本当に欲しい人材って? 採用担当のホンネ【U-REALM ginza Color specialist 福永圭祐さん】#1
「こんなスタイリストになりたい!」という理想をかなえるには、技術を磨く努力はもちろん、経験の積み重ねがものを言います。その体験の場となるのがサロン。そこで、人気ヘアサロンの採用担当者に、求めている人物像を直撃しました。さらなる高みを目指している人を応援します!
今回は髪本来のツヤと強さを引き出すヘアケアを提案しているサロン、U-REALMで採用を担当しているColor specialistの福永さんにホンネをうかがいます。
今回お話しを伺ったのは…
U-REALM ginza Color specialistの福永圭祐さん
美容学校を卒業後、フリーターに。その後U-REALMにアシスタントとして入社し、現在に至る。サロンワークをこなすかたわら、カラースペシャリストとしてカラー剤の開発にも携わっている。
「誰もが欲しがる人、圧倒的な華がある人が理想です!」
—-モデルやタレントもこぞって通うU-REALMの歴史を教えてください。
高木裕介が2005年に表参道に立ち上げたサロンが始まりです。今はこの銀座店をはじめ直営店が7店舗、フランチャイズ店が2店舗を展開しています。
—-サロンの創業以来、大切にしていることは何ですか?
技術的なことはすべて、代表の高木が提案していることがベースになっています。時代によってトレンドは移り変わります。その流れを柔軟にキャッチしてアップデートしていくことですね。
実はアシスタントたちに学んでもらうカリキュラムも、時代に合わせてリニューアルしているんです。「できなくてはいけないこと」はしっかり守りつつ、変化に対応できるようにしています。
—-採用を担当されるようになって、変わったことはありますか?
採用を担当するようになって5年になります。面接に来てくれた学生たちに、「一緒に働きたい!」と感じてもらえるような雰囲気づくりを心がけるようになりました。ただ、自分が表立って面接を指揮しません。面接会場のいちばん後ろにいて、その様子を観察しています。
うちはフランチャイズ店を含めると9店舗あるので、入社を希望する人には必ず「どこのサロンで働きたいのか」を確認します。エリアによって求めている人材が違うので、そこでミスマッチがあるとお互いに不幸ですから。
—-採用が決まるまではどんな流れですか?
書類選考の後、スタイリストとアシスタントが立ち会う面接を受けてもらいます。そのあとサロン研修で、その人がサロンに立った姿をイメージしながら観察。このとき、アシスタントたちの意見がすごく参考になりますね。
みんなが文句なしに「欲しい」と感じさせる人、圧倒的な華がある人は、やっぱり残りますね。
—-福永さんが「欲しい!」と感じるのはどんな方ですか?
頭がよくてしっかりしている人ですね。やりたいことがちゃんと見えていて、なおかつ素直であること。
どんなに高い志を持っていても、日常を過ごすうちにいつの間にか忘れてしまうものなんです。そんなとき、先輩たちに怒られて、反発するようではダメ。良くなるためのアドバイスとして受け入れないと成長できませんから。
—-U-REALMに入社すれば叶うことは何でしょうか?
本気でやりたいことは、何でも叶います。独立したいなら会社がサポートしますし、一般誌や業界誌の撮影に携わることも、アーティストのヘア&メイクを担当することも、メーカーと共同して製品を作ることもできます。
例えば、以前「サーフィンをやりながら店を持ちたい」というあるスタイリストが、代表の高木にプレゼンをしたんです。その希望が叶って、フランチャイズという形で七里ヶ浜に店舗が生まれたんです。
美容師をやりながら、いろいろなチャンスに恵まれるのが、この会社のいいところ。望む形があればあるだけ、やり遂げる環境がつくれます。
次回は、福永さんが採用を決めた人材のひとりをご紹介します。
▽後編はこちら▽
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Store Data
U-REALM ginza
住所:東京都中央区銀座1-7-17 ヒューリック銀座一丁目ガス灯通4F
TEL:03-6264-4336
定休:火曜
URL:https://www.u-realm.com/ginza/