どんどん新しいことを学んでお客様をフルリノべートしたい SOTTAL PILATES SCHOOL小林亜希さん#2

大学時代のチアリーディングからスタートし、エアロビクス、ヨガ、ピラティスなどさまざま習得してきた小林亜希さん。夫の実家をリフォームしたスタジオSOTTALにはピラティスマシンが完備。ピラティスをメインに、それぞれの悩みに寄り添ったメニューをプラスして、ひとりひとりをサポートしていきたいと語ってくれました。

大手とはひと味違う少人数制グループレッスン

「中2のときからぎっくり腰の常習犯。結構体に癖があっていろいろ模索しながら克服してきました。体の使い方を覚えてから、ぎっくり腰とは無縁です」

――スタジオにはピラティスマシンが完備されていて驚きました。

養成講座を卒業すると大手ジムなどに就職する人が多いんですが、ここはたまたま賃料がかからないのでマシンを買ってしまいました。恵まれてますよね。

――個人のスタジオでは珍しいですよね。ピラティスはマンツーマンで?

マンツーマンも行っています。でもマンツーマンだとどうしても料金が高くなってしまうので、大手とはちょっと違うグループレッスンを編み出しました。通常は同じマシンが何台もあって、生徒さんが同時に同じ動きをするんですが、ここでは違うマシンが5台あって皆さんそれぞれのマシンを順番に使用します。

――他とは違ったスタイルなんですね。

同じような形態のところが少しずつ増えてきていますが、ここまで全部違うマシンをぐるぐる回りながら使うところは珍しいと思います。このスタイルだと5~6人の少人数制グループできめ細かな指導ができ、本格的なレッスンが受けられ且つ料金をおさえることができます。

月ごとに変わるエクササイズを初回に説明すると、皆さん「覚えられない。できる気がしない」」とおっしゃるんですが、何回か繰り返すうちに自分のものにされていますね。

――スクールはどれくらいの頻度で?

週1回です。毎月「きれいな首筋を目指しましょう」などテーマを決めて。スタジオではマットを使ったエクササイズも必ずひとつ入れるようにしているので、それをホームワークとして家でもがんばってもらっています。

どんどん新しいことを学んで人に伝えるのがインストラクターの面白さ

「私ができない部分は人に助けてもらいながら広めていきたい」

――メニューにはファスティングも?

出産後、まったく運動していない時期があったんですが、その何年間は体調が悪すぎて。すぐぎっくり腰になるし、だるくて土日は起きていられない。あーこのままわたしは錆びていくんだと思っていたときに、たまたまオンラインで出会った方にファスティングの話を聞いて。5日間やったら本当にスッキリしたんです。

――どんなふうに変わるんですか。

体の中の錆びが全部取れました。まるでガスコンロにこびり付いた1年分の汚れを大掃除したような感覚。それから半年に1回ファスティングをしています。わたし、今50歳なんですけど本当に疲れ知らずです。

さっきまで高校で家庭科の授業をしてましたし、昨日は夜遅くまでオンラインミーティングしてました。

――ヨガ、ピラティス、ウォーキング、ファスティングとメニューが豊富ですがその中でメインは?

やっぱりピラティスですね。ピラティスのメンバーさんが単発チケットでヨガやウォーキングに参加してくださる感じです。

――たくさんメニューがあることのメリットは何でしょうか。

お客様をフルリノべートできることです。どんどん新しいことを学んで、それを自分で試して、人に伝えていくことがインストラクターとしての面白さであり、やりがいだと思います。

最近では笑顔表情筋のインストラクター資格も取り、足のケアも学んでいますが、そろそろメニューも出揃ったところなので、今後はひとりひとりのお悩みをもう少し深く聞いて、ピラティス+ファスティングとか、ピラティス+ウォーキングとか他のメニューで寄り添いながらサポートできればいいなと思っています。

人の動きを見抜く力さえあれば指導者として達人になれる

「『深く息を吸って』というよりも『朝のコーヒーの匂いを嗅ぐように』と言ったほうが伝わる人も。だからその人に合った伝え方を選ぶようにしています」

――インストラクターの魅力を教えてください。

人に寄り添える仕事であり、その人が変わっていくことを一緒に喜べることです。きれいになりたい、もっとよくなりたいという思いはあっても、諦めていたり、本当に変わるのかなと半信半疑の人も多いです。でもここに通うようになって正座ができるようになった、整体に行かなくてもよくなったとか、明らかな変化に喜んでいる方を見届けることができるのは魅力ですよね。

――では業界を目指す方にメッセージをお願いします。

体に興味がある人にはとても楽しい仕事だと思います。自分自身も健康できれいになれるし、たぶん一生楽しめる仕事なんじゃないかな。ピラティス氏から直に習った人たちは第一世代。その方に習った方が第二世代で、私はその方々に習っているので第三世代なんですが、先生や先輩を見ていると年齢を重ねれば重ねるほど素敵なんですよね。

例えば自分が動いて教えることができなくなったとしても、その人の動きを見抜く力さえあれば、指導者として達人になれるなと思いました。年齢を重ねるとデモンストレーションすることは難しくなりますが、修正箇所に触れて一言かけることで指導できるので、経験をたくさん積みながら歳を重ねるのも楽しみです。

――最後に小林さんにとって働くとは?

楽しむこと。楽しく生きるためのツールのひとつです。大学の部活紹介で初めて見たチアに鳥肌が立って、社会人チアまでやって、引退後にはエアロビクス、ヨガ、ピラティス。自分が輝けそうなこと、楽しそうなことを選択してきました。チアがそうであるように、自分が楽しめることで人を応援できたらいいですね。

小林さんがインストラクターとして輝いている理由は

1.どんどん新しいことを学んで試す。

2.人をフルリノベートしたいという目的がある。

3.自分が楽しむことを意識する。

実に多彩な小林さん。小林さんから学びを集約して仕事にする術を教えていただきました。いろいろ学んだけれど仕事に活かせないという方、ぜひ参考にしてみてください。

撮影/大崎聡
取材・文/永瀬紀子


Check it

SOTTAL PILATES SCHOOL
住所:神奈川県横浜市南区井土ヶ谷下町10-6

この記事をシェアする

編集部のおすすめ

関連記事

近くのフィットネス求人をリジョブで探す

株式会社リジョブでは、美容・リラクゼーション・治療業界に特化した「リジョブ」も運営しております。
転職をご検討中の場合は、以下の地域からぜひ求人をお探しください。

関東
関西
東海
北海道
東北
甲信越・北陸
中国・四国
九州・沖縄