美容師アシスタントが一人暮らしするには? 生活費の目安と節約ポイントを紹介

今後美容師になりたい・今アシスタントとして働いているという人のなかには、一人暮らしをしたいと考える人も多いのではないでしょうか。しかし、一人暮らしをするとなるとお金がかかるので、自分の給料でやっていけるのか心配なことでしょう。

そこで、美容師アシスタントの給料や、一人暮らしをする場合の生活費について目安をお伝えします。さらに、出費を抑えるための節約方法も解説するので、ぜひこれからの参考にしてみてください。

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美容師アシスタントの給料はどれくらい?

一人暮らしについて考える前に、まずは美容師アシスタントの給料の目安をチェックしましょう。

「令和5年賃金構造基本統計調査」における年齢別の美容師・理容師あわせての給与データによると、経験年数0年の「~19歳」では19万7,600円、「20~24歳」では19万9,100円でした。

また、求人サイト「リジョブ」に掲載されている求人データ(2024年1月時点)では、美容師の正社員アシスタントの月給は20万2,215~26万5,489円でした。

両者の結果から、美容師アシスタントの給料は20万円前後と考えるとよいでしょう。

引用元
令和5年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種 10 職種(小分類)|e-Stat
令和5年賃金構造基本統計調査(ダウンロードデータ) | e-Stat

一人暮らしの生活費はどれくらいかかる? 目安を紹介

つづいては、一人暮らしをする際の生活費の目安を見てみましょう。

家賃 3万5,000~7万円前後
水道光熱費 8,000~1万円程度
食費 2万~4万円程度
通信費(スマホ・インターネット) 1万円程度
日用品代 5,000~1万円程度
交際費 5,000~2万円程度
講習代 5,000円程度
医療費 5,000円程度
衣類・趣味代 5,000~1万円程度
合計 9万8,000~18万円前後

 

毎月かかる固定費と、かからない場合もある変動費がありますが、月や出費の状況によっては給料分ギリギリになってしまうこともあるかもしれません。そこで、次章でやりくりのコツについて解説します。

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うまくやりくりするためには? 3つの節約ポイントを紹介!

給料の範囲で上手にやりくりするには、節約が欠かせません。どうやって出費を抑えればいいのか、節約のポイントを頭に入れましょう。

1. 安めの物件に住む

一人暮らしにかかる費用のうち大きな部分を占める「家賃」の負担を減らすためには、低価格の物件を探すことが重要です。そこで、物件選びの際には、以下のような「妥協してもよい点」と「妥協すべきでない点」の両方をチェックしながら決めましょう。

妥協してもOKなものは?

新しくて広い家に住みたいという願望があるかもしれませんが、そのような家は家賃が高額になりがち。築年数や広さは、ある程度妥協したいポイントです。

また、中心部や駅近よりも、郊外で駅から離れたところのほうが家賃は安い傾向があります。ただし、あまりに不便な場所だと通勤に影響が出る恐れがあるため、職場への通いやすさも考えたほうがよいでしょう。

妥協はNGなものは?

一方、特に女性が一人暮らしをする場合、セキュリティ面は妥協してはいけない点です。2階以上の物件・オートロック付き・管理人や警備会社付き・女性限定物件などであれば、比較的安全に住めるでしょう。

やや家賃は高くなるかもしれませんが、万が一に備えて防犯体制が整っていたほうが安心です。

2. 副業をする

やりくりが厳しそうな場合、副業がOKなサロンであれば、生活費をまかなうために副業をする方法もあります。

アシスタントの仕事は練習などもあり不規則になりがちですが、月に3~5万円程度でも稼げれば生活しやすくなるので、両立できそうなアルバイトなどを探してみましょう。

3. 趣味や娯楽などをセーブする

個人的な趣味や娯楽に使うお金を節約することも重要です。完全になくすのは難しくても、お金のかかる趣味を控えたり、遊びや外食を減らしたりすると、月に2~3万円ほど浮く可能性もあります。

美容やファッションへの投資は続けよう

美容師という仕事柄、節約しないほうがいい部分も。トレンドやおしゃれに対しては常にアンテナを張らなければならない立場なので、勉強の一環として、美容やファッションへの投資は続けるようにしましょう。

美容師アシスタントが自分に合うサロンを探すにはどうすればいいの?

