美容師なら共感できるあるある!施術・接客・職場・プライベートのあるあるとは?やりがいや魅力も紹介

どんな仕事でも、その仕事をしている人から共感が得られる「あるある」話がありますよね。お客様の髪のカット・カラー・パーマ・スタイリングをはじめ、美容全般の仕事を担うこともある美容師にも、あるあるネタが盛りだくさんです。

そこでこの記事では、美容師のあるあるを施術・接客・職場・プライベートに分けて紹介。美容師ならではのやりがいや魅力もお伝えします。

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【施術編】美容師あるある

美容師なら「分かる!」「私も同じ!」と共感できる、施術に関するあるあるを紹介します。

【シャンプー】市販のシャンプーでどれがいいか聞かれる

美容師がお客様の髪をシャンプーをしていると、たびたび聞かれるのが、「市販のシャンプーを使うならどれがいいか」です。

しかし、市販のシャンプーは種類が多く、さらにシーズンごとに新商品が販売されることも多いので、いくら髪の専門家である美容師でもとても把握しきれません。

よく知らない市販のシャンプーをお客様におすすめするよりも、サロンで使っているシャンプーをおすすめしたいものですが、そうすると売り上げを上げたいだけと捉えられてしまうことも。

営業トークに思われるのも嫌なので、この質問に悩む美容師は多いようです。

【シャンプー】爪が黒くなる

カラー剤を塗布したあとに行われるシャンプー中の頭のマッサージが原因で、爪が黒くなってしまうのは美容師あるあるです。

この工程を乳化といい、頭皮についた薬剤を取り除く、カラーの馴染みをよくする目的として行われます。この作業をするのに、美容師はカラー剤に直接触れるため、爪に蓄積してしまうのです。

【シャンプー】かゆいところを聞いてもあると言う人はほぼいない

シャンプー中のやりとりで、お客様に「かゆいところはないですか」と確認しますよね。しかし、この質問に「ある」と答えるお客さまは、ほぼいません。

それでも聞くのは、定番の質問となっているからです。そうはいっても、いつも「ここがかゆい、あそこがかゆい」などと言ってくるお客様がいると、美容師側としては煩わしいと感じてしまうことも。

ただし、「とくにないけど、気持ちいいからもっと洗ってほしい」などといったリクエストは大歓迎のようです。

【カット】お客様に頭を動かされてカットがしづらい

お客様の髪をカットしている最中に会話が盛り上がるのは、美容師にとっても悪いことではありません。しかし、会話が盛り上がることで、大きく相づちを打つなどして頭が動いてしまうと、髪のカットがしづらくなってしまいます。

話に夢中になってしまって、ついつい頭を動かすという行動はわからなくもないですが、リアクションは大きくなりすぎないようにしてほしいものです。

ほかにも、最近はカットの間もスマホを手放さないお客さまも少なくはなく、スマホゲームに熱中するあまり、無意識に頭が動いてしまうという人もいます。美容室には髪を切りに来ているので、なるべく頭を動かさないように気をつけてほしいですね。

【カット・カラー】お客様の服装によっては施術がしづらい

カラーをするお客様が白シャツを着ていると、汚してはいけないと緊張するという美容師は多いです。カラーをするために美容室に来たのなら、汚れの目立たない色、柄の服を着てほしいと感じている美容師も少なくありません。

とくに、シルク素材の白シャツはシャンプーのときに水が飛んだだけでもシミになってしまうことがあるので、気を使って大変です。

ほかにも、パーカーなどフードがついた服も、襟元がもこもこしてケープがつけづらいため、「できれば避けてほしい」と思っている美容師も少なからずいます。

【カット・カラー・スタイリング】要望をすべて叶えるのは難しい

お客様によって、希望の仕上がりには違いがあります。「乾かすだけでスタイリング不要のカットがいい」といった注文を受けることもあれば、難易度の高い色や、過去のカラー履歴の影響で色素が残っていて再現するのが難しい色など、様々な要望を受けることも。

できるだけ希望に近い仕上がりにしたいとは思っているものの、いくら美容師とはいえすべての要望に応えることは難しいです。

【カット・カラー・スタイリング】新規のお客様の「おまかせ」には不安も

はじめて来たお客様に希望を聞くと、「おまかせで」と言われることがあります。そういったお客様には、好みのスタイルを写真や雑誌のなかから見つけてもらってイメージを共有し、施術している美容師が多いです。

しかし、正直なところ、いきなり「おまかせ」されると不安になる美容師も少なくありません。

リピートのお客様なら、髪質や好みなどを把握しているためやりやすいですが、新規のお客様の場合は好みや髪質、カラー歴などが分からないため緊張します。

また、こだわりが強い人もいるため「満足してもらえなかったらどうしよう」という思いにも駆られてしまうのです。

【接客編】美容師あるある

ここからは、美容師の接客に関するあるあるを紹介します。

会話が盛り上がりすぎて手が止まってしまう

お客様と会話が弾むと、ついつい施術の手が止まってしまうのは美容師あるあるです。お客様に会話を楽しんでもらえるのはいいことですが、時間が押してしまうこともあるため、うまく切り上げないといけません。

ドライヤー中は会話にならない

美容室では、ドライヤーを使う機会が多いです。しかし、ドライヤー中に話しかけられてもドライヤーの音にかき消されて、あまり声が聞こえません。そのため、会話の内容がよくわからなくても相槌を打つことも。

実際にドライヤーの音は、100db(デシベル)はあるといわれています。これは電車のガード下の騒音レベルと同等です。そう考えると、会話が聞こえなくても仕方ないレベルであることがわかるでしょう。

