バイタルファスティングを始めたら帰宅後泣かなくなった ヨガ・ファスティングインストラクター三山真輝さん#1

土日関係なく週7でクラスを持つ売れっ子ヨガインストラクターだった三山真輝さん。仕事そのものは大好きだけれど、疲れ切って帰宅する毎日。旅行に行きたくても行けない。ヨガインストラクター漬けの日々に戸惑いを感じていたときに出会ったのが、バイタルファスティングでした。帰宅後ひとしきり泣いてからでないと夕飯にたどり着けなかったのが、バイタルファスティングを始め、気づいたら泣かなくなっていたそう。

前編では、多忙なヨガインストラクター時代と、ただの断食ではなく思考まで整えるバイタルファスティングについて伺います。

MAKI’S PROFILE

お名前

三山真輝

出身地

京都府

出身学校

大阪スクールオブミュージック専門学校

プライベートの過ごし方

ビジネスもプライベートも常に一緒の夫との散歩が楽しみ。

仕事へのこだわり

人に丁寧に向き合う。

週7レッスンでヨガインストラクター漬けの日々

インタビューは三山さんが顧問を務める一般社団法人 分子整合医学美容食育協会にて。

――この業界に入るきっかけを教えてください。

高校卒業後、大阪にあるダンス専門学校に通い、21歳のときに上京。アルバイトをしながらダンスの仕事をしていました。ダンス自体はすごく好きだったんですが、オーディションも本番もスケジュールが急すぎることに疲れてしまい、だんだん仕事ではなくてもいいのかなと思うようになったんです。当時流行り始めていたヨガの資格を取ってインストラクターとして活動を始めました。

――ヨガインストラクターのお仕事はいかがでしたか。

とても楽しかったです。徐々に仕事が増えていって、場所を移動しながら一日に6クラス受け持った時期も。ピークのときは土日関係なく週7でレッスンしていました。

旅行に行きたいけど、替わりのインストラクターを見つけないといけない。それも大変だし自分でやってしまえ。もう旅行も行かなくていいかな。お金はあるけど時間も体力もない。本当にヨガインストラクター漬けの日々を送っていました。仕事そのものは楽しかったのですが、何のために働いているのか分からなくなってしまって。

――当時の売れっ子インストラクターの方は、一日にいくつものレッスンを抱えていたと聞きますよね。

本当にそうでした。プライベートでもいろいろと重なって、32歳のときに離婚。メンタルを崩すことに。同じタイミングで家族が病気になってしまったんです。仕事をやめて実家に帰ろうか迷いましたが、健康を伝えるヨガインストラクターの仕事は好きだったのでやめたくない。もしわたしが仕事をやめて母に付き添ったら、後々なにかあったときに全部母のせいにするだろうな。

どうにかして仕事を続ける方法はないか考えていたときに、友だちがファスティングの勉強をしていることを知りました。友だちに「勉強してみたら」と言われて、そのときは「断食なんて絶対無理」と思いましたが、勉強して試してみたらこれがすごくよかったんです。

体に必要な栄養素を摂りながら思考も整えるバイタルファスティング

食べることでストレス発散するタイプだったのでファスティングには不安が。でもスイッチが入るとまったく平気でした。

――ファスティングでどんな変化が?

仕事から帰ってドアを閉めた瞬間、なぜだか分からないけど涙が出るんです。ひとしきり泣かないと夕飯にたどり着けない。それがファスティングをするようになって3ヶ月くらい経った頃、最近わたし泣いてないかもと気づいたんです。その瞬間はいまでも鮮明に覚えています。半年後には正常な体力が戻ってくるのを実感できました。

――具体的にはどんなことをするのですか。

わたしがやったのはバイタルファスティングといって、空腹と闘う断食とは違い、体に必要な栄養素を摂りながら思考も整えていくというもの。

ファスティング期間中は、酵素ドリンクのみで基本的に固形物は摂りません。お腹の中が空になる感覚はありますが、必要な栄養は摂れているので不思議とお腹は空かないんです。その感覚がむしろ気持ちいいと感じます。

――断食後は? 

当時は、サラダさえ食べていればヘルシーでしょと思っていたので、圧倒的にタンパク質不足でした。1日3食で肉や魚をしっかり摂り、1日1品以上発酵食品を摂る。それと無添加の調味料を使うようにしました。

――料理が大変だったのでは?

バイタルファスティングは、絶対自炊しなきゃダメということはなくて、市販品でも効率よく栄養が摂れる組み合わせをたくさん教えてくれます。ぐったりして帰ってくるので、コンビニや外食も織り交ぜながらできることから始めたら、自炊できる体力も戻ってきました。

ただひとつだけ明確なルールを作りました。友だちと食べるときは食べたいものを楽しく食べる!

――とてもメリットの多いファスティングですね。

その通りです。ファスティングを勉強して、感情コントロールできなかったのも、そのためのホルモンを作り出すタンパク質が足りなかったからだと分かりました。

自分の変化がすごすぎて。それに気づいた友だちにカウンセリングを開始

ダンスをやっていた関係でタレントさんの相談に乗ってほしいというご依頼も。先日はJリーガーの方にオンラインで栄養指導させていただきました。

――三山さんはファスティングの指導者として活動されているそうですね。

はい。体調が落ち着いてきた頃、自分が学んだ分子整合医学美容食育協会で「健康美容食育士」と「ファスティングマイスター」の資格を取りました。自分からは何も言っていないのですが、ちょうどその頃、友達から「最近ちょっと気分の浮き沈みがあって」とか「夫のメンタルが不安定で」と相談を受けることが多くなったんです。それでカウンセリングを始めました。

――資格取得後、すごく早い段階で活動を始めたんですね。

自分の変化がすごすぎて、それを感じ取った友達が「何やったの」と聞いてきてくれたんですよね。それまではインストラクター仲間に「ちょっと返信が遅くない? もう少し早く言ってくれないと困るんだけど」と言いたいことをズケズケ言っていましたが、オブラートに包んでものを言えるようになり、すぐに怒ったりしなくなりました(笑)。

――他の人が気づくほどの変化があるなんてすごいですね。カウンセリングではどんなことをするのですか。

その方に何の栄養素が不足しているのか、そこからスタートします。ファスティング希望の方は酵素ドリンクでのファスティング、その後分子栄養学に基づいた食事指導をさせていただきます。 

――分子栄養学とは?

分子栄養学の「分子」は「細胞」のこと。つまり細胞を整えていくのが分子栄養学です。ただ食べない、食を整えるだけではなく、自分とすごく向き合う時間になるので、これから何を口にしていきたいのか。どう生きていきたいのかをすごく考えるんですね。

ファスティングは究極の意識改革のツールだと思っています。自分の人生を好転させたい、自分の人生の棚卸しをしたい。そんなときにファスティングはめちゃくちゃいいなと思っています。

後編では、年間300本以上のセミナーを担当するという実績をどう築いてきたのか伺います。

撮影/佐藤克己
取材・文/永瀬紀子


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