きっかけは子どものケンカ!? フィットネス界のカリスマ誕生秘話 私の履歴書【YUMICORE代表・Yumicoさん】#1
「こうありたい!」という夢がまだ見つからなくても、あれこれ模索していくうちに「これが天職!」と思える道に出合えることがあります。
今回、ご登場いただくYumicoさんもそのひとり。専業主婦からフィットネストレーナーとなり、全国9か所にスタジオを展開するYUMICOREの代表を務めています。
前編ではフィットネスに目覚めたきっかけ、ご自身でフィットネススタジオを主催することになった理由、パートナーの事業が失敗して自立しなくてはならなくなったことについて伺います。
Yumico's PROFILE
お名前 |
Yumico |
|---|---|
出身地 |
神奈川県 |
プライベートの過ごし方 |
サウナ、旅行 |
仕事のこだわり |
問題は寝かさず、即、解決する |
友人宅でのエクササイズ体験でフィットネスに目覚める

――Yumicoさんはもともとフィットネスに興味はあったんですか?
学生時代から運動をしたことがなかったんですよ。たまたま子どものお友だちがご自宅でエクササイズを教えていて、誘われたのがきっかけで始めました。
――何歳くらいのときですか?
35歳くらいでしょうか。身体を動かすことですごく健康意識が高まったんですね。
それまでは運動が嫌いで、外出するときもすぐタクシーに乗る感じでした(笑)。
――読者モデル当時の写真を拝見すると、すごくほっそりしていますが。
もともとすっごく太りやすい体質なんです。子どもを産んだばかりのときは腰の周りに肉がついたり胸のあたりがしぼんじゃったり。30代前半ですっかりオバさん体型になっていました(笑)。
――今のお姿からは想像できないですね。
少しずつ健康意識が高くなって、食事にも気を使うようになりました。糖質を摂らないようにしたり、野菜やたんぱく質を多く摂るようにしたり。自分でスタジオを始めてからはウエストが細いことに執着してガリガリだったんですよ。
――そうだったんですね。
あるとき、ある先生に「あなたは痩せ過ぎです」って言われて、私はもっとメリハリのある身体になりたかったんだと気づきました。
――お友だちの教室へは通い続けたんですか?
それが…。その友だちのお子さんと私の子どもがケンカをして、通えなくなってしまったんです。話がこじれてしまって。
――子ども同士のケンカが親にまで影響が!?
その教室には私の友だちも紹介していたので、みんな行き場所がなくなってしまったんです。でも、みんなは身体を動かしたい。「Yumicoさん、やって」と言われて、私の家でレッスンをやるようになりました。
――すごい展開ですね。
今まで習ってきたエクササイズを覚えていたので、それをみんなで一緒にやっていました。そのうちに友だちが別のママ友と連れてきて、「来週は友だち2人連れてくるね」っていう感じで、特に宣伝をするわけでもなくどんどん増えていきました。
――まさに口コミですね。
最初は月曜日だけだったのが水曜日クラスも増やして、1年経ったら月100人くらいの人数になっていました。
夫の事業失敗を機に、拠点は自宅から元麻布へ

――どこかスタジオを借りていたんですか?
いいえ、自宅のリビングです。当時の自宅はヨガマットを7枚くらいは敷けたので、広さは十分あったんです。
――すごい! かなり大きなお宅だったんですね。
そのときはまだ夫の事業は順調で、家が大きかったんです。でも、夫の事業が失敗して家を出なければならなくなって。慌てて物件を探しました。
――すぐに見つかりましたか?
なんとか元麻布にあるアパートの一室を借りることができました。階段の床が抜けそうな、本当によくある古いアパートって感じで(笑)。
――パートナーの事業が失敗して、Yumicoさんは落ち込むことはなかったんですか?
教室に通ってくださる方がいて、その方たちのレッスンをどうするかが一番の問題だったので、落ち込む時間はありませんでした。
――たくましいです! レッスンの内容はどう工夫していたんですか?
例えば、通ってくださる方たちの中に身体がうまく動かせない方がいたんです。「どうしたら良いんだろう」って思って、整体師さんの元に通って身体の仕組みをいろいろ教わりました。教わった内容を私なりのメソッドにしてレッスンに生かしました。
――それは面白いですね。
ほかにもいろいろなレッスンに参加して、自分のものにしてきました。自分が体験して「いい!」と思ったら、すぐに先生のところへ行って「教えてください!」ってお願いしていました(笑)。
――集客はどうやって?
実は私、集客に苦労したことがないんです。『VERY』という雑誌で読者モデルをしていたこともあって、モデルや編集者の知り合いが多かったんです。
好きな音楽をかけて三分間お尻に特化したエクササイズをやるとか、そういう楽しくて珍しいことを続けていたら、通っていた方が友だちを連れてきてくれて広まっていったんですね。
――その後、パートナーとは?
離婚しました。その当時14歳、12歳、7歳の三人の子どもは私が引き取りました。
レッスンをするためにもっと勉強したいし、スタジオの経営もあるいちばん忙しいときだったので、実はあまり記憶がないんです。離婚したことで、私が生活費を稼がなくはいけないし、子どもたちのお父さんにもならないといけない。子育てに時間が割けないときは、実家の母にはよく助けてもらっていました。
――そんなに大変なことが重なって、よく投げ出したくなりませんでしたね。
特に目的を持たないまま高校から短大に進学したので、全く勉強しなくて(笑)。目標が何もなかったから、一生懸命になれなかったんですね。このビジネスを始めてから、ようやく自分が一生懸命になれるものに出合えた気がします。人をキレイにしたり、人を変えたりするのがすごく好きなんです。ずっとアンテナを張りまくっていて、ようやく世の中に必要とされているのは「これだ!」というのを見つけたんです。
お友だちのエクササイズ教室に通っていたYumicoさん。子ども同士のケンカをきっかけにご自身で教室を始めることになりました。パートナーとの離婚を経て、さらにYumicoさんの快進撃は続きます。
後編では、Yumicoさんが仕事をする上で大切にしていること、トレーナーを育成するにあたってこだわっていること、Yumicoさんが思い描くフィットネス業界の将来について語っていただきます。
撮影/森 浩司
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YUMICORE
Instagram:yumicorebody_official
住所:東京都港区六本木6-8-10 STEP六本木4階西館
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