基本的にドライヤーは手早く終わらせるのがおすすめですが、お客様からのご質問などがあった場合は、いったんドライヤーを弱に切り替えるというのも一つの方法です。

大幅な遅刻は困る

お客様に事情があることは重々承知していますが、予約時間を大幅にオーバーして来店されると困ります。大幅な遅刻によって施術の時間が押してしまい、次のお客様に迷惑が掛かってしまったり、予定していた施術すべてをおこなえないこともあるので、できるだけ時間通りに来てほしいものです。

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【職場編】美容師あるある

ここからは、複数の美容師がいるお店で働く人なら共感できる、職場でのあるあるを見ていきましょう。

自分の身支度や朝ごはんもサロンで済ます

ほぼすっぴん・ヘアメイクなしで出勤し、勤務開始前に照明や大きな鏡のあるサロンでヘアメイクをするのも美容師ならあるあるです。なかには練習を兼ねて、スタッフ同士でヘアメイクをすることも。

身支度を整えたあと、そのまま朝ごはんもサロンで済ませる人もいます。

ご飯を食べるスピードがみんな速い

美容師の休憩時間は、その日の予約状況によってまちまちです。まとまった休憩時間が取れればいいのですが、そうはいかないことも多く、ご飯を食べる時間が短くなってしまいがち。

次のお客様が来るまでのすき間時間や、パーマやカラーの待ち時間に慌てて食べることもあります。そのため、ご飯を食べるスピードが速いスタッフが多いです。

トイレに行くタイミングを逃しがち

予約が立て込んでいると、トイレに行くタイミングを逃してしまいがちなのも美容師あるある。シャンプーのときにアシスタントに代わってもらったり、電話を受けるふりをしたりするなど、タイミングをうまく見計らってトイレに行く美容師も多いです。

また、利尿作用のある飲み物は飲まない・そもそも勤務時間中は飲み物を控えているというスタッフもいます。

【プライベート編】美容師あるある

ここからは美容師の職業病ともいえる、プライベートでのあるあるを紹介します。

手荒れと腰痛がツラい

美容師の職業病といえば、手荒れと腰痛です。カラーやパーマに使われる薬剤をはじめ、シャンプー・トリートメント剤など、肌に刺激があるものを素手で扱わなければなりません。

さらに、手を洗う頻度も多くなるので、どうしても手が荒れてしまいがちです。荒れたところに水泡ができ、最終的には破れて痛痒くなることもあります。

美容師の手荒れはひどく、病院で治療しても治らない場合は、それを理由に辞めてしまう美容師も多いようです。

また、腰痛も美容師の職業病のひとつ。美容師に限らず、立ち仕事の人は腰痛になりやすいですが、とくにシャンプーのときに中腰になることで、腰に負担がかかってしまいます。

カットやパーマなどを担当する美容師ならシャンプーばかりすることはありませんが、連続してシャンプーばかりする機会の多いアシスタントは、とくに腰痛に悩まされる人が多いです。

すれ違う人の頭ばかり見てしまう

美容師特有の職業病のひとつとして、外に出るとすれ違う人の頭ばかり見てしまうことが挙げられます。とくに、街の中心部にはおしゃれな人がたくさんいるため、勉強になることも多いです。

また、外国人観光客の多い有名な観光スポットでは、世界の人たちの髪型も分かるので参考になります。そのため、街を行き交う人々の髪の観察はやめられないようです。

美容師の魅力・やりがい

あるあるを見ても分かるように、大変なことも多い美容師ですが、魅力もたくさんあります。ここでは、美容師の魅力ややりがいをいくつか見ていきましょう。

なお、美容師の魅力ややりがいについては以下の記事でより詳しく紹介していますので、あわせてチェックしてみてください。
美容師の仕事にはどんなやりがいや魅力がある? 向いているのはどんな人?

お客様に喜んでもらえる・感謝される

美容師の大きなやりがいのひとつに、お客様に喜んでもらえたり、感謝されたりすることが挙げられます。

仕上がりに満足したお客様は喜んでくれますし、美容師としての自信にもつながります。直接お礼を言ってもらえることも多いため、モチベーションにもなるでしょう。

さまざまな働き方ができる

美容師の働き方は、正社員だけではありません。アルバイトやパートのほか、技術があればフリーランスとして業務委託を受けたり、独立して自分のサロンを設けたりすることもできます。

美容師は人手不足でもあるため、ブランクがあっても復帰しやすく、ライフスタイルに合った働き方ができるのが魅力です。

実力がつけば収入アップも目指せる

サロン勤務の場合、基本給にプラスして指名料などのインセンティブがつくところが多いです。スキルを磨いて実力が伴ってくれば、お客様からリピートしてもらえるようになり、指名してくれるお客様が多ければ多いほど収入アップにつながります。

自分に合った職場を探すなら転職満足度が高いリジョブがおすすめ

さまざまな働き方ができる美容師が、より自分に合った職場を探すには、転職満足度※と高い求人サイト「リジョブ」がおすすめです。

リジョブは雇用形態やサロンの規模、客層など豊富な条件を設けているため、好みの条件に合う求人に絞り込んで探すことができます。

リジョブ|美容師・美容室の求人・転職・募集

※リジョブ経由で採用された1,242名を対象に実施した満足度自社調査より(実施期間:2023年2月8日〜2023年3月

美容師にはやりがいや魅力もたくさん!自分に合う職場を探すことが大切

美容師はお客様の服装によって施術がしづらくなったり、手荒れや腰痛に悩まされたりするなど、大変な「あるある」も多い一方で、お客様に喜んでもらえたり、自分に合った働き方ができたりといった魅力ややりがいもたくさんあります。

美容師としてスキルアップや収入アップを目指したいという人や、大変なことばかりに気を取られてしまうという悩みがある人は、自分に合った職場を探すことが大切です。

ぜひリジョブで、よりよい求人はないかチェックしてみてください。

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