柴田祐美子 interview #3:骨格分析、メイクの認識に変化を起こしたい

「スリーグラフィティ」ではマンツーマンレッスンに強いこだわりをもっています。親子や友達同士で来店されるお客様にも、おひとりずつお話ができるよう、時間を調整するほどの徹底ぶり。そこには骨格分析、メイクについて真剣に取り組みたいという柴田さんの思いが現れているようです。そんな柴田さんの思い描く今後のビジョンについて伺いました。

メイクは流行を追うものではなく、自信に磨きをかけるもの

THREE GRAFFITI

――柴田さんがメイクレッスンをされていくなかで、今後の展望やビジョンはありますか?
「すごく極端な表現になってしまうかと思うのですが、私はメイクが若いうちからの教育システムに取り込まれるといいなと思います。メイクって流行のおしゃれのためにあると思われがちですが、自身の体験からもそうで、メイクをすることで自分のコンプレックスと向き合い、解放され、気分が明るくなることがあります。自分に自信のない人や、悩みを抱えて解決策がわからず学校にいけなかったりする若い人も、メイクに救われる可能性は少なからずあると思います。骨格分析もメイクの専門学校などでは教えないジャンルなんです。しかし、もっと認知が高まり意識されることが増えれば、メイクの方法だけでなく、メイクのノウハウもわかるメイクさんが増えて、もっとメイクの可能性は高まると思います。」

骨格分析はメイクの可能性を高める

THREE GRAFFITI

――骨格分析やメイクレッスンの認知を広めるために特別取り組まれていることなどありますか?
「プロ向けに講習をしたり、オンラインレッスンを行ったりしています。プロの方は、メイク方法の基礎は熟知されているのですが、骨格分析の知識がないことや、メイクをもっと理論的に学びたいと考えている人がいるので、そういう方に骨格分析を教えています。それを受けて、ご自身がメイクするモデルさんの魅力を引き出すにはさらにどうメイクすべきかを考え、より技術を高められています。オンラインレッスンは遠方に住まわれていたり、忙しくて時間がとれなかったり、なかなかサロンに通えない方、低価格で体験したい方に向けて発信しています。そのほかにもレッスンの内容や種類に工夫を凝らし、マンツーマンにもこだわって一人でも多くの人に技術を習得してもらうようにしています。」

選択肢の多い都市だからこそ、道標役に

柴田さん

――最後に柴田さんが福岡で開業されることにこだわった理由をおしえていただけますか?
「18歳以降、色々と住む場所が変わった中でも、福岡は身近な都会という存在でした。なので暮らすなら福岡となんとなく考えていた場所ではあります。それに福岡は女性の比率が多いので、ファッションや美容がすごく発展しています。その分、どれを選んでいいのか悩んでいる人も多いのではないかと思い、需要の多さを感じて福岡で開業することにこだわりました。」

全国からも流行発信都市として注目され、美容業界も多くの情報が行き交う福岡。日々進化するなかで、自分にとって良い情報を取捨選択をせまられる女性たち。そんな彼女たちからすると、柴田さんはまさに道標という存在です。今後の活躍にますます期待し、注目していきたいと思います。

   

Salon Data

THREE GRAFFITI

THREE GRAFFITI

福岡県福岡市中央区天神2丁目3-10 天神パインクレスト 916
http://threegraffiti.info/
instagram: https://www.instagram.com/makelessonsalon_3g/

Profile

prof-min

柴田祐美子さん

求人広告の代理店に勤めたあと、東京でメイクレッスン講師の養成学校に通学し、メイクレッスン専門のサロンに就職。その後、独立して自身のサロンを福岡市・天神に設け、福岡県内のみならず全国の女性に骨格分析とメイクレッスンを施している。

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