活躍する先輩が影響を受けた本 まとめ

自粛モードの時期が本を読む良い機会になった、本を読むのが好きになったという方は多いのではないでしょうか。本の魅力はなんといってもSNSには載らない熟考された内容。お時間ができたときに、美容業界で活躍する先輩が愛読する本にぜひ触れてみてくださいね。

本で培う美的インスピレーション

SNSや動画から入る情報の多くは、視力にダイレクトに伝わるものばかり。一方、読書では登場人物を想像したり、読む手を止めて「私は違う考えだな」と自分の意見を考えてみたりと、発想力、インスピレーションを高めることができます。

美容師、ネイリスト、美容部員が愛読する本とは

本を読む大切さはわかっても、一体どんな本を読めばいいの?と悩む方も多いはず。そこで美容業界で活躍する先輩が影響を受けた本4冊をご紹介します。本の選び方のポイントにしてみるのもおすすめです。

美容家 吉川千明さん


美容家・オーガニックスペシャリスト サスティナブルライフ水先案内人
「最上級のビューティは自然の力、植物の力が与えてくれる」、「目指すのは自然体でエレガント」、「科学的にナチュラルに」をモットーに、コスメのみならず、食・女性医療・漢方・植物療法・ファッション・インテリア・旅などナチュラルでヘルシーな女性のライフスタイルを提案。1990年代よりオーガニックコスメと植物美容を日本に広げたナチュラルビューティの第一人者。「更年期と加齢のヘルスケア学会」認定メノポーズカウンセラー。「美しくなれる自然療法」(主婦の友社)、「オトナのための女性ホルモンの話」(宝島社)、「これからの美しさの磨き方」(KADOKAWA)など著書多数。

吉川千明さんおすすめ本 『一切なりゆき~樹木希林のことば~』樹木希林

樹木希林さんが大好きという吉川さん。樹木希林が語る言葉の魅力を「物質にやられないで、損得だけにかられないで、丁寧に生きていくことの大事さを教えていただきました」と語っています。忙しい中で自分というものを見つめ直したい方にぴったりな本です。

モアリジョブ編集部
さまざまな業界の中でも流れが早い美容業界。いろいろな方の影響を受ける中で、誰しもが「自分の存在意義」を探しているもの。自分の譲れない大切なものを気づかせてくれる本なのかもしれません。

JILLSTUART Beauty 堀口花純さん

1992年3月16日生まれ 資生堂美容技術専門学校卒業 2012年1月株式会社コーセー 戦略ブランド事業部 JILLSTUART Beautyに入社。現在、JILLSTUARTルミネ新宿2店にチーフとして勤務。

堀口花純さんおすすめ本 『チーズはどこへ消えた?』スペンサー・ジョンソン

かわいいタイトルですが、実はこの本、立派なビジネス、自己啓発本なんです。このチーズとは仕事、家族や恋人、お金、自由、健康、人に認められることなど、人生で求めているものを指しているのだとか。堀口さんも「考え方ひとつで自分自身のメンタル部分や、周りに対しての接し方、発言が変わるということを学びました」とお話しています。

モアリジョブ編集部
2匹のネズミのやりとりがコミカルでありながら、核心をつく内容に編集部もハッとされられました。特にマイナス思考になりやすい方におすすめの一冊です!

DLAWネイリスト KANAさん

絵を描くことが得意なので、細かいデザインアートはおまかせ。千葉県出身の23歳。趣味は読書、映画鑑賞、アクセサリー収集、おいしそうなご飯屋さん巡り。ハマっていることは、おしゃれな手料理の画像をみること、行ってみたい国を調べること。

KANAさんおすすめ本 『つむじ風食堂の夜』吉田篤弘


『つむじ風食堂の夜』は、食堂に集まる個性的な人々たちが繰り広げる、懐かしくも清々しい物語が詰まった物語です。KANAさんも「登場人物がみんな個性的で面白い!会話が少し哲学的で、難しく感じるところもあるのですが、そのことについて考えれば考えるほど深くハマってしまう」のだとか。

モアリジョブ編集部
「いきなりビジネス本はハードルが高い…」と感じている方におすすめな本です。登場人物をサロンの先輩に当てはめながら想像すると、身近に楽しく読めると思います!

SENSE Hair宮本はるなさん

スタイリスト歴5年目。30歳前後の女性を中心に幅広い世代の顧客を持つ。「働く女性が毎日簡単にオシャレにスタイリングできるヘアをテーマに、日々サロンワークを行っています。ヘアスタイルだけでなく、髪質からデザインし、日々のケア方法をしっかりと伝えることで、お客様とともにヘアスタイルを作っていきたいです」

KANAさんおすすめ本 『なぜかうまくいく人のすごい無意識』梯谷幸司(はしがい・こうじ)


心理技術アドバイザー/メンタルトレーナーの梯谷さんが執筆された本。うまくいく人、うまくいかない人の違いは「無意識のクセ=メタ意識」であると定義し、考え方や言葉の使い方についてたくさん触れています。宮本さんもこの本のおかげで「現実に起こることに対して、自分のとらえ方次第でマイナスにもプラスにもなるということに気づかされた」と語っています。

モアリジョブ編集部
この本をきっかけに、「また同じ考え方しているかも!」と自分で客観的に見られるようになりました。視野を広げたい方にもおすすめの本ですね。

本で心を豊かに!仕事に活かそう

普段読まないジャンルでも、一度読んでみると意外に面白く、学びや刺激があふれているのが本の魅力。タイトルや表紙に惹かれたというのも大切なきっかけです。今日は仕事帰りや休日に本屋に立ち寄ってみませんか?

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