家事も育児も「やっているつもり」が、実際は……。もっとやらなくちゃ!【SUNVALLEY店長 忠本功さん】#2

人気ヘアサロンの店長として、ヘア&メイクアップアーティストとしての激務をこなす忠本さんも、家に帰ると4歳と1歳のお子さんのパパ。オンとオフをどのように切り替えているのか、お話を伺いました。

休日は必ず家族そろって外出

—–休日は家族で出かけることが多いんですか?

僕が家にジッとしていることがイヤなので、必ず家族でどこかへ出かけていますね。

僕の母は美容師で、休日でも仕事があって休めなかったんです。父はインドア派で、家族でどこかに出かけるなんてことはありませんでしたね。自分が父親になったら家族で出かけたい、「パパがいるときは特別なことができるんだよ」って思って欲しいので、自分が休みの日は出かけるようにしています。

—–出かける先はどうやって決めるんですか?

まだ娘は小さいのでリクエストを聞けませんが、息子に「何をしたいのか」、「どこへ行きたいのか」を聞いて、そこから目的地の候補をいくつか挙げておきます。その中から妻に決めてもらって、当日出かける…という感じですね。

—–心臓の手術をなさっていて、あまり無理はできないのでは?

そうですね。確かに気がかりではあります。無理をし過ぎてはいけないので、疲れすぎないようにバランスを考えないといけないのですが、自分のこととなると難しいですね。

休日のお風呂は子どもとの大事なスキンシップ時間

—–お子さんとの時間はどのタイミングで作っていますか?

息子とはお風呂に入る時間ですね。休日しか一緒に入れないんですが、その日に遊んだことで何がいちばん楽しかったかとか、次の休みの日は何をしたいのか、いろいろ話を聞いています。

子どもって気まぐれじゃないですか。僕は「子どもと一緒にお風呂に入れる!」って楽しみにしているのに、「今日はママと一緒に入る!」なんて言われちゃうと、すごいショック。悲しくなりますね。

—–寝かしつけるときは?

本を読んであげていても、一緒に遊んでいても、眠くなると「ママ、ママ」なんですよ。寝かしつけようとチャレンジしてみたんですけど、そのたびに泣くし、わめくし。僕には無理だと分かったので諦めました。

寝室は1つで妻のベッドと僕のベッドと2つあるんですが、妻のベッドに子どもと3人いて、僕のベッドは一人きり。ちょっと寂しいんですよね。

—–平日、一緒に過ごす時間はありますか?

仕事が終わって家に帰ると、もう子どもたちは眠っているので、寝顔しか見られないんですよね。

一緒に過ごせるのは朝だけなので、朝、ご飯を食べさせています。ぐずったり、食べ散らかして出勤に間に合わなくなりそうなときは、妻にバトンタッチしますけれど。

僕が出かけるときにハグとハイタッチをするのも習慣になっていますね。この朝の儀式をすると僕自身にスイッチが入って、「今日も頑張ろう!」という気持ちになります。

—–悪いことをしたときとか、叱るときは?

育児に関しては、のびのびと自由にと思っていますが、間違った言葉遣いや何か間違ったことをしたときは、徹底的に言い聞かせるようにしています。本人がちゃんと分かるまでそこは手を緩めません。

妻との時間はLINEで事前に確保

—–パートナーとの時間はとれていますか?

妻はワンオペ状態なので疲れているんでしょうね。帰宅すると眠っていることが多いですね。どうしても話したいことがあるときは、LINEをして起きてもらってます。

—–「こんな夫婦になりたい」という希望はありますか?

結婚してすぐに子どもができてしまったので、夫婦の時間がほぼなかったんです。子育てがひと段落ついたら、一緒に映画を観たり旅行に行ったり、2人で過ごす時間を大事にしたいですね。

妻の実家が近所なので、月に1回は子どもを預けて2人でゆっくり食事をしに出かけたいんですけど、妻がおっくうがってなかなか実現しないんですよね。

—–お子さんに「こんな風に育って欲しい」という想いはありますか?

友だちに囲まれて楽しく過ごして欲しいですね。疲れたとき、嬉しいときに心が通う友だちはいるだけで助けになります。大人になっても友だちがいるといないとでは大きく違います。

それと、中学、高校、大学に進んで社会の仕組みについてしっかり学んで欲しいし、親にすがることなく、ちゃんと自立した大人に育って欲しいですね。

忠本さんの子育て3カ条

1. 平日はほんの少しでも一緒に過ごせる時間をつくる

2. 休日は一緒に過ごせる時間を楽しむ

3. 先輩ママたちの意見をたくさん取り入れる

忠本さんの顧客は40~50代の大人の女性が多いそうで、先輩ママたちのアドバイスがとても役立っているそうです。パートナーとケンカをしたときや子育ての悩みを相談すると、いろいろなアドバイスがもらえるとか。パートナーに決して言ってはいけない言葉など「お客さまに教育していただいてます」とのこと。

下のお子さんはまだ1歳。子育てがひと段落するのはまだ先かもしれませんが、ご夫婦そろって楽しいひとときを過ごせる日が早く訪れますように。

▽前編はこちら▽
家事も育児も「やっているつもり」が、実際は……。もっとやらなくちゃ!【SUNVALLEY 店長 忠本功さん】#1>>

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Salon Data

SUN VALLEY

住所:東京都港区南青山5-2-12 Gビル B1F
TEL:03-6427-3807
定休日:火曜、第2・4月曜(祝日の場合は営業)
忠本さんのInstagram:@sunvalley_isao

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