オーストラリアの大自然がネイルアートのモチーフに【DLAW KAHO】
様々なフィールドで活躍している美容従事者の皆さん。休日は何をしていますか? ゆっくりと身体を休める人、インスピレーションを求めて旅をする人、知識を増やすため何かを学ぶ人、趣味を楽しむ人などなど、人によって過ごし方は様々ですよね。そんな皆さんの休日にクローズアップするのがこの企画!
今回は、独創的なアートネイルが人気のネイルサロン「DLAW」。トップネイリストのKAHOさんに、アクティブに巡ったオーストラリアの旅について伺いました。
DLAW トップネイリスト KAHOさん
サロンワークの他、雑誌のネイル企画などでも人気のネイリスト。旅先で見て感じたものをネイルアートに落としこむことに力を入れている。大阪府出身の26才。趣味は旅行、料理、体を動かすこと。
旅の行程
<時期・行先>
2018年11月
<ルート>
1日目:ケアンズ着→ハミルトン島へ移動。グレートバリアリーフ、ホワイトヘブンビーチへ
2日目:ケアンズに戻り、世界最古の熱帯雨林で乗馬体験。ディナークルーズでは船の操縦体験も
3日目:ケアンズから飛行機で3時間、エアーズロックへ。夜はホテル近くでBBQ。クロコダイルとカンガルーを食す
4日目:ゴールドコースト・サーファーズパラダイスを散策
5日目:バイロンベイで初サーフィン。ブリスベン空港から帰国
旅の目的
「いつも旅の目的は、自然・街並み・建物を見て、その場の雰囲気を感じること。昨年11月、7日間のお休みで、季節が日本と正反対のオーストラリアを旅しました。寒いのが苦手なんです。オーストラリアでは行きたいところがたくさんあったので、睡眠は移動時間にとるようにして、24時間フル稼働。広大なオーストラリアをアクティブに飛び回りました」
旅で楽しかったこと、印象に残っていること
エアーズロックのパワーに圧巻
「一番印象に残っているのは、エアーズロック(アボリジニの言葉ではウルル)です。2019年に登れなくなるということもあり、絶対に行きたいと思っていたスポットです。私は自然がとても好きで、今までいろんな国を旅しましたが、さすがにここは目から鱗でした。エアーズロックがある場所は、島ではなく陸続きなのに、そのエリアに入った瞬間、圧倒されるようなパワーを感じました。昼と夜では見える色が全然違うので、ずっと目が離せなかったです。憧れていた場所に自分が立っているのが不思議で、声が出なくなるほどの感動は、一生忘れられません。ハエもたくさん飛んでいて、40度という暑さの中で登るのはなかなか過酷でしたが、たぶん、もう一度訪れてもそんな気持ちにさせてくれる場所なんだと思います」
ホワイトヘブンビーチで一生分の海を満喫
「みなさんにもぜひ行ってほしいのは、グレートバリアリーフとホワイトヘブンビーチです。ハミルトン島から小型飛行機に乗るので、移動はちょっと面倒ですが、本当におすすめの場所です。
グレートバリアリーフは、世界最大のサンゴ礁地帯。あの有名なハートのサンゴ礁をはじめ、さまざまな形のサンゴ礁を見ることができました。『だから地球儀は青緑色をしているんだ』と思わせてくれるようなとてもきれいな海です」
「そして、ホワイトヘブンビーチは、一生分のきれいな海を見たといっても過言ではないほど、本当に美しい景色でした。私にとっては、エメラルドグリーンとホワイトの絶妙な混ざり具合は、まさにアートでした」
「ハミルトン島内は自分達でバギーを運転して回りました。そんなに広くない島なので、バキーに乗ってしまえば1日で回れます。夕暮れ時にみんなで集まって、お酒を飲みながら、美しいサンセットを見ました。音楽を聴きながらダンスしている人がいたりと、海外ならではの光景も印象深いです。ディナーをした『ボミー』という店は、海の上にある開放的なレストランで、どの料理も絶品。窓が大きく、そこから眺める景色もきれいでした。夜になると野生のカンガルーが顔を出し、とてもかわいかったです」
白い砂浜がどこまでも続くゴールドコースト
「ゴールドコーストでは、有名なサーファーズパラダイスビーチを歩きました。42キロメートルにも及ぶビーチは、高いビルと白い砂浜のロケーションが斬新で、どこまでも歩けました。中でも、高さ235メートルの『Q1スカイポイント展望台』からのゴールドコーストの眺めは格別でした。
夜はスプリングブルック国立公園で土ボタルを見ました。エメラルドグリーンに光るホタルがたくさん集合していて、星空のようにきれいでした。本物の星も見に行ったのですが、空一面埋め尽くされた星には涙が出るほど感動しました。流れ星も見ることができて、星好きの私にはたまらなかったです。
この時期のゴールドコーストは、『スクーリーズ』という高校生の卒業イベントが行われていて、日本でいうハロウィンパーティーみたいなノリで、朝まで賑やかでした」
「最終日は、バイロンベイで初めてのサーフィンをしました。バイロンベイはお客様に教えて頂いたエリアです。可愛いお店がたくさん並んでいて、とても楽しい街でした。展望台から眺める景色も最高でした。ただ、バイロンベイはハミルトン島からさらに1時間の時差があり、サーフィンの予約時間に間に合わずに2部に参加させてもらうことに(笑)これから行かれる方は要注意です」
旅で学んだこと、今後仕事に活かせそうなこと
「海外を訪れたときは、必ず現地の人と会話をするように心がけています。国民性が分かるし、やっぱり現地の方がオススメしてくれるお店やスポットはイチバンだと思います。まぁ喋れないんですけどね(笑)とにかく楽しかったと思えれば、それ以上の幸せはないので、行ったからには全力で楽しんでいます。
ネイルデザインのインスピレーションは、自然からもらうことが多いです。旅先で目にした景色や大自然がくれるパワーをまずは自分自身で吸収して、それをアートにも落としこんでいきたいです。そして、オリジナルアートを世界中に広めていけたらと思っています」
次に行ってみたい場所
「本当に旅するのが好きなので、毎日Googleマップを眺めてはいろんなところに興味がわくのですが、次に行きたいのはやっぱりヨーロッパです。とくにスペインが気になります。建物も街並みも見てみたいし、ご飯も人の雰囲気も興味深いです。と言いつつ、中東も気になるし、地中海の方にも行ってみたい。世界旅行の欲は止まりません(笑)人生一度きりだし、行けるときにたくさん行って、いろいろ見て感じて、世界と触れ合い、最高の人生を送りたいです」
オーストラリアの広大な自然を満喫したKAHOさん。お客様からも高評価のネイルデザインは、こういった大自然の旅からインスピレーションを得ているのですね。これからもたくさん旅をして、さらに独創的なデザインを生み出してください。
取材・文/永瀬紀子
Salon Data
住所:東京都渋谷区神宮前6-13-4 BLUE PANTHER 3F
TEL:03-6868-5556
定休日:なし ※変則的に定休日を頂くことがございますので予めご了承ください。
https://dlaw-nail.jp/