まつ毛が下向きなお客様におすすめな施術とは? 下向きまつ毛を活かしたデザインを紹介

サロンを訪れるお客様には、まつ毛が下向きで悩んでいる、という人も少なくありません。実は、日本人のうち7〜8割の人が、まつ毛の角度が直角よりも下向きに生えていると言われています。

そこで今回は、日本人に多い下向きまつ毛のお客様におすすめの施術例や下向きまつ毛を活かしたデザインを紹介します。

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まつ毛が下向きなお客様におすすめな施術とは?

下向きのまつ毛は、根元の角度が下向きのため、毛先だけカールをかけても目元が重い印象になってしまいます。

そんなまつ毛が下向きなお客様に、おすすめの施術例を紹介します。

アップワードラッシュ

アップワードラッシュは、パーマ液を使わずにまつ毛を根元から立ち上げてまつエクを装着する新技術です。

パーマ液ではなく、アップワードラッシュ専用の保湿剤を使ってまつ毛のカールを作るため、従来のまつ毛パーマよりも刺激が少なく、地まつ毛へのダメージが少ないという特徴があります。

まつ毛の根元から立ち上げるので、強いカールをかけなくてもしっかりとまつ毛が立ち上がり、それでいて派手さはなくナチュラルに仕上がります。

アップワードラッシュのメリット

アップワードラッシュは、まつ毛自体を根元から立ち上げるので、まつエクの本数が少なかったり、短めであったりしてもボリューム感が出ます。そのため、目元への負担が少なく、まつエクのもちもよくなります。

また、まつエクの素材や太さ、色、長さなどに制限がかからないことから、アイリストのセンスと技術しだいで、さまざまなデザインを提案できるのも魅力です。

どんな方に向いてるの?

根元からまつ毛を立ち上げると、瞳に影が落ちないため、明るくパッチリとした印象になります。顔の印象を明るくしたいというお客様に提案してみてください。

また、パーマ液よりも刺激の低い保湿剤を使用するため、目元の肌が弱い人も施術できることが多いです。

さらに、短いまつエクでもボリューム感が出せるので、メガネのレンズにまつエクが当たってしまう、といった理由から施術を諦めていたお客様にもおすすめです。

アップリフティングラッシュ

アップリフティングラッシュも、下向きまつ毛を立ち上げながらまつエクを装着する施術です。この施術は、まつ毛1本1本を上げながらまつエクを装着していきます。

根元からまつ毛を立ち上げるアップワードラッシュに対し、アップリフティングラッシュは根元から少し離れた位置でまつ毛を立ち上げるため、まつ毛の上がり具合を調節しやすいのが特徴です。

アップリフティングラッシュのメリット

まつ毛を1本1本立ち上げていくので、目尻はしっかりと上げたいなど、部分的な調整ができるのが魅力です。そのため、まつエクの付け足しなどの施術でも対応することができます。

また、トータルの施術時間がそれほど変わらない、というメリットもあります。いつもの施術時間に加えて1~5分、長くても10分程度が目安とされています。

どんな方に向いてるの?

下向きまつ毛以外にも、まぶたが下がっていて目元が重く見えがち、というお客様におすすめです。ビューラーをしたりまつエクの施術をしたりしてもまつ毛が上がらなかった、というお客様に提案してみてください。

また、部分的にまつ毛の上がり具合を調節できるので、目頭から目尻まですべて立ち上げると派手に見えてしまうという悩みをお持ちのお客様にもおすすめです。

リフトアップラッシュ

リフトラッシュアップは、地まつ毛を立ち上げながらキューティクルケアも同時にできる施術です。

まつ毛にはキューティクルと呼ばれるうろこ状の層になっている構造があります。キューティクルは汚れなどの外部からの刺激からまつ毛を守り、水分を調節してまつ毛の潤いを保つなど、さまざまな働きをしています。

リフトアップラッシュでは、まつ毛を上げながらこのキューティクルのケアをすることで、地まつ毛へのダメージをやわらげて保護し、まつ毛の健康とまつエクのもちを保つ効果が期待できます。

リフトアップラッシュのメリット

まつ毛のキューティクルをケアする効果があるので、まつエクのもちがよくなる可能性があります。また、自然なまつ毛の上がり具合を楽しむことができます。

どんな方に向いてるの?

アップワードラッシュやアップリフティングラッシュと同じくパーマ液を使わないでまつ毛をカールさせるのに加え、キューティクルケアもできるので、まつ毛へのダメージが気になる方にとくにおすすめです。

また、施術に制限はありませんが、どちらかというとまつ毛の太さが細め、普通の方に向いているとされています。

パリジェンヌラッシュリフト

パリジェンヌラッシュリフトは、日本人の目元に合わせて開発された技術です。まつ毛の根元だけを、日本人のまつ毛にもっとも適した角度といわれる80度に立ち上げ、パリジェンヌのように自然で健康的な美しい目元を作ります。

なお、パリジェンヌラッシュリフトについては別記事でも紹介していますので、あわせてご覧ください。
まつ毛パーマとパリジェンヌはどっちがいい?2つの特徴や違い、おすすめな人をまとめて紹介

パリジェンヌラッシュリフトのメリット

パリジェンヌラッシュリフトは、地まつ毛の根元だけを立ち上げるので、自然ながら最大限に長く見せ、まぶたのリフトアップ効果も期待できます。

従来のまつ毛パーマとは違いカールはかからないため、パリジェンヌラッシュリフト自体のデザイン性は高くなく、毛先までしっかりとカールさせたいというお客様にはあまり向いていません。しかしまつエクと併用することができ、その分ボリュームを出すなどでさまざまなデザインを楽しむことが可能です。

どんな方に向いてるの?

まつエクだと不自然に見えてしまう、派手になりすぎてしまうためまつエクの予定はないが、まつ毛をできるだけ長く見せたい、というお客様にとくにおすすめです。

下向きまつ毛を活かしたデザインを紹介

ラッシュ系の施術ではなく、現在の下向きまつ毛を活かしたいというお客様もいらっしゃるでしょう。そんな下向きまつ毛さんに提案したいデザインや施術について紹介します。

下向きまつ毛を活かすデザインとは?

下向きのまつ毛を美しく活かすには、下がっているまつ毛に不自然にまつエクを装着せず、目頭は控えめに、目尻に向かって長さを出すデザインがおすすめです。このとき、カールがあまり強くないものを選びましょう。

下向きまつ毛はパッチリとした印象にはなりませんが、やわらかで優しい雰囲気と大人っぽい色気が魅力です。

強めなカールをプラスするなら?

下向きまつ毛を活かしつつ強めなカールをプラスしたい場合には、DカールやCCカール、Uカールのようなカールの強いまつエクや、MカールやLカールのように根元から立ち上がるまつエクを施術してみてください。

下向きのまつ毛とカールの強いまつエクを合わせることで、目元の印象をがらりと変えることができます。

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お客様の好みや希望に合わせて提案できるようにしておこう!

下向きまつ毛のお客様は、瞳にまつ毛の影が落ち、目元が重い印象になりがち。アップワードラッシュやパリジェンヌラッシュなど、根元から立ち上げるラッシュ系の施術をおすすめし、パッチリと明るい印象の目元を演出しましょう。

ただし、お客様のなかには、下向きのまつ毛を活かしたデザインにしたいと希望する方もいらっしゃるでしょう。お客様の好みや要望に合わせて提案できるように、さまざまな施術の知識を学び実際に施術できるようにスキルを磨くなど、しっかりと準備しておきましょう。

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