美容師の仕事にはどんな魅力がある?やりがいを感じることや美容師に向いている人についても紹介

美容師は、お客様を綺麗にして喜んでもらえるというやりがいを感じられる仕事です。この他にもどんな魅力ややりがいがあるのでしょうか。

本記事では、美容師の仕事にはどんな魅力があるのかについてや、やりがい・美容師に向いている人などについてを紹介します。

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美容師は辛い?!美容師という仕事の魅力とは

美容師はヘアカットやアレンジ、メイクなどを通じてセンスのよさを生かせる華やかな職業です。しかし、立ち仕事なため意外と体力が必要なことや、拘束時間が長い、休憩が満足にとれないなど、過酷なイメージもあります。

大変な仕事の美容師ですが、時にお客様の人生を変えるほどの美のお手伝いができることや、お客様の悩みや希望に寄り添うことができます。特に、お客様から直接お礼の言葉をいただいたり、心からの笑顔を見せていただいたりすると、自分の手でお客様の喜びを生み出せたという満足感もひとしおです。

このように、コミュニケーション次第で大きな手応えを感じることができるというのは、美容師という仕事の魅力と言えるでしょう。

美容師の仕事内容とは

美容師はお客様のカットやカラーだけでなく、他にどんな業務があるのでしょうか。ここからは、美容師の具体的な仕事内容について詳しく紹介します。

カウンセリング

お客様が来店したときにお客様の要望を聞き、どんなスタイルにしていくかを考える仕事がカウンセリングです。

お客様が普段どんなスタイリングをしているかなどをヒアリングし、髪質をチェックしつつ、どのようなヘアスタイルにするのかを決めていきます。

ここで重要なのは、しっかりとお客様の理想とするヘアスタイルがイメージできるようにコミュニケーションをとることです。髪の悩みや好みのスタイルを把握してからカットし始めることで、お客様の満足のいく仕上がりにできるでしょう。

シャンプー・ブロー

シャンプーやブローの仕事は、美容師として新人時代からスキルを積み上げていく基本的な技術です。また、カットができないアシスタント時代も、美容室内のシャンプーやブローの試験に合格することで、業務を担えるようになります。

お客様にとって心地よいシャンプー技術やまとまり感のあるブローができるように、多くの時間を費やして練習する必要があるでしょう。

カット

美容師の仕事の中でも代表的なのはカットの業務です。アシスタントからスタイリストになることで、お客様へのカットができ、指名がとれるようになります。

カットは、全体のバランスを確認しながら調整し、髪の毛が乾いたあともバランスが崩れないようにする技術が必要です。お客様の求めるカットの種類に応えられるように、常に最新のカット技術を身につける必要があります。

また、カット技術を磨くと、技術力を評価されてお客様からの指名が増えることも。指名客が増えてカリスマ美容師になることもできるでしょう。

カラー

カラーの仕事内容は、まず色見本などを見せながらお客様にカウンセリングをしていきます。カラーのバリエーションが豊富で、お客様は仕上がりのイメージがつかないこともあるので、提案力や説明スキルが必要となるでしょう。

カラーが決まったらカラー剤を調合し、お客様の髪へ塗っていきます。また、カラーの専門知識をもった「カラーリスト」という職種もあります。

パーマ

店舗によってさまざまなパーマの種類や技法があり、お客様に合わせてパーマをかけるには技術と知識が必要です。デジタルパーマや水パーマなど髪の状況や長さ、お客様の髪質などに合わせてパーマの種類を選びます。

パーマをかける時間もどの程度の強さのカールをかけるのかによって調整しなければなりません。基本的にはアシスタントは1人でパーマの担当をすることはできず、スタイリストがおこなう仕事です。

セット

すべての施術が終わったら、お客様の予定などを聞いてそれに合わせて髪をセットしていく場面があります。お客様が家でも再現できるようにセットの仕方をわかりやすく説明することもあるでしょう。

ヘアセットに使うオイルなどのスタイリング剤を店舗で販売している場合は、このときにおすすめして、お客様に販売することも。

結婚式や成人式などのイベントに合わせてセットのためだけに来店するお客様もいます。美容師は、お客様の要望に応えてさまざまなバリエーションのセットができるよう練習しておかなければなりません。

