“癒し”ではなく“改善”へ。採用で重視すること【パウワウ 山崎愛実さん】#2
美容師を目指す学生、新天地を目指すスタイリストさんにとって、避けては通れない就職活動。採用を勝ち取るためには、どんな準備が必要? 心がまえは? そんな疑問を、実際のサロン採用担当者にインタビュー!
今回は、女性の一生に寄り添うヘルスケアブランド「パウワウ」にフォーカス!
パウワウは関東・関西で21店舗を展開し、東京23区内では出張ケアも行うウィメンズヘルスケアサロンです。女性特有の未病のお悩みに対し、全店舗個室・女性整体師による施術で、一人ひとりに合ったケアを提案しています。
そんなパウワウの採用事情を、全4回に分けてお届けします。
第2回目は、求める人物像についてお聞きします。
お話を伺ったのは…
パウワウ ブランドマネージャー 山崎愛実さん
ロンドンでメイクの仕事に携わった後、帰国を機に「身体から整える美しさ」に関心を持ちパウワウに入社。現場スタッフ、店長を経てブランドマネージャーに就任し、現在は採用にも携わっている。

ライフステージに合わせた、多様な働き方

――パウワウでは、正社員・アルバイト/パート・業務委託と、複数の働き方があるそうですね。実際には、どの働き方を選ばれている方が多いのでしょうか?
今はアルバイトの方が多いです。
もともと私たちは全員正社員でスタートしているのですが、長く勤めているメンバーも年齢を重ね、子育てしている方がほとんどです。特に店長クラスのメンバーでも、子育てをしながら働いている方が多く、夜や土日に出勤するのが難しくなるケースもあります。そのため、現在はアルバイトや業務委託の方に、土日や夜の時間帯だけといった形で入っていただくことも増えています。
――時間帯に応じて働ける方にも支えられているのですね。
そうですね。夜や土日はお客さまから需要があるにも関わらず予約をお受けしきれないことがあったため、そこの時間帯に入っていただける方はとてもありがたいです。
子育てがひと段落した40〜50代の方が夜や土日に入ってくださったり、20代のスタッフが比較的柔軟にシフトに入ってくれたりと、それぞれの状況に合わせて役割を分担しています。
――産休・育休を取得して、復帰される方も多いのでしょうか?
多いですね。今も店長のうち2人が3人目を妊娠中です。そうしたメンバーがいるのも珍しくなく、ライフステージが変わっても働き続ける人が多い職場だと思います。
採用で重視しているのは、“リラクゼーション”との違いを理解できるか
――採用にあたって、山崎さんが意識されていること、気をつけていることはありますか?
一番大きいのは、パウワウをリラクゼーションサロンだと思って来られる方との認識のズレをなくすことです。外からはやわらかい雰囲気に見える分、リラクゼーションと捉えられやすいのですが、私たちは癒やしではなく、女性の心と身体の状態を根本から整えることを目的としています。
不調を抱えながら自分を後回しにしている女性に「まずは自分の身体を大切にしてほしい」と伝えることも、私たちの役割です。
そのため、面接では最初に「パウワウはリラクゼーションではなく整体です」ということをかなり丁寧にお伝えします。そこを理解した上で、「改善をサポートしたい」「女性の身体と本気で向き合いたい」と思ってくださる方に来ていただけたら嬉しいですね。
――単に施術をするだけではなく、考え方の部分もかなり大切なのですね。
そうですね。パウワウでは、疲れたときだけ駆け込むのではなく、疲れない状態を目指して定期的に身体を整えていく“未病ケア”を大切にしています。実際、お客様も次回予約を取って帰られる方がほとんどです。
そういう意味でも、ただほぐして終わりではなく、その方の生活や身体の状態を見ながら改善をサポートしていく仕事なので、リラクゼーションとは考え方がかなり違います。そこを面接でしっかりお伝えして、「やりたい」と思えるかどうかが大事だと考えています。
求めるのは、人に興味を持ち、相手に合わせた提案ができる人
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――パウワウには、どのような方が合っていると感じますか?
やはり、人に興味を持てる方ですね。カウンセリングもとても重要なので、お客様のお悩みを引き出し、相手のことを知ろうとできる方は向いていると思います。
同じ“肩こり”という悩みでも背景によって提案は変わるため、そこまで見られるかどうかが大切です。
――背景まで見る、というのは?
たとえば同じ肩こりでも、仕事に集中できないことがつらい方もいれば、産後で疲労が重なって不調を感じている方もいますよね。同じ症状に見えても、その方が困っている理由や生活背景はまったく違います。
だからこそ、ただ症状を見るだけではなく、その人がどんな毎日を送っているのか、何に困っているのかまで含めて考えることが大切です。必要であればホームケアを提案しますし、逆にその方の状況によっては、今はそこまで求めない方がいい場合もあります。お客様に合わせて提案を変えられることが大事だと思います。
――相手の状況を汲み取れるかどうかが大きいのですね。
そうですね。加えて、女性を元気にしたいという思いも大事だと思います。自分自身の経験から、「こういう悩みを抱える女性の力になりたい」と思って入社される方もいますし、そういう気持ちがある方はパウワウに合っていると思います。
――ほかに、求める人物像として大切にしていることはありますか?
自分自身をきちんと整えられることですね。女性の心と身体を元気にしていく仕事なので、施術する側が自分のメンテナンスをできていないと、お客様にも向き合えないと思うんです。
自分の体調や心の状態を整え、良い状態を保てることは、この仕事ではとても大切だと思います。
パウワウで活躍している方の共通点3つ
1.人に興味を持ち、深くヒアリングできる
2.“癒し”ではなく“改善”に向き合える
3.自分自身のコンディションを整えられる
取材・文/原田 菜月
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