本当に欲しい人材って? 採用担当のホンネ 【AMATA 店長 ERIさん】#2
「こんなスタイリストになりたい!」という理想をかなえるには、技術を磨く努力はもちろん、経験の積み重ねがものを言います。その体験の場となるのがサロン。そこで、人気ヘアサロンの採用担当者に、求めている人物像を直撃しました。さらなる高みを目指している人を応援します!
美のカリスマ、MIKAさんがプロデュースするヘアサロン、AMATAの採用にまつわるホンネをうかがう2回目は、実際にどんな人物が採用されたのか、その人物像をご紹介します。
今回お話しを伺ったのは…
AMATA 店長のERIさん
都内の別サロンに1年間勤務した後、2004年にアシスタントとしてAMATA入社。令和元年5月に店長に就任。サロン業務全般の責任を担うと同時に、採用と人材育成にも携わっている。
「お客さまはもちろんスタッフにも気遣いができるのが彼の強みです」
—-アシスタント1年目となる原 純一さんの採用の決め手は何ですか?
彼は専門学校で学びながら私の夫が経営している飲食店でアルバイトをしていて、その縁もあってAMATAで働くことになったんです。ホールとキッチンの両方で仕事をしていたこともあって、きちんと挨拶ができるし、お客さまやスタッフに対して気遣いができる。これは彼の強みですね。
—-今後の原さんに期待することは何ですか?
日頃から海外にも興味がある…と言っていますから、日本だけに留まらず世界に向かって羽ばたいてほしいですね。その前に、早く一人前のスタイリストになれるよう、どんどんスキルをあげるように頑張ってほしい。これからの成長に期待しています。
ROOKIE’S FILE 原 純一さん
2019年3月に山野美容専門学校卒業後、AMATA入社。シャンプーとヘッドマッサージをマスターした現在、カラーとパーマを研修中。
—-スタイリストを目指した理由は?
やりたいことがたくさんあって、その1つが美容師なんです。美容師になるには学校で技術を学ばなくてはならないし、資格試験に受からなくちゃいけない。それなら「早いうちに資格を取ってしまおう」と思って。
—-就職先としてAMATAを選んだ理由は?
将来、結婚するかもしれないし、何が起こるか分からないですよね。自分自身のスキルを上げるためにも、大人のお客さまがいらっしゃる高級サロンで働きたい…と思っていました。
アルバイトをしていた飲食店のオーナーの奥様が、AMATAで店長をなさっているのを知ったのが始まりです。サロンのことをもっと知りたいと思って、最初は、普通の客として施術を受けにお邪魔しました。ほかのサロンとの違いを感じて、「ここで働きたい!」と思いました。
—-将来、どんなことをやりたい?
美容師にこだわらず、いろいろなことに興味があります。海外にも行きたいし、ファッション業界のことも知りたい。AMATAにいるとさまざまな業種の方がいらっしゃるので、お話しを伺っているだけで勉強になります。何歳になっても、自分のやりたいことを諦めずにやり続けていたいですね。
採用担当のホンネから分かった3つのポイント
1.思ったことや感じたことは、きちんと行動に移すこと
2.努力している姿勢を周囲にもアピールすること
3.「学びたい」「スキルを上げたい」という気持ちを発信し続けること
「積極性」や「やる気」を心に秘めていてはもったいない! 興味があれば問い合わせたり、サロン見学をするなど、実際の行動に移すことが大事。
また、努力している姿勢を見せることも重要です。もちろん口先だけで「スキルを上げたい」と言うのではダメ。努力を惜しまない姿をアピールすることで、将来の高評価につながるはずです。
▽前編はこちら▽
本当に欲しい人材って? 採用担当のホンネ 【AMATA 店長 ERIさん】#1>>
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