セラピストに求められる髪型とは オシャレな髪形と簡単にできる方法をお伝えします

接客業などのお客様と対面するような職業をするうえで、言葉遣いや接客マナーは気を付けてなくてはならない点です。しかし、それ以上に髪型も重要なことを知っていますか?

初対面の時、第一印象は7割以上が見た目で決まるそうです。しかも数秒の間に相手の中で決まってしまいます。

服装はもちろんのこと髪型にも気を遣っていなければ、職業によってはだらしない印象を与えてしまい幻滅されてしまったり信用されなかったりするなど自分の立場が不利になってしまいます。

髪型をまとめたり、おしゃれなものに変えると人からの印象は大きく変わります。それだけで相手に好印象を与えることができるので今後相手との関係もうまく行く可能性が高くなります。

そこで今回は、セラピストに求められる髪型とはどのような髪形なのか、そしてその髪型を簡単にできる方法を紹介します。

セラピストに求められる髪型

まずセラピストとはどういう職業なのでしょうか。セラピストにはしっかりとした定義は未だありませんが主に、アロマテラピーの施術を行う人、治療士、療法士のことを指します。

セラピストの仕事は、私生活の中で様々な悩みを抱えたお客様に、癒されることを第一の目的に精神的自立や回復または悩みを解決するための手助けをする仕事です。

中には、繊細なお客様もいるためカウンセリングを行うセラピストの第一印象はとても大切なものになってきます。きっと多くのお客様は、清潔感があってオシャレで真面目で信頼のできる人のカウンセリングを受けたいと思っているでしょう。

お客様に良い印象を受けてもらうためには仕事を真面目にこなすことも大事ですが、冒頭でも触れた通り髪型を工夫するだけでも印象はだいぶ変わってくるのです。

セラピストは個性はあまり出さずに、万人受けする髪型が喜ばれる

まず、髪型で気になるのは髪の毛の色かと思います。最近では街中でも派手な髪色をしている人が多くなってきましたが、まだまだ苦手意識を持っている人も多いです。

そんな中で老若男女問わず好印象を与えられるのは自然な黒やこげ茶色の髪色です。実際にセラピストをしている人の写真などを見てみても黒髪やこげ茶色の人が多いです。

前髪はオールバックかピンやスプレーで固定すると良いです。施術中に髪の毛をかき上げるなどの動作は不潔と思われてしまったり、施術の際に邪魔になってしまいます。

また、前髪は目やまゆ毛にかからないようにしましょう。表情全体が見えた方がお客様も安心することができます。

後ろの髪はショートであればそのままで、顔にかかってしまうようであればピンやワックスなどで固定しましょう。

ロングなど髪の毛が長い人は後ろで一つに結んだり高い位置でお団子にするなどしましょう。髪の毛を高い位置で結ぶと清潔感や丁寧さが感じられるので良いでしょう。また、髪の毛を高い位置で結ぶと顔が引っ張られて表情も明るくなるのでおすすめです。

後ろで髪の毛を結んだ際に出てしまう後れ毛などは見る人によっては可愛い印象を持ちますが、中にはだらしないと感じる人もいるようなので、ピンやワックスで綺麗にまとめましょう。

セラピストでもできるオシャレな髪型

では、清潔感のある綺麗な髪型とはどんな髪型なのでしょうか。長い人は後ろでお団子にしてしまうのが一番簡単ですが、それだけでは少し味気ないと感じる人やセラピストの人も、もうちょっとオシャレな髪型にしたいと思う人もいるでしょう。

そこでオシャレだけど清潔感があって、簡単にできる髪型を紹介します。

夜会巻

セラピスト オシャレな髪形

夜会巻は後ろの髪をねじりあげてまとめるヘアスタイルのことを言います。キャビン・アテンダントや女将がよくしている髪型をイメージしてもらえればわかると思います。

女らしく上品に仕上げることができて、首回りもすっきりするのでおすすめの髪型です。また、夜会巻はアレンジ次第できちっとした場面でも、カジュアルな場面でも使う事ができるので覚えておいて損はないでしょう。

ミディアムでもロングでも綺麗に仕上がりますが、ロングの人は特に夜会巻が綺麗に仕上がるのでぜひ試してみてください。

ギブソンタック

セラピスト オシャレな髪形

ギブソンタックは高めの位置で髪をまとめる夜会巻きと違い、低めの位置で髪をまとめるヘアスタイルのことを言います。低めの位置でまとめられるため、比較的髪の毛が短い人でもチャレンジすることができます。

ギブソンタックは海外セレブの間でも大人気のヘアスタイルで華やかさと上品さを兼ね備えているため結婚式などにぴったりの髪形とされています。

見た目はとても凝っていて、一見難しそうに思う人も多いかもしれませんが、やり方は意外と簡単で基本はくるりんぱをするのと変わらないので覚えてしまえばすぐにできるようになります。

また、アレンジもシンプルなものからヘアバンドやアクセサリーを使った凝ったものまで工夫をこなせばギブソンタックだけで何種類もの髪型を作ることができるので仕事でもプライベートでも使う事ができるので試してみてください。

