考えに考えたコンセプト「母も子もやりたいことを存分に」整体師 深津ミツさん#1
引越し会社の法人営業を経て、専業主婦時代、マルシェでの体験をきっかけに整体師の道を歩み始めた深津ミツさん。
「母も子もやりたいことを存分に」というサロンコンセプトは、自らの手ひとつで施した整体でお子さんの不調が快方に向かった経験があったから。大事なのは、母も子もやりたいことを十分にできるための体作りとメンタル作り。それをお母さんたちに知ってほしいという思いで活動されています。
MITSU’S PROFILE
お名前 |
深津ミツ |
|---|---|
出身地 |
茨城県 |
出身学校 |
明海大学外国語学部 |
プライベートの過ごし方 |
書道、自然散策 |
趣味・ハマっていること |
自転車で出歩くこと |
仕事道具へのこだわり |
手ぬぐいやタオルは地球にやさしい洗剤で |
おうち整体®で子どもの不調に目に見える変化が

――整体師になる前はどんなお仕事をされていましたか。
大学卒業後、引越し業界で法人営業をしていました。スーツとヒールで重たいパンフレットを持って、朝から晩まで都内のハウスメーカーや不動産屋さんを巡り、引越し予定の方を紹介していただく結構ハードな仕事でした。3年経った頃に結婚・妊娠。現在の自宅に引越して通勤も遠くなり、つわりもしんどかったので退職し専業主婦になりました。
――その後、整体師になったきっかけは?
きっかけは、マルシェで出会ったおうち整体®です。もともといろんな施術を受けるのが好きで、マルシェに出店していた整体に入ってみたら本当に気持ちよくて。すごく疲れていてとくに肩こりがひどかったので、あと10分あと10分と延長をお願いするほど気に入ってしまったんです。その後もセラピストの方に自宅に来ていただいたり、サロンに行って整体を受けていました。
――あまりの気持ちよさにご自身でも技術を習得したいと思われたのですか。
当時、小学生になったばかりの子どもが呼吸がしにくかったり、背中が固いという不調を抱えていたので、まずは子どものためにホームケア講座を受講しました。
――ホームケアでお子さんに変化が?
目に見える変化がありました。顔色が良くなって元気に遊ぶようになり、呼吸が苦しいと言うこともなくなりました。子どもが「お母さん整体やって」とせがむことが増え、わたしもそう言われることがすごく嬉しくて、もっとできるようになりたい。もしかしたらプロセラピスト講座に進んだら起業できるかもしれないという気持ちも芽生えてきました。
――本格的に学ぶことを決めたのですね。
おうち整体®は、人から人へ伝えていくという方針のため動画や音源は一切なし。身体の部位だけ書いてあるテキストにメモをとることだけはOKでした。わたしは覚えるのがあまり得意ではないので、本当にたくさんの方にモデルになってもらって練習を重ねました。
まずヘッドと小顔の2つの講座をとるのに1年。その2つで起業している方もいるのですが、まわりに足腰の辛さを訴える方も多かったのでさらに1年かけてボディも取得しました。
――動画マニュアルがないのは結構ハードですよね。
そうですね。でも起業して間もなく迷いなく整体ができたことは、簡単には合格が出なかった賜物だと思っています。
考えに考えたコンセプト「母も子もやりたいことを存分に」

――「まめまめ屋」の由来を教えてください。
健康で元気に真面目に働けるように、そのためのベースの体を作りたいという意味があります。和室のおうちサロンなので和風な名前にしたかったこともあり「まめまめ屋」に。おしゃれなサロンというよりも誰でもフラッと来てお茶が飲めるようなイメージです。
――サロンのコンセプトは?
「母も子もやりたいことを存分に」。簡単には手放したくない、考えに考えたコンセプトです。
――具体的に教えていただけますか。
親子どちらかの体調が悪いとお互いにすごく引っ張られますよね。親子ともどもメンタルも体も健康でいることが日常生活を送るためのベースであり、その先にやりたいことが見つかるのだと思うんです。
起業するにあたり何か分かりやすいコンセプトをと考えたときに、やっぱり子どもの不調が浮かんだんですよね。いまの子どもたちは勉強に部活に塾とめちゃくちゃ忙しい。さらにゲームやスマホで目を酷使する生活ですごく背中が張っていたり。それでも大人は結果が出るまでもっとがんばれって言うじゃないですか。
でもわたしが整体を始めたように、会社員だけの選択肢じゃなくていい。この年になってやっと自分のやりたいことをやってこそ本来のエネルギーが発揮できることが分かったんです。大人がやりたいことをやることで、子どももそうやって生きていいんだと思える。母も子もやりたいことを十分にできるための体作りとメンタル作り。それを大事にしたいです。
オイルや精油などは一切使わず手ひとつで施術

――そのコンセプトを具現化したのが親子整体ですか。
はい。基本的にはお母さんに整体をして、お母さんがお子さんの不調の相談をされたときにプラス10~20分お子さんにも施術する形です。お子さんは長く施術ベッドに横になっているのは難しいので、お子さんだけのために来る方はなかなかいませんが、ここならお母さんと一緒に行けるという居場所にもしていただけたらいいですね。
――親子整体の基本になるのはおうち整体®ですよね。その特徴を教えてください。
おうち整体®のいちばんの特徴は、巡りをよくして排出力を高めること。オイルや精油などは一切使わず手ひとつで施術をします。基剤を使わないので施術後何も流さなくて済みますし、環境に配慮している点もすごく気に入ってます。唯一使うのは手ぬぐい。化学繊維の服の上からだと滑ってしまうことがありますが、手ぬぐいの上からだと施術しやすくなるんです。整体ではイメージしにくいかもしれませんが、顔やヘッドにアプローチするのも特徴ですね。
――顔やヘッドの整体?
顔って実はすごく凝ってるんです。食いしばりや歯ぎしりなどで元々の顔の形ではない方が大半。施術をしていくと本来の顔の形に戻るんです。顔から首にかけてのリンパを流すことで目がしっかり開き、視界が良くなったり、鼻がスーッと通るので花粉症の時期は顔のオーダーをする方がとくに多いです。ボディ+顔やヘッドの施術でさらに体にもアプローチしてくれるのがおもしろいところですね。
起業にあたり自身を世に出すことに勇気が必要だったという深津さん。どんな対策をとったのか後編で伺います。
撮影/森末美穂
取材・文/永瀬紀子
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氣功整体まめまめ屋
整体師 深津ミツさん

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