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特集・コラム 2021-05-31

ヨガインストラクターになるには? 養成講座を選ぶポイントを解説|おすすめのスクールを紹介!

ヨガインストラクターは、ヨガスタジオやヨガスクール、スポーツジムなどで、ヨガの指導をするのが仕事です。最近はヨガスタジオも増えてきているので、ヨガインストラクターになりたいと検討されている方もいるのではないでしょうか。

ここでは、ヨガインスタラクターになる資格や方法、そのための養成講座を選ぶポイント、おすすめのスクールなどについてご紹介します。

ヨガインストラクターになるにはどうすればいいの?

ヨガをはじめたことでその魅力にはまってしまい、もっと専門的な知識を身につけてインストラクターになりたいと考えている方もいるのではないでしょうか。ここでは、ヨガインスタラクターになるためにはどうすればよいかについて解説します。

ヨガインストラクターの資格を取得しよう!

ヨガインスタラクターになるために必要な資格というのは、実はありません。とはいえ、ヨガについてなにも知らないのにヨガの指導ができるわけはないので、生徒に教えることができるくらいのヨガの知識を保有している必要があります。

そこで役に立つのが、ヨガインストラクターの資格を取得することです。実はヨガに関する資格は、さまざまな協会や団体から発行されています。続いては、それらのなかでもおすすめの資格をご紹介します。

全米ヨガアライアンス認定資格|RYT

全米ヨガアライアンス認定資格(RYT)は、アメリカを本拠地とする国際的なヨガインストラクターの資格のひとつです。ヨガアライアンスは1999年にできた団体で、Unity in Yoga(1982年設立のヨガカンファレンスを主催する国際団体)と、the Ad Hoc Yoga Alliance(1997年に設立したヨガ講師に関するボランティア組織)というふたつの団体が合併する形で生まれました。

その後、全米ヨガアライアンス認定資格(RYT)を発行するようになって、現在は世界70カ国以上の国の人々が、この資格を取得しています。資格には、RYT200とRYT500があり、それぞれ資格の認定条件が異なるのが特徴です。

・RYT200
200時間のトレーニングプログラムを、認定校で修了するだけで取得できます。

・RYT500
500時間のトレーニングプログラムを、認定校で修了したあと、100時間のティーチング経験を積むと取得できます。

日本ヨガインストラクター協会|1~3級

日本ヨガインストラクター協会は、2010年に日本で設立された協会です。健やかな心や体の維持のためにおこなわれるヨガの楽しさを社会に伝え、ヨガインストラクターの技術向上を目指す組織であり、認定資格には1~3級があります。

3級を入門講座として、2級、1級と、より専門的な知識を取得するためにランクアップしていく講座です。

ヨガインストラクターの求人を探そう

ヨガインストラクターの資格を取得したら、就職するために求人を探す必要があります。自分で求人サイトなどをチェックして募集を探すこともできますが、資格取得のための認定スクールなどに通っていると、スクールのサポートを受けて就職することができるでしょう。

ヨガインストラクターの需要はある?

ヨガインストラクターの求人は、東京や神奈川などでも非常に多い件数の募集があります。ヨガスクールだけでなく、エステサロンやタイ式マッサージのお店、スポーツジムやヨガスタジオなど、さまざまなものがあるので、自分に合ったものを探してみるとよいでしょう

どう選べばいいの? 養成講座を選ぶポイントを紹介!

ヨガの資格を取得するための養成講座には、さまざまなものがあります。いざ資格を取得しようと思っても、どの講座やクラスを選べばよいか、迷ってしまうこともあるでしょう。ここでは、養成講座を選ぶポイントについてご紹介します。

1. 取得できる資格の実用性をチェックしよう

ヨガの資格は、国家資格ではなく民間資格なので、どれでも取得すればよいというものではありません。取得した資格が、認知度の低い実用性のとぼしいものであったら、就職の際にあまり役に立たないこともありえるからです。

そのため、世界的にも認知度の高い全米ヨガアライアンス(RYT)や日本国内で広く知られている日本ヨガインストラクター協会(JYIA)などの資格を選ぶことをおすすめします。

2. クラスを受講する施設の環境をチェックしよう

ヨガインストラクターの講座を受講する前に、受講する講座やクラスといった施設内の環境もチェックしておくことが大切です。施設内が清潔で、気持ちよくトレーニングをすることができるかどうかなども、しっかり確認しておくようにしましょう。

3. こまめなサポートが受けられるクラスを受講しよう

せっかく講座やクラスを受講するのであれば、こまめなサポートが受けられるところかどうかもチェックすることをおすすめします。

たとえば、カリスマ指導員がひとりで指導するような講座やクラスだと、どうしてもひとりひとりにまでは行き届かず、個人的な質問やサポートが充実しているとはいえないからです。そのため、複数のチームで指導にあたるような講座やクラスのほうが、サポートが充実しているといえます。

4. 無理のない学習スタイルを選ぼう|通学やオンラインなど

ヨガインストラクターの養成講座には、通学やオンラインなど、さまざまなスタイルで学ぶことのできる講座やクラスがあります。そのため、自分のライフスタイルに合わせて、無理なく学べる方法を選ぶようにしましょう。

5. 振替や再受講ができるスクールを選ぼう

講座やクラスの受講中に病気やけが、交通事情などで、スクールを休まなければならない状況が起きてしまうことも考えられます。このような万が一の事態に備え、欠席してしまった場合の振替や再受講ができるスクールを選んでおくと、もしものときにも安心です。

資格取得を目指せるおすすめのスクール&養成講座を紹介!

