肌も心も美しく!パリ発のアロマ専門店『HUYGENS(ホイヘンス)』のBIOコスメ #2
フランス・パリ発のアロマコスメの専門店『ホイヘンス トウキョウ』は、好きな香りを選びアイテムをその場で調合、いわばオーダーメイドでアロマコスメを作ることができる“香りのビスポークスタイル”が人気。美容関係者を中心に、その独自の香りの世界観が話題になっています。
世界中のコスメからインスピレーションを得た『ホイヘンス』のアイテムは、肌と心を美しく整えるだけでなく、日常を特別に変えるスパイスのようです。その原料や精油は、徹底的にこだわって選び抜かれていて、『ホイヘンス』のほぼすべてのアイテムはフランスの有機認証団体「COSMEBIO」から認められているのだとか。そんなコスメの中から『ホイヘンス トウキョウ』で今、支持を集めているアイテムをクローズアップしました。
自然の恵みを極めた、香りのビスポークコスメ
『ホイヘンス』のコスメの原料は、常に肌との相性を考えて選び抜かれています。オーガニック植物や天然原料のみで作られたプロダクツで、そのほとんどがフランスの“COSMEBIO”から認められている高品質なものばかりです。その場で香りを調合する“ビスポークスタイル”が『ホイヘンス』の魅力ではありますが、東京都の販売許可を取るまでに1年近くもかかったとか。
それでもラボで香りを調合するという『ホイヘンス』スタイルを貫いた理由をマネージャーの山川さんに伺うと、「極限的にフレッシュなそのままの香りを伝え、肌だけでなく心にまで響くアロマ本来の素晴らしさというのは、このようなスタイルでないと伝わらないと思ったからです。おかげさまで、好きな香りとアイテムを組み合わせてオーダーメイドで自分だけのコスメをつくるというビスポークスタイルは、男女問わずたくさんのお客様に支持されてきており、それがまた自信になりました」とのこと。
一番人気の香りは“ローズウッド”
『ホイヘンス トウキョウ』で一番人気の香り は、“ローズウッド”。アールグレイとバラの蕾をブレンドしたような、ほんのりスパイシーで甘めの香りです。昨年末のオープン直後に、ある芸能関係の方が来店されて、“ローズウッド”のボディローションを購入。それをブログにアップしたことで注目され、今ではボディーローションなどは欠品状態になるほど人気。
『ホイヘンス』はエッセンシャルオイルの抽出に心血を注いでこだわっているため、オイル系のアイテムが得意。中でも“ライトドライオイル”は人気です。オイルなのに驚くほどさらっとしたテクスチャー。スプレータイプなので、全身や髪に吹きかけて使うことができます。もっと軽いタイプが好きな方には、心地よく肌を潤いで満たしてくれる“アロマフェイス&ボディミスト”をおすすめしているそうです。
幅広く奥深い、精油のポテンシャル
夏の人気商品は、ボディローション。『ホイヘンス』のボディローションは、軽いシルクのようなテクスチャーで使い心地抜群。肌に潤いをプラスし、すべすべの肌を保ってくれます。もちろんお好きな香りを調合できますので、全身からほのかに香らせたいときのフレグランスボディケアとしても重宝します。また、夏は、冬と比較するとボディウォッシュなどの洗う系のアイテムがよく売れているそう。ただ面白いのが、『ホイヘンス』の場合は,選ぶ精油によって同じアイテムでも全く別の役割になること。
「例えば、冬場に人気のバスオイルですが、ミント系の香りを調合するとクールバスになります。湯船に浸かると、身体は温まるけど肌はひんやりとした感触になり、とても気持ちがいいですよ。最近リリースしたばかりのバーベナにもミントが入っているので、夏におすすめです」と山川さん。
現在は都内のデパートやセレクトショップでも商品が手に入りますが、今後は『ホイヘンス トウキョウ』のみで手に入る限定の香りをつくるために本国と協議を始めているそう。
これまでのアロマコスメの常識を覆すような新しいスタイルで進化を続ける『ホイヘンス』。今後の展開からも目が離せません。
取材・文/鈴木みのり
撮影/AJHAJA
パリ発アロマコスメ専門店『HUYGENS(ホイヘンス)』は “香りの調剤薬局” #1>>