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介護・看護・リハビリ 2020-02-27

ホームヘルパーとサービス介助士の仕事の違い

高齢者や体が不自由な方の手助けを行う仕事にホームヘルパーとサービス介助士がありますが、どのような違いがあるのでしょうか?

大きな違いは、ホームヘルパーは一般的に在宅での生活援助を、サービス介助士は店舗などの施設において利用者のサポートを行うという点です。また必要とされる資格に関しても異なります。詳しくみていきましょう。

ホームヘルパーとサービス介助士の仕事内容の違い

ホームヘルパーは主に、在宅での日常生活の支援を行うことが主な仕事内容です。高齢者や体が不自由な方の家事を援助したり、生活の相談を受けたり、介護を行ったりすることが中心となります。

ホームヘルパーの仕事を行う場合に資格は必ずしも必要ではありませんが、身体介護を行う場合には、介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の資格が必要となります。訪問介護においては身体介護のニーズが高いため、有資格者が求められることが多いのが現状です。

一方、サービス介助士は、高齢者や体が不自由な方に対して社会生活において介助を行うことが主な仕事で、ケアフィッターとも呼ばれます。ホームヘルパーのような家庭での援助ではなく、店舗や交通機関などの公共性の高い場所において必要な介助を提供しています。サービス介助士自体が業務ではなく、他のサービスに付随して介助が必要な方を手助けするという場合が多いです。

必要な資格に関する違い

身体介護も行うことができる訪問介護の資格である介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)は厚生労働省の指針に基づいて都道府県指定機関で行われる公的な資格です。将来的には実務者研修や介護福祉士取得に向けたステップアップができます。介護職員初任者研修の資格取得には130時間の研修時間と修了試験に合格することが必要です。

サービス介助士は、公益財団法人日本ケアフィット共育機構が認定する民間資格で、実技教習のあるサービス介助士、在宅学習と試験で取得できる准サービス介助士、中高生向けのサービス介助士ジュニアの3種類があります。

資格取得に関しては上位資格であるサービス介助士の場合ではテキストによる通信講座と2日間(12時間)の実習、検定試験の合格が条件となります。介護職員初任者研修と比較すると、学習内容は介護に関する部分を除外した介助に関する事項が対象であり、介護職員初任者研修よりも短期間での取得が可能です。

ホームヘルパーとサービス介助士のどちらを取得するか

高齢者や体が不自由な方をサポートするという一見似た仕事のように感じられるホームヘルパーとサービス介助士ですが、仕事の内容には差がありました。どちらの資格を取得した方がよいかについては、自分がどのようなキャリアを求めているかということを考える必要があります。

訪問介護をはじめ、身体介護などをともなう介護職として働きキャリアを積みたい場合には介護職員初任者研修修了資格は欠かせないステップとなるでしょう。また、現在店舗や公共性の高い施設などに勤務していて、サポートが必要な利用者に対して介助を行いたいという場合にはサービス介助士が適しています。

サービス介助士の目的は、おもてなしと介助を提供することです。そのため、店舗などのサービス業においてはサービス介助士のニーズが高いでしょう。従事するスタッフのサービスレベルアップのために取得をすすめられる光景もよくみられます。

ホームヘルパーは主に在宅の生活サポート、サービス介助士は店舗などのサービス業における介助が主な仕事であることがわかりました。また、資格取得についても勉強する内容や期間にも差がみられます。

資格取得を検討している場合には、自分が現在どのような仕事をしているか、将来どのような仕事をしたいかということを明確にしておくことが必要です。

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