、『カラーじゃなく、インナービューティの観点から解決できるはず』という時に提案させていただきます。実は酵素ダイエットは自分でもやってみたのですが、1ヶ月で5キロぐらい痩せましたよ！」
――実践した成果を元に、アドバイスしてもらえるのは説得力もあり嬉しいですね！
「オーガニックカラーもトリートメントも利用いただける比率が上がってきているので、求められているんだなという実感があります。僕たちはお客様と一緒に年を重ねていきたいという想いがあるので、ホリスティックとも繋げながら髪をケアできるアイテムは増々必要になってくると思っているんです。実際にすごくいいなと感じているからこそ、多くの方に実感してほしいなと、日々ブログなどでもしっかり発信するようにしています」
――ありがとうございました。最後に、さらなる展望はございますか？
「もっと仲間を増やしていきたいですね。18年の2月に新しい店舗がオープンするのですが、スタッフがこれからも増えていく中で、1人1人が引き出しを増やしていき、サロンとしてお客様に提案できることをもっと増やしたいなと思っています。そういう意味でも、どれだけ個性豊かなスタッフを増やしていけるかが重要かなと。中百舌鳥という土地に地域密着型でやっていく以上、この地域のお客様にひとりでも喜んでいただけるように、お客様を“大好き”と思えるスタッフを増やしていく。個々が自分で考え、お客様に喜んでもらえることをそれぞれ発信していくことが、『Noelっていいな』と思ってくれる人を増やすことに繋がっていると思うんです。新たな店舗展開もそうで、人が増え育つことで初めて次の店舗がオープンできます。新店舗を自分が輝けるステージに作りあげてもらい、それを見ていいなと思う人がまた『Noel』に入ってきてくれる。そうやって大きく広がっていけばいいなと思っています」
“愛”を持って寄り添い続けてきた、地域密着型サロン『Rue de Noel』>>
