まるで治療院に来たかのようなサービスをオフィスで『 ユラックス株式会社』

近頃注目を集めている「訪問型の法人向けボディケア」とは、セラピストが会社まで出向き、マッサージ等のリラクゼーションを提供するサービスのこと。従業員の健康を守ることは企業の活性化に繋がるという考えのもと、そのニーズはどんどん高まっています。
前編と中編では、そんな訪問型のボディケアサービスを展開するユラックス株式会社の代表取締役・山口さんにインタビューさせていただきました。 後編の今回は、実際にサービスを利用されているボクブロック株式会社の代表取締役・林さんに、サービスを取り入れたことによるメリットや導入された経緯について伺いました。

長時間のデスクワークに必要なのは、リラクゼーション

――まずは、ボクブロック株式会社さまのサービス内容を教えてください。
「ECサイトの構築をメインに行なっています。中小・中堅企業のメーカーや小売店が運営する“本店ショップ”のECサイトに特化しているのが特徴です。サイト構築から運営サポート、そして売上や運用効率の向上に役立つプロダクトのご提案までさせていただいていますよ」

――どのようなお客さまが多いのでしょうか？
「さまざまな業種の方とお取引させていただいておりますが、強いていうとアパレル、食品、法人向け商材を販売されている会社さまが多いですね。商品や売り方に対するこだわりをお持ちで、どんな人に買ってほしいのかというターゲティングまでしっかりされている方からよくご依頼をいただきます」

日々に寄り添い助けてくれる、従業員たちの救急箱のようなセラピスト

――では、ユラックスさまのサービスを導入されたきっかけを教えてください。
「弊社の仕事はデスクワークが非常に多く、従業員は休憩時間に少し立ち上がるときか、打ち合わせで移動するときにしか動くことがないんです。そういった背景もあり、イスは座り心地がよいものにこだわるなど、工夫はしていました。しかし、座りっぱなしによる不調はそれだけで解決できる問題ではありませんし、従業員たちの体調のことを考えて何か福利厚生を取り入れたいと思っていたんですよ。そこで、もともと知り合いだった山口さんのサービスを利用してみようと決めたんです」

――なるほど。実際に取り入れてみて、従業員さんの反応はいかがでしたか？
「本当に好評ですよ。希望者が毎月受けられるようにしておりまして、一度施術をしてもらった者はクセになっているようです（笑）。ひとり30分間のマッサージを、毎回計8名ほどしていただいています。長年同じ方に担当していただいていることもあり、まるで弊社の従業員たちにとっての“かかりつけの治療医”のようです」

――こちらのサービスを導入することは、会社としてどのようなメリットがあると思われますか？
「疲れが取れてスッキリするため、従業員たちの集中力が上がるのはありがたいですね。また、ちょっとした不調も汲み取ったうえでマッサージをしてくれるので、細かく身体のメンテナンスをしてもらえる点も魅力だと思います」

――では最後に、会社としての今後の目標を教えてください。
「ECサイトを通して、日本をより豊かにしていくことが目標です。お客さまの売上を伸ばすだけでなく、ショップとしてこだわっているポイントを伝える。今まで日の目を見ることがなかった、地方の素晴らしい商品を全国に知らせる。作り手の思いや希望まで反映することが可能な“本店ショップ”ECサイトだからこそできる方法で、良質な物を広く世のなかに広めたいんです。街のお店から“物を売る”という役割を奪っているだけでは意味がなく、インターネットというフィールドで新たな商圏を作っていくことが、日本を豊かにするきっかけになると思っています」

そう語る林さんは「そのためにも、ユラックスさんのサービスを通して従業員たちの健康をサポートし、彼らのベストパフォーマンスが常に発揮できるようにしていきたいですね」ともおっしゃっていました。
昔から交流があったという林さんと山口さんは、お互いのビジョンや目標を深くリスペクトしあっているご様子。方法は違えども“人のためになる仕事をしたい”という目標が同じおふたりの力は、大きく世のなかを変えてくれそうです。

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