本当に欲しい人材って? 採用担当のホンネ 【KaBUL町田店 マネージャー 左髙智恵さん】#2
アーユルヴェーダの考えを取り入れた本格インドエステ、KaBUL。秘伝のマッサージで多くの女性たちを虜にしているサロン、KaBULの採用にまつわるホンネをうかがう2回目は、実際にどんな人物が採用されたのか、その人物像をご紹介します。
今回お話しを伺ったのは…
KaBUL町田店 マネージャー
左髙智恵さん
国際理容美容専門学校卒業後、大手エステサロンに入社。10年にわたって技術と接客術を磨く。勤務していたサロンの倒産をきっかけに、2008年に現オーナーとマネージャーの3名で本格的なインドエステを提供するKaBUL町田店をオープンさせ、現在に至る。エステひと筋20年の技術者。
「自分自身を変えたい! 変わりたい! という意志を強く感じたのが採用の決め手です」
――今年1月に入社した井上新智さんの採用を決めた理由を教えてください。
彼女は美容業界とは無縁で、エステに関しても全く知識がありませんでした。
でも面接のとき、彼女自身がこれまでの人生を振り返って「自分自身を変えたい! 変わりたい!」という意思をとても強く感じました。
これから先、彼女の人生を左右するきっかけとしてKaBULを選んでくれたこと、そして変わりたいと強く願う彼女の役に立てるなら…と採用を決めました。
――今後の井上さんに期待することは何ですか?
取得しなければならない難しい技術をマスターするのはもちろんのこと、接客も営業もオールマイティにこなせる人材に成長して欲しいですね。
ただ技術をや知識を覚えるだけで満足しないで、お客さまに愛され、自分の手で稼げるエステティシャンになってほしいと願っています。
そして、若いパワーを存分に発揮して欲しいですね。
ROOKIE’S FILE
井上新智さん
2017年神奈川県立厚木商業高等学校を卒業後、キャビンアテンダントを目指して日本外国語専門学校へ進学。さまざまな技術を学ぶうち、「CAには向いていない」と感じて退学。派遣やアルバイトを経て、2021年1月KaBULに入社。
――美容業界へ転身した理由は?
もともと「キレイになりたい」、「キレイでいたい」という想いがあったので、以前から美容業界には興味がありました。
専門学校を退学してから、美容のことをもっと知りたくて化粧品検定1級の資格も取得したんですよ。そのとき、美容に関してもっと専門的に学びたい、技術を身につけたいと思うようになりました。
――就職先としてKaBULを選んだ理由は?
エステサロンはたくさんありますが、KaBULのお客さまにしっかり向き合う姿勢や、スタッフの方たちがとても前向きで向上心にあふれているところに惹かれました。
私もこのサロンで接客力や技術力を磨いて、常に美を求めていらっしゃるお客さまに本物をお届けするお手伝いをしたい! と思ったからです。
――仕事以外で熱中していることは?
飼っている猫と遊ぶことです。休日には映画を観たり、カラオケに行ったりします。体力的に余裕があるときは筋トレをしてストレスを発散しています(笑)。
――将来、どんなエステティシャンになりたい?
仕事を通して、精神的にも経済的にも自立した女性を目指したいです。
採用担当のホンネから分かった3つのポイント
1. 人の話をきちんと聞くことができること
2. 気持ちのいい挨拶ができること
3. これから自分がどうなりたいのかをアピールできること
未経験では「難しいのでは」と不安を抱きがちですが、その心配はないようです。逆に、「知識が邪魔をして必要な技術が身につきにくいので、未経験の方が成長するのが早いです」とのこと。
左髙さんが面接で必ずチェックしている「挨拶ができているか」、「人の目を見て会話ができるか」、「人の話を共感しながら聞いているか」の3つの項目は、好印象を与えられるかどうかを左右する重要なこと。「そんなこと、当たり前」と軽く捉えがちですが、意外とできていない人も多いようです。面接で語る内容だけではなく、立ち居振る舞いも意識したいものです。
▽前編はこちら▽
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