【子育て応援メソッド】子どもの体調不良時は、責任をもって仕事を対処 enherb大丸東京店 櫻井政子さん♯1

ハーブ専門店enherb大丸東京店に勤務する櫻井政子さん。ハーブの知識ゼロからスタートして、さまざまな研修を重ね、現在はお客様から厚い信頼を寄せられるハーブアドバイザーとして活躍中。

入社後、ふたりのママになった櫻井さんは、ママのお客様の悩みが手に取るように分かることもあるそうです。前編では、育児経験をどのように仕事に活かしているか、また子どもの体調不良時など急な対応が求められるときも、責任を持った対処を心がけていることなど、仕事と育児を両立する上で心がけていることをお聞きしました。

enherb大丸東京店

ハーブアドバイザー櫻井政子さん

ハーブ専門店enherb勤務歴13年。ハーブの知識ゼロからスタートし、各種研修を重ねて、現職はハーブアドバイザーとして活躍。お客様ひとりひとりのカウンセリングに当たり、より良い商品を提案する。8才の男の子(小4)と5才の女の子(保育園年長)のママ。

専門知識の習得レベルに応じた社内資格制度

――enherbで働くようになったきっかけを教えてください。

まわりに体調不良が続いている友人や親戚がいて、なにかケアできるものはないかなと探していたときにハーブ専門店enherbと出会いました。メンタルからくるような不調だったので、なにか特別なものじゃなくて、日常に取り入れられるようなケア方法を調べていて、ハーブにたどりついたんです。

まったくハーブを知らないところからスタートして、今年で入社13年目。現在、契約社員のハーブアドバイザーとして勤務しています。

――ハーブアドバイザーとは、どんなお仕事なのですか?

ハーブの知識を持っていることはもちろんですが、体の仕組みを理解し、お客様のカウンセリングを通して、お客様により合った商品をおすすめするのがハーブアドバイザーの役割です

オーダーメイドのハーブ調合は、店舗ではもちろんオンラインでも可能。

――ハーブアドバイザーになる前には、どんなステップがあるのですか?

enherbには、専門知識の習得レベルに応じた独自の社内資格制度があります。いま、胸につけているジャスミンのバッジがハーブアドバイザーの証なのですが、その前にミント→ローズマリー→ラベンダーという3ステップを踏んできました。入社後、3日間の新人研修を受けた後、店舗に立ち、入社1ヶ月後にフォローアップ研修を受けるとミントのバッジがもらえます。

その後、各商品アイテム研修を受けるとローズマリーに、ハーブ調合研修を受けるとラベンダーになれます。研修時期がずれることもありますが、ここまでくるのに早い人で1年くらいでしょうか。

――その次の段階が、ハーブアドバイザーですね。

はい。接客やカウンセリングのチェックをしていただいて、ハーブアドバイザーになることができました。入社当時は、接客も初めてで、ハーブをまったく知らない状態でしたが、ハーブとはなんぞや? というところからとても分かりやすく教えていただきました。まだその上に、ハーブインストラクターという資格があります。また、オーダーメイドのおいしいお茶をつくる研修や、お客様にぴったりな商品をご提案できるようにカウンセリングのトレーニングもあるので、それを楽しみにしています。

子どもの体調不良時も夫がいれば、出勤して店を開けます

――現在の勤務形態を教えてください。

下の子がまだ保育園なので、保育園の稼働時間に合わせて9:30~16:00の早番のみ、週5勤務です。保育園のない日祝はお休み、土曜は子どもの用事があるとき以外は出勤しています。

――お子さんの急な発熱等の場合、お仕事はどうしていますか?

夫の仕事柄、1週間出張というときもあり、基本的にワンオペなので都合がつかない場合はお休みさせていただきます。でも、責任もって仕事に臨みたいので、前日すでに体調が悪そうだったら、夜のうちに早めに連絡するなど、なるべく他のスタッフに迷惑をかけないような対処を心がけています。夫に子どもを見てもらえるときは、早番はひとりなので、9:30に出勤してとにかくお店を開けます。他のスタッフが出勤するまでは、朝の業務や接客について、11:30に遅番のスタッフが来たと同時に帰らせていただいたこともありますね。それで、夫と子どもの世話を交替して、夫が仕事に出かけます。

「コロナ禍での学級閉鎖はいつなってもおかしくないので、店長と他のスタッフにはあらかじめ謝っておきました(笑)」

子育て経験がママであるお客様の理解度アップに

――お客様のお悩みやご相談にはどんなものが多いですか?

ココロとカラダのバランスの乱れ、コロナ禍でのおやすみ時間の不調の他、ダイエット需要も高まっています。ママであるお客様は、育児に時間をとられて自分のメンテナンスができない方が多いので、ストレス過多の方が多いですね。

――ママにはどんなハーブティがおすすめですか?

「子育てママの元気応援したい時に」というハーブティがおすすめです。ママがお食事と一緒にごくごく飲めるようにノンカフェインで、紅茶を思わせるようなやさしい味わいのブレンドです。お客さまのお声を参考に何度かリニューアルを重ねていて、「すごくおいしい」と言ってくださる方も多いです。ギフトとして購入される方も多いですね。

ママの体内がきれいだと母乳も良い状態になると言われているので、母乳育児をされているママにもとてもいいんですよ。「母乳の出がとてもよくなりました」、「ひとり目を出産した後に飲んですごく良かったので、ふたり目でまた来ました」というお客様もいらっしゃいます。母乳を通して赤ちゃんにも苦手と感じられないようなお味になっているので、とても喜んでいただいています。

「子育てママの元気応援したい時に」は、量り売りと手軽なティーバッグタイプの2種類。産後に不足しがちな栄養サポートのためのネトル、ダンディライオンルート、ルイボス、ローズヒップの他、気持ちを穏やかにしてくれるカモミールやリンデン、産後の母体ケアのためのラズベリーリーフやフェンネルがブレンドされている。

――子育て経験は接客にも役立っていますか?

ママの忙しさや大変さを身をもって経験しているので、お客様の気持ちが手に取るように理解できるところはありますね。ママさんにはやることがたくさんあって、気が張っていることが多いので、リラックスしづらい時期もあると思います。オーダーメイドでは、それをゆるめてほぐすためのレモンバームやカモミール、ストレス対策のためのシベリアンジンセンやスカルキャップなどをブレンドすることが多いです。

ママのストレス対策には「檸檬カミツレ茶」もおすすめ。「香りも味もしっかりしていて、苦手な方は少ないですね」

ワーママ櫻井さんの働き方ポイントは

小学生と保育園、2人のお子さんを育てながらenherbで働く櫻井さん。仕事と育児を両立する上で心がけている働き方ポイントは以下の3つです。

1. 一から学べる社内研修でステップアップ

2.子どもの体調不良時も仕事には責任ある対処を

3.子育て経験を接客に活かす

後編では、櫻井さんが仕事と育児を両立するために助けられているママ友・パパ友のつながりや、自分の癒しにも役立っている自社製品について教えていただきます。

取材・文/永瀬紀子

SHOP DATA

enherb大丸東京店
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1大丸東京店9F
電話:03-3212-8011(大代表)

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