すべて言葉で伝えるのではなく、自分を見てもらえばいい。ヘブンリープラス+ Luz湘南辻堂店Ayaさん#2

高い技術力とザ・リッツ・カールトンで培った上質なおもてなしが自慢のネイリストAyaさん。前編ではホテル時代に感じた劣等感からネイルスクールの事務に転職したことをきっかけに、ネイリストとして成長していく過程を伺いました。この後編では、ヘブンリープラス+ との出会い、神奈川エリアの統括ディレクターとして、ホテルでの経験が現職にどう活かされているのか教えていただきます。

勉強会で叱られていた人間味のある人。それが現サロンの代表

病気になったことで2度目の転職を決意。 

――ヘブンリープラス+ との出会いは? 

前職で接客マナーの講師をしていたんですが、勉強会で全員プレゼンテーションをすることがあったんです。「テキストの何ページを開いてください」、「ここすごく重要な部分なので練習してきてくださいね」と至って真面目にやる方が多い中、「Hello,everyone」とひとりまるで違うことを始めた方がいて。 

――もしかして? 

ええ。それがヘブンリープラス+ の代表だったんですが、その後ちゃんと講師の方に叱られていたんですよ。「あなた主催の講座だったらとってもいい掴みだと思うけれど、あくまでも型があって、それを受講しているのだからその通りにしてくれないと」と。ちゃんと怒られているのがすごく人間らしくていいなと思ったんです。もっとお話ししたいなと思って、その夜の飲み会では絶対隣に座ると決めてお話しさせていただきました。

――そこでファンになってしまったんですね?

そうですね。その後、代表主催のセミナーに参加させてもらった際に「現場にいるスタッフと合う人を雇いなさい」など、なるほど!と思える指摘をもらうことができて、それを実行したらまったく人が辞めなくなったんです。そういうことがいくつも重なり、益々ファンになっていきました。

――その後も親交が? 

コロナ禍もあったので何年も連絡しない時期もありました。前職では長く働いていたこともあり、とくに言われたわけではないのに自分がやらなきゃと必要以上に責任を感じてしまって、ストレスも大きかったんだと思います。時を同じくして、難病指定の病気にかかったことで退職を決意。そのときになぜか代表の顔が浮かんだんですよね。電話でお話させてもらったその日のうちにヘブンリープラス+ への転職が決まりました。

自分に素直に、ちょっとわがままになってみよう

代表にはなんでも言えるので、その分スタッフに細かいことを言わなくてよくなりました。 

――ヘブンリープラス+ に転職していかがでしたか。 

わたし以外スタッフ全員湘南の人なんですが、最初から信頼し合える環境で居心地がよかったです。代表がスタッフと真剣に向き合っているのが伝わってきて、大事にされているなと感じることができました。

――いい環境なんですね。

以前は、サロンワークの後にスクール業務や事務仕事をするのが当たり前で、いつも時間に追われていました。転職してからもその延長でここまで終わらせようと残業していたら、ちょうど遠隔カメラを見ていた代表から「すぐ帰って」と連絡が入ったんです。それ以降、代表の「ちゃんとイズム」をリハビリみたいに体になじませてきたような気がします。

――現在、神奈川エリアの統括ディレクターということですが。

担当エリアのサロン全体を見るマネジメント業務をしています。中でもいちばん重要なのは、売上を上げることだと思っています。そのためには、スタッフのモチベーションを上げることが大事。指導するというよりはまず褒めることを心がけています。代表がすごく褒めてくれるので、入社したときからそういう文化はありましたね。

――褒めて伸ばす!

そうですね。それと、以前はお客様に迷惑がかかってしまうという思いが強くて、細かいことも全部スタッフに伝えていました。でも最近は「そういうこともあるよね。そこは私がカバーすればいいか」と思えるようになりました。若い世代にはストレートに言っても伝わりにくいこともあるし、本人が自分で気づかないと分からない部分もあると思います。

――なにか変わるきっかけがあったのでしょうか。

病気をしたことがきっかけだったかもしれません。以前のわたしは常に100でやらなくてはいけないと思っていて、ストレスマックスの状態。本当は言いたくないのに言わなきゃいけないという責任感だけで全部伝えていたけれど、病気という目に見える理由ができたことで、ほっとした自分がいました。それで、転職したら素直になろう。ちょっとわがままになってみようと思ったんです。

ホテル時代に培った丁寧さや気遣いを活かして

働くことは自己成長。 

――ザ・リッツ・カールトンでの経験はいまの仕事に活かされていますか。 

ホテル時代に培った丁寧さや気遣いは仕事に活かされていると思います。前のサロンでも、いまのお店でもお客様にそういったところは評価いただいていると思います。

ただ、自分がやっていることすべてをスタッフに要求するのではなく、そこは自分を見てもらえばいいかなと思っているんです。サロンの口コミが3.8→4.8に、売上率も平均で120%アップ。そんなところにも成果が出ているんじゃないかなと思います。

――個人的に心がけていることは?

自分はHSP(ハイセンシティブパーソン)に近い性質を持っているなと感じているんですが、この仕事をする上ではメリットなのではないかなと思います。それを出しすぎてしまったのが前のお店…。今はやりすぎないように心がけています。ただ常に明るくいようとは思っています。前のサロンでよく言われたのですが、ネイリストとお客様は気と気の送り合いだと。お客様もハッピーでいられるように、自ら常にいいコンディションを保っていたい。そのために毎朝ゆっくり紅茶を飲む時間をとって、心を整えてから出勤するようにしています。

――最後にAyaさんにとって働くとは?

自己成長だと思います。ネイリストはいろいろな方と出会えるのでさまざまな価値観や生き方を知ることができます。それを知ることで、凝り固まっていた自分の考え方に幅を持たせることができます。絶対ネイリストと思って始めた仕事ではないけれど、いままで続けてこられたのは、自己成長ができる仕事だからだと思います。

Ayaさんがネイリストとして成功している理由は

1.  課題があったら早期解決に努める

2. ホテル時代に培った丁寧さや気遣いを活かす

3. スタッフの育成では指導するより褒める

ホテルでの経験を存分に活かし、ネイリストとしてだけでなく統括ディレクターとしても活躍するAyaさん。すべての経験がその後どこかで活かされる。現職以外のプラスなにかが強みになることを教えていただきました。

 撮影/森末美穂
取材・文/永瀬紀子


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へブンリープラス+ Luz湘南辻堂店
神奈川県藤沢市辻堂神台1-2-12 Luz湘南辻堂 5F

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