知識を蓄えることはとても大事。でも相手に伝わらないと意味がない。ヨガ・ファスティングインストラクター三山真輝さん#2

多忙を極めたヨガインストラクター時代に抱えた心身の不調を、分子栄養学の学びで克服。ヨガに栄養学の学びをプラスすることで、仕事もプライベートもさらなる充実を見せる三山真輝さん。

前編では、売れっ子ヨガインストラクター時代と自身の意識改革となったバイタルファスティングについて聞きました。この後編では、分子整合医学美容食育協会の「健康美容食育士」、「ファスティングマイスター」としての活動について伺います。

キャリアを活かしたオリジナルプログラムを作るための講座

ご主人と三山さんが運営する「カラダ塾」。自分の体をちゃんと自分で受け入れられるようになって欲しい。そのための知識は大人になってからでも身に着けることができるよという思いを込めて名付けました。

――指導者になって13年目だそうですね。

はい。分子整合医学美容食育協会の講師になり、「カラダ塾」を立ち上げ、一般の方のカウンセリングサポートや、ご自分でセミナーを開催するための講座を開催しています。現在、協会の顧問もさせていただいているのでテキストの監修やイベントに登壇させていただく機会もあります。

――セミナー開催のための講座はマンツーマンで?

個別希望の方にはマンツーマン、グループ希望の方には定期開催している講座に参加していただきます。3ヶ月間でオンライン講座が月2回。その期間中はわたしへの質問し放題。

ご自分のセミナー開催日程を設定していただき、講座で学んだことを基にひとり語り動画を送っていただきます。それに対して「情報を盛り込みすぎで伝わらないのでもう少し削ってください」、「目が泳いでいる」、「もう少しゆっくり喋って」などアドバイスさせていただきます。

――生徒さんにはどんな方が多いのですか。

ご自分の今までのキャリアをすべて活かしたオリジナルのプログラムを作るための講座なので本当にいろんな方がいらっしゃいます。

例えばイメージコンサルタントの方は、メイクやファッションで外見を素敵にしてさしあげるお仕事ですが、ダイエット希望の方がいたらファスティングで中身から体を変えていく提案をされています。

ちょっと面白いのが、カメラマンの方でファスティングして食事を変えて美しくなった3ヶ月後のプロフィール写真を撮りましょうというプログラムを作った方がいますね。

難しい言葉を使わず、詰め込みすぎないこと。

ヨガインストラクター、一般の方向けのカウンセリングサポート、セミナー開催のための講座作り、やりたいことはたくさん!

――これまでにどれくらいの方を指導してきたのですか。

ファスティングサポート1000人以上、コンサル生100人以上。いまも年間300本以上の研修セミナーを担当させていただいています。

――すごく大きな実績だと思いますが、どうやってこの数字を作ったのですか。

最初は右も左も分からなかったので、友人のカウンセリングサポートをさせてもらうところから始めました。そこからご紹介がすごく増えたんですよね。

――三山さんのどんなところが評価されていると思いますか。

ほぼほぼ皆さんに言っていただくのが「分かりやすい」。「難しいことを分かりやすく言うのがめちゃうまいですね」と言っていただきます。

――確かに! このインタビューにも難しい言葉を全く使わずに応えてくれていますよね。

栄養学って、とっつきにくいイメージがないですか。でもわたしはこんなに面白い学問は他にないと思っているんです。義務教育にも取り入れるべきだと思うくらいみんなに知ってほしい。ただ伝え方によっては難しくなってしまうので、なるべく伝わるようにということは常に意識しています。分かりやすい講義ってなんだろうと自分で研究して作った「分かりやすい講義の型」が受け入れられたのかなと思っています。

――「分かりやすい」のポイントは?

難しい言葉を使わず、詰め込みすぎないこと。

これで食べていきたい、こういうセミナーをやりたいという思いはあるけれど、セミナーの作り方や伝え方が独りよがりになりがちな方が多いですね。詰め込みすぎて相手に全然伝わらなかったり。

とくにオンライン講座は一方通行になりがち。わたしが講師として立つときは、一方的に押し付ける講座ではなく、なるべく生徒さんと交流して、生徒さんが何を学びたくて来ているのかをキャッチして、生徒さんの気持ちが前向きになるような講座作りを意識しています。

来世で出会いたいものが3つある

わたしが生きている限り、これを伝え続けようと思います。

――週7でヨガのインストラクターだけしていたときと、栄養学を取り入れてからではどんな変化がありましたか。

収入は以前と比べて約4倍になりました。

まず大きな変化は、自分が健康になれたことです。ヨガしかやっていなかったときは、健康を伝える仕事をしているのにどうしてこんなに不健康なのかすごく疑問でした。運動はすればするほどいいと思っていたので、クラスもマックス持っていましたから。

それと時間と体力をコントロールできていることも大きな変化ですね。ファスティングと栄養指導の仕事は完全オンライン化ができるので、どこにいても仕事ができます。出張先でも旅行先でもパソコンさえあればどこでも。仕事を入れたかったら入れられるし、休みたいときは休む。働き方を変えて良かったなと思う大きなところです。

――現職の魅力を教えてください。

自分も家族も元気になれて、とにかくお客様に感謝されること。いままでに「本当にありがとう」と何回言われたか分かりません。

自己紹介でよくお話するのですが、わたしには来世で出会いたいものが3つあります。

1.ヨガ
2.バイタルファスティング
3.分子栄養学

この3つに来世の自分が出会うためには、誰かが伝え続けないといけない。だからわたしが生きている限りこれを伝え続けようと思います。 

――熱い想いですね! ではインストラクターを目指す人にメッセージをお願いします。

インストラクターという仕事において、知識を蓄えることはとても大事。でも相手に伝わらないと意味がない。わかりやすく伝えることが何よりも大事だと思いますそこを意識してがんばってほしいです。

――最後に三山さんにとって働くとは?

生き甲斐ですね。 

三山さんの成功の秘訣は

1.バイタルファスティングで意識改革

2.バイタルファスティングの良さを身近な人から伝え始めた

3.分かりやすく伝えることを意識 

「来世でも出会いたい。だからわたしが活きている限り伝え続けていく」。そんなふうに思えるのは、三山さんが自分と人と分子栄養学と、真剣に向き合ってきたからだと感じました。

撮影/佐藤克己
取材・文/永瀬紀子


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