お客さま1人ひとりに向き合い、丁寧で上質な施術を提供する『Sea Room』
表参道からほど近い、神宮小学校の裏手にある『Sea Room（シー・ルーム）』。同サロンは、落ち着いた大人の女性向けにネイルとアイラッシュを手掛けています。前編の今回はマネージャーの愛須恵さんに、サロンをオープンしたきっかけや特徴についてうかがいました。
提供する価値は早さや安さではなく、“丁寧さ”と“高い技術”
――『Sea Room』ではどのようなサービスを提供されているのですか？
「当店はネイルとアイラッシュを施術するサロンです。また早い、安いということを特徴とするのではなく、常に1人ひとりのお客さまに丁寧に時間をかけ、高い技術で施術することを目指しています」
お客さまの声から生まれた、ネイルとアイラッシュのハイブリッド・サロン
――サロンをオープンされたきっかけを教えてください。
「私はネイリストとして最初のお店に入った20歳のときから、この青山周辺で働いていました。そして独立後は青山学院の近くの六畳しかない部屋で、ひとりでネイルサロンをやっていたのですが、やがてお客さまから“ネイルとまつ毛を一緒にできたらうれしい”という声をいただいたり、私ひとりで対応できるお客さまの数が限界になり始めました。ちょうどその頃に今のお店のオーナーと知り合い、一緒にやっていこうということでオープンしたのがこのサロンです。ですからオープンのタイミングに合わせてスタッフを増やしており、現在はネイルのみのスタッフが4名、アイラッシュのみのスタッフが2名、両方できるスタッフが2名の計8名が在籍しています」
お客さま1人ひとりにとって、最適な施術を追求し続ける
――提供しているサービスの特徴はどういったところでしょうか？
「お客さまは1人ひとり、さまざまなライフスタイルの方がいらっしゃいます。たとえば主婦の方や美容師の方といった水をよく使うお客さまはネイルが取れやすいということがあります。だからスタッフ全員が同じように淡々と機械的に施術をするのではなく、お客さまのライフスタイルや事情に合わせた施術をするように心がけています」
「これはアイラッシュでも同じで、まつ毛の太さや質によって適した施術は異なります。ただバサバサしてボリュームがあればいいとか、仕上がりがきれいでさえあればいいというのではなく、お客さまのまつ毛の生え方（毛質・毛量など）に応じて、できるだけ長く美しい期間が続くように調整しています。具体例をあげると、まつ毛の細いお客さまにあまり負担のかかるエクステをつけてしまうと、まつ毛が弱ってしまい、美しく保つことができません。そういった事情を踏まえた施術の提案を行なっています」
「また多くのお客さまは、ネイルが長持ちするかどうかはジェルを製造しているメーカーや施術者の技術に左右されていると思われるのですが、実は違います。ネイルの持ちに一番影響するのは、ネイルをする前の爪の下地処理やケアです。だから当サロンでは、爪の下地処理とケアに1時間をかけています。その結果、早い、安いを売りにしているサロンの施術では2〜3週間程度でネイルが取れてしまうというお客さまも、当サロンでは１ヵ月〜１ヵ月半持つとおっしゃられます」
女性を美しくするためにじっくりと時間をかけ、1人のひとりの事情と向き合う同サロン。後編ではお客さまの客層やお店の内装、今後のビジョンについてうかがいます。
Salon Data
Sea Room（シー・ルーム）
住所：150-0001 東京都渋谷区神宮前4丁目19-8 アロープラザ112
TEL：03-6434-7992
https://www.sea-room.jp/
美しい仕上がりの背景にあるのは、時間をかけた丁寧な施術『Sea Room』>>