つづいて、美容師アシスタントとして働く際に、自分に合ったサロンを見つける方法を紹介します。

1. 就職・転職エージェントを利用する|美容業界に強いエージェントがおすすめ

求人紹介や応募サポートなどの支援を行ってくれる、就職・転職エージェントを利用する方法です。アドバイザーがヒアリングを行い、求職者の希望や適性などから適切な求人を探してくれたり、企業側と調整してくれたりします。

美容師アシスタントの仕事探しでは、ぜひ美容業界にくわしいエージェントを利用してみましょう。

2. 求人サイトで検索する|美容業界に強い求人サイトがおすすめ

多数の募集情報がまとめて掲載されている、求人サイトを利用する方法です。希望の条件を設定して検索でき、ぴったりの求人を見つけやすいうえ、気になる募集があればそのまま応募することもできます。

求人サイトを活用する場合、「リジョブ」のような美容系に強いサイトがおすすめです。

履歴書で押さえておきたいポイントとは?

希望の仕事が見つかったら、次は応募です。そこで、応募時に提出する履歴書のポイントを見ていきましょう。

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美容師の履歴書の書き方を詳しく解説|志望動機の例文やアピール方法、注意点や面接のポイントも紹介

書く前に|基本的な書き方をおさらいしよう

履歴書には書き方のルールがあります。以下のような点に気をつけて書きましょう。

・丁寧に読みやすい字で書く
・間違ったときは修正ペンや二重線を使っての書き直しはしない(別の紙に改めて書き直す)
・誤字脱字がないようにする
・略字や略称は使わない
・年は西暦か和暦で統一する
・以前に使った履歴書を使い回さない など

志望動機にはどんなことを書けばいいの?

美容師アシスタントが履歴書を作成するにあたって、「志望動機」としてぜひ書きたい内容も知っておきましょう。

関連記事
美容師の志望動機に書くべき内容とは?書き方のポイントやおすすめの例文、NG例を紹介

なぜ美容師を目指したのか

まず、美容師を志した理由です。自分の興味関心をさかのぼったり、過去の経験を振り返ったりして、美容師になろうと決意するきっかけになった出来事を伝えましょう。

自分が持っている強みや特技などで美容師に関連づけられるものがあれば、その部分をアピールするのもよいでしょう。

なぜそのサロンでなければならないのか

次は、ほかでもなくそのサロンで働きたい理由です。美容室にはそれぞれ特徴があり、コンセプトや店の雰囲気、提供しているメニュー、客層などは店ごとにまったく異なります。どこの店でも通用するような理由では、マイナスイメージを与えかねません。

そのため、就職を希望するサロンについては下調べが必須。どんな特色を持った店なのかを研究し、そこで働きたいと考えた理由を述べるとともに、自分がどのように貢献できるかも伝えて、入社したいという強い熱意を見せましょう。

面接で好印象を与えるにはどうすればいいの?

前章の履歴書のポイントとあわせて、採用面接を受けるときのポイントも知っておきましょう。

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美容師の面接|面接の流れやマナー、質問の意図や回答のポイントを紹介

身だしなみ・マナーは重要!

面接の際は、身だしなみやマナーが重視されます。以下のような点に気をつけて臨んでください。

・服装の基本はシワのないスーツで、私服可の場合はジャケット着用などきれいめで清潔感のあるもの
・派手なメイクは控えてナチュラルに仕上げる
・痛みや色落ちがひどい髪は手入れをしてきれいにまとめる
・華美になりすぎない程度にトレンドを押さえたヘアスタイルで整える
・無精ひげ・タバコのにおい・伸びっぱなしの爪などは不潔な印象のためNG
・受け答えやあいさつは相手に聞こえやすい声量でハキハキと行う
・適宜笑顔で対応する
・背筋を伸ばし姿勢を正す など

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美容室の面接にふさわしい服装とは?髪型のポイントやそのほかの身だしなみについても紹介

質問にスムーズに答えられるようにしておこう

面接ではさまざまな質問をされますが、聞かれやすい質問があります。下記のような項目が多いので、聞かれたときにスムーズに答えられるように対策しておくことが重要です。

・自己紹介や自分の長所・短所の説明
・どんな美容師になりたいか
・今後の美容業界はどうなると考えているか
・美容学校や前職での経験 など

なお、履歴書で書いた「志望動機」は面接でもよく尋ねられます。丸暗記するだけでなく、より深く説明できるように回答を用意しておくとよいでしょう。

うまく節約して一人暮らしを充実させよう!

美容師アシスタントの給料は20万円前後で、一人暮らしをする場合、生活費として最低でも10万円ほどは必要です。節約や副業をしながら上手にやりくりして、一人暮らし生活を楽しみながら働きましょう。

また、美容師の職探しにはぜひ「リジョブ」をご利用ください。

リジョブには、「アシスタント」「未経験歓迎」「新卒歓迎」「副業・WワークOK」など、検索に適用できる条件が豊富にそろっています。そのため、3万件以上もの求人情報のなかから、自分に合った募集を見つけやすいでしょう。

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