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骨骨先生 interview #2:手技の違いを出せること、それこそが手技の決め手「神の手」

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筋肉の理論と合わさった独自の手技

骨骨先生

「接骨も整体も実はみんな手技なので同じなんですけど、その手技の違いというのがあるんですよ。例えば、患者さんが施術者に指で押さえられたときに、今までの人と押し方が違う、と感じるときがあると思います。その違いを出せるかどうかが接骨や整体の技術力の差だと思うんですよね。

私の技術の場合、筋肉が層になっている部分の奥まで指でググッと刺激するんです。実は、腰で言うと5つの筋肉が層のように重なっていて、ガリガリに痩せている人の場合は、4枚目まで刺激ができるように指を入れちゃうんです。普通、上から押さえる方法もあるんですけど、仰向けになっているほうが腰が緩んでいるので、そこに指を入れたほうが緩みやすいんですね。下から指を入れて力を抜いてもらえば、指がグググッと筋肉の奥に入っちゃうんです。それが筋肉の層なんですね。極端に言えば、腰の筋肉というのは腕の後背筋というところまでつながっていて、逆に言うと腰まで腕の筋肉があるので、腕から緩めたほうがいいとかあるんです。

そういった筋肉の理論から言えば、筋肉は1枚じゃなく層になっているので、上のほうにある何枚目のところを刺激すればいい、といったことを分からなければいけない訳です。しかし不思議と、触っていると分かるようになってしまうんですよね。どうして分かるのかと言うと、これまでたくさんの方を施術してきたおかげで、自分の指の先端が敏感になっているからなんですね。その感覚が非常に大事だと思っています」

筋肉の奥まで指が“グググッ”と入る感覚が決め手

骨骨先生

「筋肉に指が入るというイメージは言葉だけでは難しいと思いますが、筋肉の奥に刺激がきているということを多分に感じる感覚と言いましょうか。患者さんによっては、内臓まで指で押さえられている気がすると言う方もいらっしゃるくらいです。

人によって筋肉が硬い人もいれば柔らかい人もいるし、それによって指の刺激をどこまで入れるのか、この確実な指のコントロールが、たくさんの施術によって得た技術なんだと思いますね」

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「神の手」と称される接骨師に!

骨骨先生

「筋肉のどこまで指が入るのかと単純に考えた私は、以前、接骨を学んだ解剖学の教授に何となしに聞きに行ったことがあるんです。教授が言うには筋肉の奥まで指が入るはずはない。普通では考えられないと。“じゃ先生ちょっと試しに受けてみてください”とやってみたら “え、なんで指がそこまで入るの? 入らないはずだぞ”と驚いてました。また別の助教授にも同じようにやってみると、やはり驚かれました。このとき、今まで私のような手技をやっている先生がいなかったからこんなに驚いたのだと思い、そこで初めて自分の技術は、独自の手技なんだなと実感しました。

『神の手』と呼ばれると照れてしまいますが、本当に指先の感覚を大切にしていますね。だから常に爪は切ってないとダメですね。患者さんによって全く筋肉や皮膚の硬さも違うし、疾患も微妙に異なります。さらに程度も違うので。それらを指で調整するのが私のやり方です。やはり指が一番だと思います。指の感覚で感知して、どういった刺激をするのかと調整できるのが、私の手技の一番の決め手ですね」

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