ヨガインストラクターになるための資格にはさまざまなものがありますが、資格取得のためには、スクールや養成講座を受講する必要があります。ここでは、資格取得におすすめのスクールや養成講座をご紹介しますので、これから通ってみようと考えている方は参考にしてくださいね。

アンダーザライトヨガスクール

日本に数あるスクールのなかでも、もっとも歴史があり、認知度も高いのがアンダーザライトヨガスクールです。全米ヨガアライアンスを取得している人の3人に1人が、このスクールの卒業生という実績があります。海外から招かれている講師陣も充実しているのが特徴のスクールです。

ヨガインストラクター養成コース

アンダーザライトヨガスクールには、いくつかのヨガインストラクター養成コースがあるため、ひとりひとりの状況に合わせて受講プランを選ぶことができます。取得可能な資格は、UTL公認インストラクター、ヨガ安全指導員、RYT200、RYT500です。

初心者から無理なく学べるプログラムとなっていて、土日や夜間のクラスもあるので、仕事を休むことなく学ぶことができます。オンライン講座もあるので、自分に合った講座を受講できるでしょう。

YMCメディカルトレーナーズスクール

卒業生の数が業界内でもっとも多く、なにより安心なのが資格取得を100%保証してくれるところです。総合スクールなので、実技だけでなく座学も充実。運動解剖学や運動生理学など、ヨガについてさらに掘り下げた内容が学べます。海外留学にも対応していて、通信講座もあるので、自分に合った学び方ができるスクールです。

ヨガ

YMCメディカルトレーナーズスクールで取得できる資格は、RYT200とRYT500です。初心者からも資格取得が可能なので、安心して学ぶことができるでしょう。また、指導できる対象を絞ったクラスもあり、シニア、マタニティ、キッズなどといったコースがあるので、自分に合ったクラスを選べます。就職サポートも充実しているので、受講後も安心です。

ファーストシップ

ファーストシップは、ヨガスタジオも手がけるヨガスクールなので、入会するとヨガスタジオに通い放題で、ヨガのレッスンを何度も受講できるという特典があります。週1回からでも受講できるので、忙しい方でも無理なく資格取得ができるスクールです。

資格取得コース|アカデミー

取得できる資格は、RYT200とRYT500です。通学のほか、通信講座もあり、海外留学にも対応しています。短期間や長期間、自宅でマイペースに、自分のスタイルで資格取得できるでしょう。サポート体制もしっかりしていて、運営陣のほとんどが全米ヨガアライアンス認定資格者という特徴も。就職サポートや継続トレーニングの受講なども充実しているスクールです。

日本ヨガインストラクター協会

国際資格である全米ヨガアライアンスにこだわらないのなら、日本国内の資格として、日本ヨガインストラクター協会はおすすめです。ほかのスクールに比べると、リーズナブルなのも魅力でしょう。ヨガを実践するうえでの基本を理解することを重視した、独自のカリキュラムとなっています。

資格取得コース|1級~3級

初心者のための入門講座としての3級から、指導者としての自信をつける2級、2級の資格を取得した方のみが受講できる1級のみっつのクラスがあります。1級のクラスではさらにシニア、キッズ、ヨガ上級ポーズ、ピラティスなどの特別セットコースもあります。

資格を取得してインストラクターを目指そう!

ヨガインストラクターになるためには、必ずしも資格を取得している必要はありません。しかし、広く認知されたヨガに関する資格を取得することで、就職して生徒の指導に当たる際の信用度には格段の差があるでしょう。自分に合った学び方で自分に合った資格を取得し、ヨガインストラクターを目指してくださいね。

参照元:
YMCメディカルトレーナースクール ヨガインストラクターになるにはどうすればいい?ヨガインストラクターになるまでの手順を簡単に説明
パーソナルトレーナー専門 ヨガインストラクターになるには?必要期間と費用【最新版】
全米ヨガアライアンス認定資格 RYT
日本ヨガインストラクター協会 1~3級
ヨガアライアンス 時間と学費をムダにしない ヨガインストラクター養成コース選び
アンダーザライトヨガスクール ヨガインストラクター養成コース
YMCメディカルトレーナーズスクール ヨガ
ファーストシップ アカデミー

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