本当に欲しい人材って? 採用担当のホンネ 【KaBUL町田店 マネージャー 左髙智恵さん】#1
人と自然のバランスを回復させるアーユルヴェーダの考えを取り入れた本格的なインドエステ、KaBUL。アーユルヴェーダの本場、スリランカで精製されたオイルを使った秘伝のマッサージは多くの女性たちを虜にしています。
このKaBULで採用を担当しているマネージャーの左髙さんにホンネをうかがいます。
今回お話しを伺ったのは…
KaBUL町田店 マネージャー
左髙智恵さん
国際理容美容専門学校卒業後、大手エステサロンに入社。10年にわたって技術と接客術を磨く。勤務していたサロンの倒産をきっかけに、2008年に現オーナーとマネージャーの3名で本格的なインドエステを提供するKaBUL町田店をオープンさせ、現在に至る。エステひと筋20年の技術者。
「思い通りに仕事が進まないときも笑顔で、ポジティブに乗り切れる方がいいですね」
――インドエステとして創業したKaBULが創業以来、大切にしていることを教えてください。
「嘘のないサロン経営」をモットーにしています。創設者の梶原トキエが「私たちを信用して通ってくださっているお客さまの期待に応えられるサロンを作らねばならない。そのためには努力を惜しむな」とつねづね語っていて、私たちもこの言葉を胸に13年間、スタッフ全員で努力を積み重ねてきました。
「今よりもっと高度な技術を身につけたい」、「今よりもっとお客さまの気持ちに寄り添いたい」と思っています。現状に満足することなく追求心をもってサロンを運営しています。
――スタッフ皆さんの在籍歴がとても長いと聞いています。それもすごいことですよね。
サロンは決して一人では運営できません。「チームワークを大切にすること」は企業理念の1つでもあります。
エステティシャンは「手」を通してお客さまと向き合い、それがお客さまの結果や満足度として現れます。ですからエステティシャン一人一人の仕事に向き合う想いや姿勢が、もっとも大切なんです。
そうは言ってもいつもポテンシャルを高く持ち続けることは難しいですよね。だからこそお互いにフォローしたりカバーしたりし合わないと。くじけそうになったら寄り添い、励まし合い、たまには良きライバルになることも大事。仲間の喜びや成長をともに喜び合い、誰かが失敗したら一緒に反省し合う。そんな関係を大切にしています。
――採用を担当されるようになって、変わったことはありますか?
人間観察を楽しむようになりました。この人はどんな性格で、どのように感じているのか、どうしたらこの人に理解してもらえるのか、その人がどんな人なのか…いろいろと観察しています。
観察するだけではなく、他社のエステサロンやホテルなど質の高いサービスを体験したときは、そのとき感じたことをスタッフと共有しています。
エステやホテル以外でも、外食をしたときのお店のスタッフの言葉遣いや立ち居振る舞いも気になるようになりました。
――KaBULが求めているのはどんな人物ですか?
まず、素直で柔軟性があることですね。素直な人は成長が早いです。基本の技術を習得するのは当然ですが、その後もレベルアップしていくために進化し続けなければなりません。お客さまに「また来たい!」と思っていただくために技術力はもちろん、接客力も磨いていかなくてはなりません。柔軟な頭と心で、何でも素直に受け止める気持ちが必要ですね。
あとは笑顔が素敵でポジティブなこと。ときには仕事が思い通りに進まないこともあります。そんなときこそ笑顔でポジティブに物事を捉えて努力できる人がいいですね。
――左髙さんが面接や試験で重視していることは何ですか?
「部活をしていたか」、「趣味は何か」は必ず質問します。
スポーツをしていた人には根性があります。部活動で団体生活をしていれば協調性も身についていますから。趣味を聞くのは、何か夢中になれるものに出合った経験があるのかを知りたいからです。
面接でチェックしているのは、「挨拶がきちんとできるか」、「人の目を見て会話ができているか」、「人の話を聞くとき共感しているか」を観察しています。
挨拶されただけで人は気持ちよくなるものです。挨拶だけでなく笑顔もないとダメですよね。人の話をちゃんと聞けるかどうかも大切です。すべてサービス業の基本ですから。
――KaBULに入社すれば叶うことは何でしょうか?
稼げるプロのエステティシャンになれます。
このサロンはマッサージにこだわっているので、リラクゼーションだけでなく痩身を目的にした大人の女性もいらっしゃいます。いろいろなエステを経験され、一流のサービスを受けた方々に選ばれるには、技術で結果を出すのは当たり前のこと。
本物にこだわるお客さまに満足していただける、お客さまの身体を変えられるプロフェッショナルを目指せます。
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次回は、左髙さんが採用を決めた人材のひとりをご紹介します。
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