どんなときも乗り切れるパワーワード「これからでしょ!」【MEN’S GROOMING SALON by kakimoto arms 銀座二丁目店 檜森裕大さん】#2
新人時代をどう乗り越えてきたのかを伺う本企画。前編に続いてMEN’S GROOMING SALON by kakimoto arms 銀座二丁目店のメンズグルーミングスタイリスト、檜森裕大さんのお話をご紹介します。
前編では、ご自身の「カッコいい」を求めて、メンズ専門のスタイリストになる夢を叶えたお話をお届けしました。
後編では20年以上のキャリアを誇る先輩たちの仕事ぶりから「本物のかっこよさ」を知ったこと、何が起きても前向きになる魔法の言葉、お客さまの「カッコいい」を作るために心がけていることについて伺います。
お話を伺ったのは…
MEN’S GROOMING SALON by kakimoto arms 銀座二丁目店
メンズグルーミングスタイリスト
檜森裕大さん

2023年3月に理美容専門学校を卒業後、同年4月MEN’S GROOMING SALON by kakimoto armsに入社し、銀座二丁目店に配属される。2025年3月メンズグルーミングスタイリストとしてデビューする。
キャリア30年近い先輩から「本物のかっこよさ」を知る

――檜森さんがMEN’S GROOMING SALON by kakimoto armsで働くようになって、「カッコいい」人はいましたか?
銀座二丁目店でメンズグルーミングスタイリストのチーフをしている草地永倫さんです。キャリア28年ですから、僕が産まれる前から美容に携わっていて、kakimoto armsのネイルやカラーを含めた全セクションで客数1位の実績をずっと残し続けている人です。それなのにちっとも偉ぶらなくて、愛情深い。利他的という言葉がぴったり当てはまります。
――すごい人と一緒なんですね。
MEN’S GROOMING SALON by kakimoto armsに入社して気づいた法則なんですが、結果を出している人や仕事で実績を築いている人は謙虚で利他的な人が多いと思います。
入社1年目のときに「練習、見てください」ってお願いすると、当日のことでも遅い時間でも、残ってくれる。深夜になっても付き合ってくれました。今でも定期的にご飯に誘ってくださって、話を聞いてもらっています。
――そんな大先輩と一緒にいて、緊張感はないんですか?
フランクに接してくださるので緊張感はないですね。いつも僕が熱く語ってしまうんですけど、草地さんは否定したり冷やかしたりしないで「はい、はい」ってすべて受け止めてくれる。草地さんと出会っていなければ、僕はふる里の北海道に帰っていたかもしれません。
――檜森さんが思う「かっこよさ」って何ですか?
学生の頃は表面的なものしか考えていませんでしたが、今は内面からにじみ出るものがその人の「かっこよさ」になると思うようになりました。謙虚で利他的な人。これに尽きると思います。
銀座二丁目店にいらっしゃる方は、僕がここに勤めていなければ絶対にお目にかかれない方たちばかり。お客さまから学ぶこともたくさんあります。
――いろいろと学ぶことがあるんですね。
自分で言うのも何ですが、僕はすごく弁が立つんです。だから何か注意されると「それは…」って言い返してしまう。まずは指摘されるに至った経緯を思い返して謝る。それから自分がなぜそのような行動をとったのかを合理的に説明するのが筋だろうと気づきました。
トラブルは「これからでしょう!」の気持ちで乗り越える

――檜森さんの考え方はすごくポジティブですよね。どうやって自分を奮い立たせているんですか?
学生の頃から、失敗したときや問題が起こったときに意識的に「これからでしょ!」って言っていましたね。半分ジョークみたいな感覚というか。電車を乗り過ごして時間に間に合わなくなったとか、そんな小っちゃいことでも友だちに「これからでしょ!」って言っていました。失敗しても、これで終わりじゃない。もっとやれる。まだまだやることがあるという意味で使っています。
――いい言葉ですね。
MEN’S GROOMING SALON by kakimoto armsには20年、30年と活躍しているプレイヤーがたくさんいるので、僕のキャリアはまだ始まってもいないと思っています。桁が違いますから。
「これからでしょ!」って自分に言い聞かせながら、ここから這い上がっていくんだという気持ちでいます。
――檜森さんはこの春にスタイリストデビューをして、「カッコいい」を提案する立場になりました。接客ではどんなことに気をつけていますか?
カウンセリングはヒアリングだけで終わらせないようにしています。お客さまのご要望にはプロとしての解釈を加え、髪質や骨格を分析したうえでご提案します。お客さまからの「こうしてほしい」というリクエストには、お客さまのパーソナリティなどを配慮してお応えしています。
――納得してもらえますか?
例えば、「ここに髪が落ちているからカッコいいんです」とか「このラインが締まっているからカッコいいんです」という具合に明確にすると、納得していただけます。
――ふんわりとしたイメージを伝えるだけではダメなんですね。
ただ「カッコいいから」では通じません。「なぜカッコいいのか」を言語化するのがプロの仕事だと思っています。
――後輩の指導をする立場にもなりましたよね。どんな感じですか?
語るのが好きですね(笑)。おせっかいなんですけど、「この先輩はこんなことをしているから売れているんだ」とか「あの人はあんな風に見えて、実はすごいんだよ」とか伝えたくなっちゃう。
――観察しているんですね。
そうかもしれません(笑)。本質的なことを共有したくなっちゃうんですよね。自分はこう思っている…というスタンスで話しています。
特に、自分が何か指摘されたときに、まず反論していたことも伝えています。ただその気持ちも分かるので、後輩たちの言い分もいったんは聞きます。その上で、「こうすれば、そうならないから」って正解を示してます。
――檜森さんご自身はどんな美容師になりたいですか?
もっと上手くなりたい、もっとたくさんのお客さまと出会いたい。美容師という職業を通じて、自分のクリエイティビティを活かしていきたいですね。そのためにもフロアに立ってハサミを握り続けなければならないし、「カッコいい」と向き合っていきたいと思います。
檜森さん流! 壁を突き破るための3つのポイント
1.行き詰まったら視点を変えて、成長のチャンスと考える。
2.反論する前に、相手の意見を聞く。
3.壁に突き当たったら、「これからでしょ!」の気持ちで前向きに取り組む。
撮影/森 浩司
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MEN’S GROOMING SALON by kakimoto arms 銀座二丁目店
Instagram:mensgroomingsalon_official
住所:東京都中央区銀座2-6-12 Okura House 6F(kakimoto arms銀座二丁目店に併設)
電話:03-5761-7766
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