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ヘルスケア 2020-09-11

【もっと知りたい「ヘルスケア」のお仕事 Vol.11】ヨガインストラクター 小野田貴代さんが、お家でできるヨガポーズをレクチャー

ヘルスケア業界のさまざまな職種にフォーカスし、その道で働くプロにお仕事の魅力や経 験談を語っていただく『もっと知りたい「ヘルスケア」のお仕事』の企画。

今回は、フリーランスのヨガインストラクターとして活躍する小野田貴代さんにフィーチャー。これまでは、小野田さんがインストラクターを志したきっかけや、お仕事の魅力について伺いました。今回は小野田さんが教えるヨガのコンセプトや、自宅でできるヨガポーズを教えていただきました!

より多くの人がヨガに触れられるよう、初心者向けに特化

―小野田さんがレクチャーしているヨガのコンセプトを教えてください。

初めてヨガに触れた人たちも参加できるよう、初心者向けに特化しています。運動が得意でない自分がヨガをやって良かったと思えた経験から、ヨガに苦手意識のある人や、やったことがない人たちにも広めていきたいという思いが強いです。

―小野田さんがレッスンを行う際にとくに気をつけていることを教えてください。

対面・オンラインでのレクチャーに関わらず「怪我をさせないこと」です。最終的には生徒さんに自分で自分の体を治せるようになってもらいたいと思っているので、私は声掛けなどを通してその手助けを行なっています。

―オンラインや動画配信など、画面を通じて相手に伝える際に心がけているポイントなどはありますか?

なるべく「音」だけで生徒さんが実践できるように心がけています。画面を介してのレクチャーとなると、画面にだけ集中して自分の体の状態に目を向けられない可能性もあるので、なるべく見ないでもできるように音での配信を重視し、対面で教えるときよりもゆっくり話す、柔らかいトーンで話すことを意識しています。

また、YouTubeの動画では生徒さんが怪我をしないように見守ることができないので、初心者向けの動画を中心にアップするようにしています。加えて動画の構成も意識し、もう少し頑張りたい人向けの挑戦ポーズは動画の終わりに組み込むようにしています。

小野田さんが伝授! 自宅でできるヨガポーズ

姿勢の改善効果◎! 呼吸をしやすくする「胸を開くポーズ」

1.脚を腰幅に開き、体の後ろで両手を組みます。
2.組んだ状態で肩を一回ししてから、吸う息のタイミングで胸を大きく開きます。視線を斜め上に向け、20〜30秒程キープしましょう。

NGポーズ

猫背はNG。胸を開いて肩を下げるように意識しましょう。

腰痛予防・むくみ解消に効果的! 「鷲のポーズ」の変形

1.左足首を右脚のももの上に乗せます。
2.両手を腰に添え、息を吐きながらお尻を斜め後ろに引きます(空気椅子を行うようなイメージ)。余裕がある方は胸の前で合掌し、ポーズを20〜30秒程キープ。反対の脚も1から同様に行いましょう。
立ってポーズを取るのが難しい方は、座りながら行なってもOKです。

血流改善・頭(脳)を休める「橋のポーズ」

1.仰向けになった状態で脚を腰幅に開き、膝を立てます。
2.息を吸いながらお尻を高く持ち上げ、20〜30秒程キープ。顔や首に力は入れず、内ももを意識しながら行うと、美脚効果も期待できます。

NGポーズ

膝が開いてしまわないように注意しましょう。

教えていただいたストレッチは、おこもり期間によるストレス&運動不足解消にもぴったりとのこと。初心者の方も挑戦しやすいポーズなので、無理のない範囲で是非行ってみて下さい!

▽#1はこちら▽
【もっと知りたい「ヘルスケア」のお仕事 Vol.11】ヨガインストラクター 小野田貴代さんがフリーランスとして活躍するまでの道のり>>

取材・文/小沼奈央(レ・キャトル)
撮影/岩田 慶(fort)

教えてくれたのは…

ヨガインストラクター 小野田貴代さん

ヨガインストラクター。養成講座での講師を経て、フリーランスで活躍。現在はオンラインを介したレッスンでヨガの魅力を全国にお届けしている。そのほか、YouTube(たかヨガ 小野田貴代チャンネル)への動画配信や、ベビーマッサージセラピスト、ラジオMCとしても幅広く活躍中。

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