その他にもネイルや着付けなどを行うことも

カットやカラーなど基本的な美容師としてのスキルだけでなく、ネイルやエステなどの技術を持った美容師が増えてきています。

トータルビューティーサロンでは髪だけでなく全身を美しく整えるサービスを提供しており、ネイルやエステなどの資格を持っていることで、担当する業務の幅を広げられるでしょう。また、成人式などのイベントのときには着付けなどの技術があると重宝されます。

美容師の仕事内容を紹介。美容師のお仕事ルーティーンとは

美容師の仕事は、お客様と接することだけではありません。美容師の一日の流れについて紹介します。

このあとにカットやアレンジの練習をしたり、アシスタントへの研修を行ったりなどの残業があることも。練習は営業時間内にできないため、閉店後、あるいは開店前に練習することがほとんどです。

美容師はトレンドが移り変わりやすく、その都度流行りのカット技術などを学ばなければなりません。営業時間内の接客・施術とそのための準備以外に、美容師自身が技術を磨くために多くの時間が必要です。

美容師がやりがいを感じること9選を紹介

体力的にも精神的にも大変な美容師という職業。そんな美容師がやりがいを感じる瞬間について紹介します。

お客様をきれいにして感謝される

美容師のやりがいで大きなものはなんと言っても、お客様からの感謝をいただけることでしょう。

指名をもらうと、以前の施術がお客様に満足していただけたという実感を持てますし、仕上がりに満足してウキウキと喜ぶ姿を見ると、自分まで嬉しくなってしまいます。時にはお客様から直接感謝のお言葉をいただけることもあり、今後のやる気にもつながります。

さまざまな人との出会い

美容室には、世代を問わずさまざまな層が来店します。人と接することが好きな人にとっては、たくさんの人と出会うことができるのもやりがいのひとつになるでしょう。

普通に生きていれば会話をすることなどなかったような人とも、親身に話すことができます。なかには意外な趣味の話をすることができたり、美容室以外での交流が発生するほど気が合う人との出会いがあったりするかもしれません。

普段接することのない人からいろいろな世界の話を聞けることで、新たな知識や価値観を得たり、人生の視野が広がったりといったメリットもあります。

人生の節目の喜びに立ち会える

日常の中で髪を切ったりお手入れをしたり、それ以外にも、お客様の特別なイベント時にヘアセットやメイクの担当をすることがあります。

七五三・入園式や入学・卒業式・成人式・結婚式など、お客様の人生のなかで節目と言えるイベントに立ち会うことができるのも、大きなやりがいでしょう。

特別なイベントで着飾る際に指名をしてもらえると、自分の技術を気に入ってもらえていると実感でき、スタイリングで喜んでもらえることも満足感につながります。なかには親子2代で通ってくださるお客様も出てくるかもしれません。

お客様の人生の節目に立ち会うことができるのは、美容師という職業ならではと言えるでしょう。

トレンドに敏感になる

美容業界は流行の変化に敏感な業界です。美容師自身も、その時どきのトレンドに敏感でなければいけません。髪形だけでなく、ファッションやネイルなどの流行も知っている必要があります。

メイクやファッションが好きな人にとって、トレンドをいち早く感じとることができるということは、美容師が天職とも言えるのではないでしょうか。

クリエイティブな側面も

自分のアイデアで新たな手法、ヘアスタイルを考案・提案できるなど、クリエイティブなやりがいもあります。お客様からの希望を流行と照らし合わせながら、自分の感性を形にしていきます。

難しい技術が必要なカットやアレンジ、微妙な色合いのカラーリングなど、考えたことを形にし、理想通りに仕上がったときはスタイリストとして大きな充実感を得ることができます。

技術力の習得に上限がない

美容師の技術には、上限がありません。そのため、向上心があれば、トップヘアスタイリストになっても学び、技術を磨き続けることができます。

前述した変化するトレンド以外にも、シャンプーやカットといった技術面でも次々と新しい手法が発表されますし、カラー剤のような薬剤も開発が続けられています。美容師自身も、新しい知識や技術を習得していくことを求められる仕事です。

