本当に欲しい人材って? 採用担当のホンネ【ネイルアマンディーヌ 中居花菜さん】#2
「こんなネイリストになりたい!」という理想をかなえるには、技術を磨く努力はもちろん、経験の積み重ねがものを言います。その体験の場となるのがサロン。そこで、人気の美容系サロンの採用担当者に、求めている人物像を直撃しました。さらなる高みを目指している人を応援します!
今回は、ネイルアマンディーヌで採用を担当している、店長の中居花菜さんにホンネをうかがいます。
今回お話しを伺ったのは…
ネイルアマンディーヌ 店長 中居花菜さん
北海道出身。飲食業を経て、27歳の時にネイリストに転職。2017年『ネイルアマンディーヌ』に入社し、2019年店舗の移転にともない店長に就任。以降、お客さまへの接客をはじめスタッフへの教育など、サロンワーク全体を通して活躍している。
「人とのつながりが、魅力的なネイリストを呼ぶ!」
――入社1年の松崎さんは、どのような経緯で採用に至ったのでしょうか?
彼女は私と同様、未経験からのスタートでした。話を聞くと「ネイルスクールに通ったほうがよいか」など、未経験からネイリストを目指す時に直面する悩みがあったので「実は私も同じスタートだったから、よかったら力になりますよ」と。同じ経験をした私には、その気持ちがよく分かりましたね。
ちなみに、彼女の採用のきっかけは仕事を通して知り合った方からの紹介でした。ある日、その方が「ネイルアマンディーヌさんに興味がある知人がいるんです」と連絡をくれました。そこで「ぜひ、お会いしましょう」と。そして食事に行きいろいろと話を聞きました。
彼女とはその後も数回会い、お互いの意見をきちんとすり合わせてから入社が決まり、現在に至っています。
――入社9ヵ月の進藤さんは、どのような経緯で採用に至りましたか?
彼女は、私が前職の時に知り合った方からの紹介で入社に至りました。採用には専門のサイトを利用する、SNSを活用するなどさまざまな方法がありますが、私は「つながりのある方からの紹介は、お店の雰囲気にマッチするネイリストに出会いやすいな」と感じています。
もしかしたら、知人には「多分、こういうネイリストがアマンディーヌに合うな」と、見えているのかもしれませんね(笑)。今回紹介するふたりには、話し方や表情など相手を心地よくする魅力があります。一緒に働いていて、とても楽しいですね(笑)。
ROOKIE’S FILE 松崎百華さん
千葉県出身の25歳。大妻女子大学を卒業後、金融事務職、web広告営業職を経て、2020年にネイルアマンディーヌに入社。趣味、ハマっていることはNetflix、YouTube、TikTok鑑賞、チェキ、フィルムカメラ撮影など。得意な施術は、シンプルなデザイン。
――ネイリストを目指した理由は?
「イキイキと働ける魅力的な仕事だ」と感じたからです。前職の時に足を運んだサロンでは、ネイリストさんたちが楽しそうに働いていました。その時「こんなに、素敵な表情を生み出すネイルという仕事はすごい」と思いネイリストを目指し、現在に至ります。
――ネイルアマンディーヌへの入社を決めた理由は?
スタッフ同士の仲がよかったからです。また「未経験で何も分からなくても大丈夫だよ」と言ってくれたので、入社を決めました。
――将来の目標は?
技術も接客も一人前になることです。そして「お客さまからの信頼が厚いネイリストになりたい」と思っています。
ROOKIE’S FILE 進藤沙依さん
神奈川県出身の25歳。関東学院大学を卒業後、全国に店舗を展開するネイルサロンを経て、2020年『ネイルアマンディーヌ』に入社。得意な施術は、キラキラのグリッターを使ったグラデーション。趣味、ハマっていることはNintendo Switch(とくにマリオカート)。
――ネイリストを目指した理由は?
「好きなことを仕事にしたい」と思ったからです。私は、もともと趣味でセルフネイルをしていました。就職のタイミングで「興味がある分野で、スキルアップをしていきたい」と思い、ネイリストを目指して現在に至ります。
――ネイルアマンディーヌへの入社を決めた理由は?
スタッフ同士の円滑なコミュニケーションに魅力を感じたからです。私は、入社前に友人から紹介を受けて見学に訪れました。すると、私がこれまでに見てきたサロンよりも「明るくて、とても楽しそうだな」と。そこで入社を決めました。
――将来の目標は?
お客さまに親しみやすく思ってもらえるネイリストになることです!
採用担当のホンネから分かった3つのポイント
1. あえて選考の流れを作らずに、その方の普段の雰囲気を見る
2. 「経験者のみ」などの条件を作らず未経験の方でも採用する
3. 紹介から採用につながることもあるので、日頃から人とのつながりを大切にする
接客には愛嬌が大切だという中居さん。「お客さまの年齢層が高めなので、素直に楽しく話を聞く姿勢を持っている方が、向いていると思いますね」と笑顔で話します。採用に悩んでいる人事の方は、ネイルアマンディーヌの採用方法を参考にしてみてはいかがでしょうか?
▽前編はこちら▽
本当に欲しい人材って? 採用担当のホンネ【ネイルアマンディーヌ 中居花菜さん】#1>>