本当に欲しい人材って? 採用担当のホンネ 【natura店長 杵淵雅也さん】#2
「こんなスタイリストになりたい!」という理想をかなえるには、技術を磨く努力はもちろん、経験の積み重ねがものを言います。その体験の場となるのがサロン。そこで、人気ヘアサロンの採用担当者に、求めている人物像を直撃しました。さらなる高みを目指している人を応援します!
今回はサロンの名前の通り、究極なナチュラルスタイルを提案してくれるnaturaの採用にまつわるホンネをうかがう2回目は、実際にどんな人物が採用されたのか、その人物像をご紹介します。
今回お話しを伺ったのは…
natura店長の杵淵雅也さん
2012年natura入社。スタイリスト歴15年の実績を持ち、サロンワークのかたわら雑誌やテレビへの出演のこなす。また、中国での技術セミナーで講師を務めるなど活動は多岐にわたっている。
「第一印象から光っていて、グループ面接でもひときわ目立っていたのが彼でした」
—-昨年の春に入社した渡邉大介さんの採用の決め手は何ですか?
採用のとき、5人一組のグループ面接をしていますが、その中でもひときわ目立っていたのが彼です。実際の受け答えもテキパキとして、熱意とやる気をひしひしと感じられました。熱いまなざしで、自分のやりたいことや、「こうなりたい!」というビジョンを熱く語ってくれたので、採用を決めました。
—-今後の渡邉さんに期待することは何ですか?
技術を貪欲に学んで欲しい。あとは何ごとも前向きにポジティブシンキングであること。サロンの雰囲気を常に盛り上げるムードメーカー的な存在でいてほしいですね。それから、細かなことにこだわらない、フレキシブルな姿勢であること。
とにかく今の明るいまま、すくすくと伸びていってくれれば…と思っています。
ROOKIE’S FILE 渡邉大介さん
資生堂美容専門学校卒業。2019年natura入社。入社半年目の今、ブローの技術を学んでいるところ。
—-就職先としてnaturaを選んだ理由は?
学校の先生に勧められたこともあります。客として来店したとき、「このサロンは自分に合っているかも」って、直感でピン! ときました。
—-ブローの前段階、シャンプーの技術がすごいとか?
最初にシャンプーを習うんですが、シャンプー&トリートメントをしながらお客さまと話すことも多くて。入社半年でお客さまとのトークを広げられるのは、なかなかいない…とほめられました。
今はブローを練習中で、コツコツ練習しながら体で覚えるタイプなんです。早く次のステップに進みたいですね。
採用担当のホンネから分かった3つのポイント
1.ただ個性的であるだけでなく、きちんと個性を活かすことが重要
2.伝えたいことを簡潔にまとめるだけでなく、気持ちを含めて伝える努力をすること
3.得意な技を見つけて自信につなげると同時に、さらなる飛躍を目指すこと
熱意ややる気は心に秘めているだけでは、他人には伝わらないもの。相手の目を見て話をするなど、伝えるためのテクニックも重要のようです。
「自分はこうなりたい!」というビジョンは、具体的であるほど伝わりやすいもの。試験や面接の前に、しっかりと考えて練っておきたいものです。
▽前編はこちら▽
本当に欲しい人材って? 採用担当のホンネ 【natura店長 杵淵雅也さん】#1>>
Salon Data
natura
住所:東京都港区南青山5-2-15 ヴィオレ南青山2.5F
TEL:03-6427-4742
定休:第3月曜・第3火曜
URL :http://naturatokyo.com/