美容師からアイリストに転身!得意を掛け合わせたインスタの投稿でイラストの副業も実現 アイリスト・永山未央さん

アイリストとして働きながらイラストレーターとしても活躍するのが「echelle 平塚店」に勤務する永山未央さん。2人のお子さんを育てながら好きなことをどんどん仕事にするパワフルな方です。さらに前職は美容師ということで、前編はアイリストに転身した理由やどのように生活が変わったかなどを伺います。

現在の働き方は興味のあることに突き進んだ結果だそう。時間の使い方以外にも体の負担が減り、充実した生活が送れているとお話する永山さん。アイリストを軸に、さまざまなことにチャレンジする姿をご紹介します。

今回、お話を伺ったのは…

アイリスト 永山未央さん

神奈川県大磯町出身。横浜fカレッジ卒業後、株式会社パナシェに入社し、美容師として約7年間勤務する。勤務先の店舗の閉店をきっかけに半年間別の美容室で勤務していたが、結婚を機に退社。妊娠・出産後はアイリストに転身し、現在は2人の子どもを育てながら「echelle 平塚店」に勤務する。アイリスト歴は約7年。さらに2022年の夏からは趣味で続けていたイラストが仕事につながり副業を開始。書籍「どんな夢も叶える神様の正体」の表紙、挿絵のイラスト担当、電子書籍「40代から苦しむ女輝く女」の表紙イラストを担当するなど活動の幅をひろげている。

インスタグラム

結婚、出産を機に美容師からアイリストに転身

サロンのメンバーとの一枚。みなさん楽しく働かれているとのこと

――元々美容師をされていたとのことで、アイリストに転身した理由を教えてください。

結婚、出産を機に美容師として勤めていたサロンを退職しました。仕事を再開すると決めたときに美容師として復帰しようかと悩んだんです。しかし美容師としてのブランクが気になったことと、アイリストの仕事に興味があり、新しい仕事に挑戦してみたいという思いからアイリストの道を選びました。当時は漠然と美容師よりアイリストのほうが時間の融通が効きそうだなと思っていたことも理由のひとつです。美容師歴は約7年、アイリストとしても今年で7年目になります。

――実際にアイリストとして働かれていかがですか?

今は自分で時間を決めて働けるのでとても充実した毎日を送っています。職種の問題というよりは今の会社が働きやすいというのがあるかもしれません。業務委託契約で割と自由にシフトが組めるので子どもの行事に合わせて休みが取れますし、逆に予定が空いているときは夜まで働くこともできます。私が勤めている「echelle」は美容師さんもいるのですが、時間の融通がきいて働きやすいと話しているのをよく耳にします。

職種を変えたことでの良かった点は体の負担が減ったこと。美容師は立ち仕事で体力的に厳しかったのですが、アイリストは基本的に座って施術を行うのでその点はかなり楽になりました。

――未経験からアイリストになられたとのことですがどのようにして技術を習得されたのですか?

最初に働いていたお店が未経験者歓迎の店舗で、先輩に教えてもらいながら技術を身につけていきました。それから講習会に参加するなど自分でも勉強をするように。興味のあることだったので技術を身につけることは苦にならず楽しかったですね

イラスト×アイリストどちらの強みも生かしてインスタグラムの注目度がUP

永山さんがインスタグラムに投稿しているまつ毛とイラストを掛け合わせた写真

――イラストのお仕事を始めたきっかけは?

サロンのお客さまのなかに本を出版される方がいらっしゃって、表紙のイラストを描いてほしいとご依頼していただいたのがきっかけです。もともと絵を描くことは好きで、それまでは趣味で続けていたんです。サロンのオーナーに「せっかくならインスタグラムで公開してみたら」と言っていただき投稿を始めたところ、サロン内でも私のイラストを見てくださるお客さまが増えてお仕事につながりました。そこからご紹介やインスタグラム経由、またサロンのお客さまからの依頼が入ってくるようになったんです。

――イラストもお仕事にすることで働き方は変わりましたか?

アイリストの仕事についてはとくに変わっていません。まだそこまでたくさんイラストの仕事が入っているわけではないので、夜仕事が終わった後に作業をしています。もともと趣味としても描いていましたし、自分の好きなことなので、負担が増えたというよりはストレス解消の好きな時間が仕事に変わったという感覚ですかね

――インスタグラムで投稿する際、たくさんの方に見ていただくためにどのような工夫をされているのですか?

イラストもまつ毛の投稿も誰が見てもわかりやすく、癖の強すぎないものにするように心掛けています。美容をテーマにイラストを描くことが多いので興味がない方でも目にとまる、ちょっと笑えるようなユーモアを交えることが大切。男女問わず多くの方に見ていただきたいですね

まつ毛の投稿については目元の写真にワンポイントイラストを入れて投稿しています。アイリストの写真はどれも同じような目元の写真になりがちなので、イラストが入ることでたくさんの投稿のなかでも印象に残りやすいと思います。また、マツエクやまつ毛の基礎知識などを漫画として描くと保存数がすごく増えるので、イラストとアイリストどちらの強みも生かせてうれしいですね

アイリストの仕事はキープしつつ、興味のあることには積極的にチャレンジ

サロンの商材のパッケージデザインを手掛けることも

――今後はどのような働き方をしていきたいとお考えですか?

アイリストの仕事も好きなので続けながらイラストの仕事も増やしていきたいと思っています。ちょうど下の子どもが今年から小学校に入って前より時間に余裕ができるようになったので、自分の時間を上手に使っていきたいですね。具体的にはイラストブログを定期的に投稿したり、表紙を担当させていただいた本の2巻目が出るそうなのでそちらにも注力したりしたいです。アイリストとしての仕事は減らしたくないので、体力をつけて今空いている時間をうまく使っていきたいと思います

また最近占いの勉強も始めたんです。同僚がやっているのを見て接客業で人とかかわる仕事なので、役に立ちそうだなと。占い師になりたいというわけではないので趣味の一環のようなものですが、こちらもイラストを交えながらインスタグラムで発信できたらいいなと思っています。


永山さんがアイリストとイラストレーターの仕事を両立させた3つのポイント

1.自身の生活リズムに合った職場で働く

2.アイリストとイラストレーターの強みを掛け合わせたインスタグラムの投稿を行う

3.興味のあることは積極的にチャレンジする

後編ではアイリストとしての集客方法や育児と本業、副業をこなす永山さんの時間の使い方について紹介します。自身のことを要領がいいほうではないとお話しする永山さん。だからこそ仕事と趣味、家庭、プライベートのメリハリをつけた時間の使い方を意識しているそうです。

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Salon Data

Eyelash&まつげパーマ echelle 平塚店
住所:神奈川県平塚市八重咲町18-25
TEL:0463-86-6093
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