【AFLOAT D’L ジャッキーが教える】 シアーライトで上品きれいなベージュカラー #2
近年人気が高まり、取り入れたいという人が増えているハイライト。「してみたいけど、派手になり過ぎるのはちょっと…」という人におすすめなのが、AFLOAT D’Lヘアクリエーターのジャッキーさんが提案する『シアーライト』です。今回は、トレンドカラーのベージュと合わせて、ハイライトでも品のある髪色になれるカラーリングを教えていただきました。
Color recipe
A:ハイブリーチ(オキシ濃度4.5%)60gに、ジマイレン酸配合のケア剤を1g(ハイライト)
B:フォギーベージュ10レベル、ブルーアッシュ12レベルを1:1(ハイライト以外)
C:モノトーン8レベル、フォギーベージュ8レベルを2:1(根元)
D:フォギーベージュ10トーン、ラベンダーアッシュ10トーン、クリアを3:1:1(中間~毛先)
How to
1
ハチ上の髪全体にハイライトを入れる。
ハチの高さから薄くパネルを取り、幅7~5mm×間隔5mm×深さ5mmでチップを取る。
根元を少し外してAを塗布する。根元は薄めにしてグラデーションを意識。毛先の色が元々明るい場合は、色が抜けやすいので薄くする。中間を多めに塗布することで、動きが出る部分が明るくなり立体感が出る。
塗布後のフロント、サイド、バック。まんべんなくハイライトを入れることで、髪色全体がトーンアップする。
2
ハイライトが目立ち過ぎないように、ハイライト以外の髪にBを塗布してトーンアップしベースを整える。1と同様に根元は外して塗布する。
1以外の髪全体に塗布。アッシュ系のブルーを混ぜることで、元の髪の赤みを抑えて1段階ベージュに近づける効果がある。
色の抜け具合を確認しながら5分ほど置き、洗髪する。
3
髪全体の根元を明るくしていく。
1のハイライトを入れ始めた位置から、Cを2~3cm幅で塗布する。前回のカラーリングから伸びた部分を明るくするイメージ。
4
中間~毛先をカラーリング。
3で塗布した部分に少しかぶせて、Dを中間~毛先全体に塗布する。ハイライトに合わせて、仕上がりが緑っぽくならないように薬剤を調合。アッシュ系のラベンダーカラーには、ハイライトによる黄みを抑える効果あり。
15分で1度チェック。ハイライトに色がなじんだら洗髪。
BEFORE
AFTER
取材・文:山本二季
撮影:奥村亮介
ヘア・メイク:ジャッキー(AFLOAT D’L)
モデル:古谷明美
Profile
ジャッキーさん
AFLOAT D’L ヘアクリエーター
1978年生まれ。香川県出身。高松で塗装業を経験後、香川理容美容専門学校を経て美容師に。高松で3年のサロンワークを経て、30歳で「AFLOAT」に入社。多くのヘアコンテストに受賞し、現在はAFLOATデザインチームでトレンドを発信中。豊富な薬剤の知識をいかしたカラーリング、頭のかたちに合わせた理論的なカットに定評あり。ハンドブローでも収まる再現性の高いショート、ボブを得意とする。
Salon Data
AFLOAT D’L(アフロート ディル)
住所:東京都港区南青山5-6-26 青山246ビル 4F
東京メトロ表参道駅 B3番出口より徒歩1分
電話:03-5778-0386
営業時間:火~金/12:30~21:30、土・祝/10:00~19:00、日/10:00~18:00
定休日:月曜日、第1・3火曜日(月曜日が祝日の場合は営業)
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