【ネイリストのテクニック】uka 東京ミッドタウン 六本木 中島理恵さん流『初秋のクラシカルネイル』♯2

今イチオシのデザイン＆テクニックを、TOPネイリストにインタビュー。前編に続き、uka 東京ミッドタウン 六本木の中島理恵さんに、おすすめのネイルデザインを教えていただきます。後編では、この秋に取り入れたい『初秋のクラシカルネイル』の作り方を詳しく教えていただきました。

中島さんが提案する『初秋のクラシカルネイル』

メインアートは、落ち着いたモーブパープルがベースのニュアンスアート。スパイダージェルで繊細な曲線を重ねて、エレガントな仕上がりに。人気継続中のミラーアートは、ブラウンを感じる深いパープルで、サテンのようなニュアンスをプラス。

『初秋のクラシカルネイル』の施術ポイント

１．パープル×ブラウンでマーブルに

トレンドカラーのパープルにブラウンを合わせて、落ち着いたトーンのマーブルに。濃淡がキレイに出るように、インクを足しながら調節して。

２．スパイダージェルで繊細なラインを

ジェルがのびてキレイなラインが描けるスパイダージェル。柔らかな曲線を重ねることで、エレガントな印象に仕上がる。

３．ミラーネイルでサテンの質感をオン

秋冬のトレンドアイテムのひとつであるサテンをミラーネイルで表現。サテンのような光沢感が秋ネイルのポイントに。

使用アイテムブリーディングインク（パープル、ブラウン）、カラージェル（モーブパープル、ベージュ）、ミラーパウダー（パープル）、スパイダージェル（ホワイト）、ブリオン（ゴールド）

HOW TO

＜メインアート＞

１ ベースカラーを塗るクリアのベースジェルを塗る。LEDを当てて完全硬化。モーブパープルのカラージェルを全体に塗り、LEDを当てて完全硬化。もう1度重ね、さらに完全硬化。

２ 爪先にニュアンスカラーを作るパープルのブリーディングインクを2ヵ所、ブラウンのブリーディングインクを1カ所にのせる。爪先側半分にニュアンスカラーを作ることをイメージして配置。
筆にブラシクリーナーを含ませ、円の周りをチョンチョンとぼかしていく。ぼけ過ぎてしまったらインクを少し足して、色がなくならないように注意。

３ 飾りを入れていく細筆にスパイダージェルを取り、斜めにラインを入れていく。バランスを見ながら、数回往復。爪以外についたジェルを拭き取り、LEDを30秒当て完全硬化。スティックの先にクリアジェルをとり、ブリオンを飾りたいところにチョンとのせる。ゴールドのブリオンをスティックの先にとり、のせていく。LEDを10秒当て完全硬化。クリアのトップコートを全体に塗り、LEDを30秒当てて完全硬化。

<サブアート>

１ ベースカラーを塗るモーブパープルのカラージェルを全体に塗り、LEDを30秒当てて完全硬化。ミラーの発色を適度に濃く出すためパープルを使用。

２ ミラーパウダーをのせるキャンジェル（ミラーパウダーが発色するクリアジェル）を全体に塗り、LEDを30秒当てて完全硬化。パープルのミラーパウダーをアイシャドウチップにとり、擦りつけるようにスライドさせながらオン。余分なパウダーは刷毛で落とす。再度キャンジェルを全体に塗り、LEDを30秒当てて完全硬化。

全体の仕上がり

この秋トレンドのパープル×ブラウンのニュアンスカラーと、スパイダージェルによる柔らかいラインでエレガントな雰囲気に。濃いパープルのミラーネイルは、秋っぽいサテンの質感を演出。

人気のニュアンスアートを秋冬のトレンドに落とし込んだ『初秋のクラシカルネイル』。お仕事中の方には、ミラーネイルなしでもOK。落ち着いたカラーの上品な指先は、ファッション好きな方はもちろん、派手なデザインが苦手な大人の女性にもおすすめです。

▽前編はこちら▽
【ネイリストのテクニック】uka 東京ミッドタウン 六本木 中島理恵さん流『初秋のクラシカルネイル』>>

取材・文：山本二季
撮影：奥村亮介（スタジオバンバン）

教えてくれたのはこの人！

中島理恵さん

uka 東京ミッドタウン 六本木 ネイリスト

ネイリスト歴13年。トレンドを取り入れたモードなデザインに定評あり。サロンワークの傍ら、雑誌撮影等でも活躍中。ネイルデザインのコンテスト受賞経験も多く、社内外問わずデザインセンスを支持されている。
インスタグラム　https://www.instagram.com/rie_nakajima/

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