“働く男たち”が気軽に寄ってくれる“庶民派バーバー”『LES GARCONS』

清澄白河駅の目の前にある『LES GARCONS(レ・ギャルソン)』オーナーの藤森健至さんと清澄白河店店長の齋藤隆介さん。店内の内装や飾られる小物類、調度品は、まさに男の憩いの場にふさわしい雰囲気です。後編の今回は、おふたりに人気のメニューや内装のこだわり、今後のビジョンについてうかがいました。

男性客から寄せられる狙い通りの言葉

――お店の利用者の方はどのような方たちですか?
藤森さん「当初の想定通り、働き盛りのサラリーマン、ビジネスマンの方が多いですね。とてもうれしいのはお客さまに『こういう店が欲しかった』『この年で美容院はちょっと行きづらくなったし、でも“昔ながらの理髪店”は少しイメージと違う、と思っていたらこの店を見つけた』と言っていただけたりすることですね。とてもありがたい言葉です」

齋藤さん「お客さまには20代の学生の方も意外と多いです。美容院とは違って、お客さまとの話題がよりフランクな内容になりますね。そういうところもバーバーのメリット、魅力だと思います」

LES GARCONS

バーバーならではのメニューにぴったりの“オプション”

――人気のメニューを教えてください。
齋藤さん「バーバーならではの“顔剃り”に付けられるオプションは人気があります。眉剃りや顔パック、フェイスマッサージなどですね。顔剃りは薄く顔の皮を一枚剥ぎ取るようなものなので、その後にスキンケアをオススメしています。それからヘッドスパは、お客さまのうち1割くらいの方から依頼されるので、かなりの人気と言っていいと思います。スタッフで相談して考案したマッサージに加えて、クレンジング剤も厳選したものを使っているのが人気の理由かもしれません」

LES GARCONS

男性客を引きつけながらも入りづらくしない、絶妙な内装のバランス

――サロンの内装など、お店づくりはどのようにされていますか?
藤森さん「最初に“理髪店”ではなく“バーバー”というイメージで作り始めたので、アメリカ西海岸風とかヨーロッパ風とかそういう雰囲気を意識しました。大人の男がちょっといいね、と思えるような感覚を大切にしています。ただ、お酒を飲むためのバーのようにすると、逆に入りづらくなってしまいます。うちは決して敷居の高いお店にはしたくなかったので、そこは注意しました。ちなみに壁の絵は、内装をお願いした“Riccoさん”というデザイナーの作品です」

LES GARCONS
オーナーの藤森健至さん

お客さまのことを考え、やみくもな“高級化路線”は選ばない

――今後のビジョンについて教えてください。
藤森さん「最近のバーバーブームで、ものすごくハイエンドな高級店も増えていますが、私はこのお店で“ラグジュアリーを極める”というようなことは考えていません。価格的にも敷居が高くなく、でもそこにいけば男性がリラックスできて、奥さんや彼女も“あの店だったら恥ずかしくないよね”と言ってくれるようなお店でありたいと思っています。お店の数もやみくもに増やすのではなく、ニーズのあるところがあれば、このコンセプトで出店できたらいいな、と考えています。それから私個人はとても好きなのですが、“昔ながらの理髪店”にギャップを感じている20代から30代の若い理容師さんたちに、『こういうお店で働いてみたい』と思ってもらえるようなお店にしたいですね」

齋藤さん「私は経営者ではなく、将来も現場に立ち続けたいと考えています。オーナーに新たなスタッフの募集をお願いしているところなのですが、入ってきてくれたスタッフには、将来の希望や身につけたい技術をしっかり聞いて、早くお店を任せられるくらいにしてあげたいと思っています」

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Salon Data

LES GARCONS

LES GARCONS(レ・ギャルソン)清澄白河店

住所:東京都江東区白河1-7-13
TEL:03-5620-3946
http://amelie-et-garcon.com/les-garcons-kiyo/

大人の男性が落ち着ける、敷居の高くない本格派バーバー『LES GARCONS』>>

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