シニヨン

シニヨンは束ねた髪の毛をサイドや後頭部でまとめたヘアスタイルのことを言います。ポニーテールを丸くしたような見た目をしています。

髪の毛が短い人やくせっ毛の人は特に、ポニーテールやお団子で髪を綺麗にまとめるのが難しいと思う人もいるでしょう。しかし、シニヨンは髪が短くても、髪の毛にくせがついていても手間なく簡単にできるため、髪の毛を結ぶのが苦手な人にはもってこいの髪型です。

シニヨンは夜会巻きやギブソンタックとは違い、自分の髪の毛の長さや気分によって髪の毛の結ぶ位置を変えることができるため、アレンジしやすいです。

さらに、結び方も様々あるため、簡単なものから凝ったアレンジまでやり方次第で色々楽しむことができます。アレンジによっては、落ち着いた印象を与えたりもできるので、お客様に安心してもらえるでしょう。

簡単に髪型を作る方法

では、実際に夜会巻き、ギブソンタック、シニヨンはどう作るのか、セラピストにぴったりのアレンジ方法、マンネリしない工夫などを紹介していきます。

夜会巻の場合

夜会巻きは基本、ワックスで髪の毛をある程度形作った後にピンやコームなどで固定するやり方が主流です。髪の毛が長い人はコームを使ったやり方が安定するのでおすすめです。

1.始めに髪全体にワックスなどをつけてまとまりやすくする。
2.毛束をまとめて一つ結びしたような形を作る。
3.毛束の根元を抑えながら2,3回なるべくきつめにねじる。
4.ねじった毛束を崩れないように上方向にねじりあげる。
5.ねじった毛束を抑えつつ半分ほどの長さで折り返す。
6.ねじり上げた毛束と頭の間に折り返した毛束をコームで留める。

髪の毛が短い人は5のねじった毛束を抑えた時点でピンで上下と横から留めると良いでしょう。また、ワックスとピンだけだと綺麗にできないという人は最初はゴムとピンを使ったやり方で試してみると良いでしょう。

ゴムを使ったやり方は最初に細目に毛を取り全体的に外巻きにして、ワックスやスプレーでくしゃっとさせます。

その後髪の毛をゴムで結び、毛先を残すように上方向にゴムを緩めます。そのまま、髪をねじらせてあとは3から同じ流れで夜会巻きの完成です。

基本的な結び方の他にも、ピンを留めた後にバレッタでワンポイント入れたり、前髪が長い人は髪をまとめるときに前髪も一緒にまとめて顔をスッキリ見せたり様々な組み合わせができます。

ギブソンタックの場合

ギブソンタックは先ほども触れた通り、くるりんぱを使ったヘアスタイルになっています。髪の毛の長さが中途半端で髪の毛がうまくまとまらない人も毛先をしまいこめるギブソンタックなら綺麗に仕上げることができます。

1.両サイドの毛を取りそれぞれ後ろに向かってねじる。
2.ねじった毛を後ろで結わいて隙間ができないようにくるりんぱをする。
3.残りの後ろの毛を等分に分けてねじりながらくるりんぱした結び目に入れ込む。
4.残りの毛も残らないように同じように入れ込む。
5.ピンで留めてきつめに固定する。

コツは残った毛を入れ込む際にしっかりねじってから入れ込むことです。

また、アレンジで3の時に等分した毛を三つ編みなどで結んでから入れ込むと髪飾りなどが無くても華やかな後ろ姿になります。さらに、三つ編みで髪の毛がある程度まとまるので入れ込みやすくもなります。ロングの人や慣れていない人におすすめです。

自分の髪の毛で全部作れるのがギブソンタックの良いところですが、ヘアバンドを使ってワンポイントいれることでおしゃれな雰囲気も増して、髪の毛を入れ込む際も固定しやすくなるので様々なアレンジを試してみてください。

シニヨンの場合

シニヨンもやり方はギブソンタックに似ていますが、まだ細かいアレンジができないという人はシニヨンは最初に覚えておくべきでしょう。

1.髪の毛を好みの位置でまとめて結ぶ。
2.結び目をくるりんぱして形を整える。
3.結んだ毛先をくるりんぱした結び目に巻き込ませていく。
4.必要であればピンで留めて固定する。

基本はたったこれだけの手順で完成です。髪を結び慣れていない人や忙しくて髪の毛を結ぶ時間がないという時でも簡単に結ぶことができます。

シンプルなものだとこれだけの手順で完成ですが、ギブソンタックのようにまとめる髪を三つ編みにしたり、最初のまとめる髪をサイドにずらすことによって様々なアレンジをすることができます。

また、バレッタやピンを使って清楚な印象を与えることもできます。

同じ髪型でも作り方を変えるだけで毎日飽きることがない髪型を作ることが出来ます

3つの髪型を紹介してきましたが、どの髪型もアレンジ次第で何パターンもヘアスタイルを変えることができます。

ヘアアクセサリーやヘアバンドを使う事によってさらにワンポイント入れられるので、そこで自分の個性を出すこともできます。

慣れてくれば、基本的な結び方を応用して似ているけど毎日違った髪型を作ることができます。

毎日髪型を変えるのは大変なことかもしれませんが、髪型がいつも違ったり凝っていれば、カウンセリングを受ける人にも好印象を与えることができるし、それ以上に自分が毎日の髪型を考えることが楽しくなってくるはずです。

毎日髪型を変えれば、いつもリフレッシュした気持ちでお客様と向き合えるでしょう。是非、色々なヘアアレンジを試してみてください。

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