営業時間外で練習や学習の時間を持つ必要がありますが、自身のスキルアップにつなげることができます。

努力と実力で給料アップができる

美容師の給料は、歩合であることが多いです。指名をもらえたり、技術力が認められたりするなどといった努力は、給与という形で評価されます。

自分の努力と実力が認められ、さらに給与という形になって返ってくる喜びは、美容師に限らずやりがいと言えますが、美容師はより顕著に感じることができるでしょう。

技術や接客のレベルアップを実感できる

技術や接客のスキルアップは、学んでいる最中は実感できないかも知れません。しかし、先輩や上司からの評価、お客様の反応などから、確実にレベルアップしたことを感じられる瞬間が必ずあるはずです。

自分自身のスキルアップを実感できることはやりがいにつながります。さらに役職がつくなど、キャリアアップにつながる可能性もあります。

美容師の資格と技術を生かして他業界で活躍できる

美容師の資格と技術を生かせる場所は、美容室だけではありません。ネイルサロン・エステなどの美容サロンやまつ毛サロン・メイクアップアーティストなど、実にさまざまな選択肢があります。

独立・開業できる

独立・開業をして自分のお店を持つことは、美容師の目標のひとつと言えます。

知識と技術を学び、担当するお客様が増えて自信になれば、いずれ自分の店を持ち一国一城の主になることも可能です。

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美容師に向いている人とは

美容師に向き不向きはあるのでしょうか。お客様を綺麗にする華やかな仕事である一方で、立ち仕事など大変な部分もあるため、適性がある人のほうが長続きしやすいかもしれません。

美容師に向いている人はどんな人なのかについて以下で紹介します。

美容やファッションが好き

美容師は最新のトレンドをいち早くキャッチし、取りいれながら仕事をする必要があります。そのため、最新のファッションやトレンドを追うのが好きな人は美容師に向いているでしょう。

また、美容師は、美容のプロフェッショナルでもあるので、美容に興味がある人にも向いています。まずは自分が手本となり、おしゃれなヘアスタイルやファッションを取り入れることが大切です。

忍耐力がある

美容師は、美容室に就職したあと、アシスタントの役職からスタートします。下積み時代も長く、仕事外でもカット技術などをコツコツと練習して技術を積み重ねていくことでスタイリストに近づいていくのです。

そのため、忍耐力が必要となります。また、立ち仕事が基本で、お客様の予約状況に柔軟に対応しなければならないため、業務内容的にも、体力面・精神面の両方でタフさが求められます。

相手への気配りをしながらコミュニケーションができる

美容師はお客様に直接触れることが多いため、お客さまとの距離が近い仕事です。そのため、相手への気配りやコミュニケーションスキルが求められます。お客様一人ひとり性格や趣味も異なるので、柔軟に合わせて対応する力もいるでしょう。

中には、美容師とのコミュニケーションを求めていないお客様もいるので、察する力も身につけ、気配りをしながらコミュニケーションをとれるのがベストです。また、スタッフ同士で連携をとりながら仕事を進める力も必要となります。

自分で目標を見つけられる

美容師はスキルや経験を磨くことでさまざまなキャリアへ進める仕事です。自分で目標を見つけられる人は、次の課題を探して改善に向けて取り組み、解決していくことで大きな目標へと進んでいけるでしょう。

逆に、指示されたことしかやらない人は、なかなか次のステップへ進めず苦労することも。美容師としての技術だけでなく、開業のために資金を貯めたり、経営について勉強したりなど学び、努力できる人が成功しやすい職種です。

魅力的な美容師の仕事。やりがいを見つけて充実した美容師ライフを手に入れよう

今回は、 美容師の仕事にはどんな魅力があるのかについてや、やりがい・美容師に向いている人などを紹介しました。美容師という仕事は、肉体的にはもちろん精神的にも大変な仕事です。しかし、他の仕事と比べると、やりがいを感じる場面の多い魅力的な仕事と言えるでしょう。

お客様からの感謝の声や自身のスキルアップ、それに付随した給与アップという結果や独立・開業など、美容師としてのやりがいはさまざまです。たくさんのやりがいを見つけ、充実の美容師ライフを手に入れましょう。

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